職場での不倫はリスクだらけ…不倫がはじまるきっかけ&穏便に別れる方法
職場での出会いが恋愛や結婚につながることは珍しくないでしょう。
好きな仕事仲間と親密になれるのは幸せですが、2人が不倫関係ならいばらの道を歩むことになる可能性大です。
そもそも既婚者との恋愛はさまざまなリスクが伴うもの。
とくに社内の人に不倫がバレると大きなダメージを受けることは避けられません。
この記事では、職場不倫がはじまるきっかけや不倫相手と穏便に別れる方法を紹介します。
社内不倫がはじまるきっかけ
毎日顔を合わせていれば、たとえ相手が既婚者でも恋が芽生えることはあるものです。
まずは社内不倫がはじまるきっかけを見ていきましょう。
以下のシチュエーションは、不健全な関係に発展する可能性があるので要注意です。
同じ業務を担当する
同じ業務を担当すると、仲間意識が生まれます。
一緒に過ごす時間が長いため、仕事以外の話で意気投合することもあるでしょう。
担当業務が同じであれば、他部署の人と比べて接する機会がどうしても多くなります。
コミュニケーションを重ねるほど、相手の良い面に気づきやすくなるものです。
お互いが魅力的に見えてしまうと、不倫関係に発展することがあります。
仕事の相談をする・受ける
仕事の相談をしたり、悩みを打ち明けられたりすることがきっかけで、社内不倫がはじまるパターンもあります。
たとえば女性社員が既婚男性に仕事の相談をした際、丁寧にアドバイスしてもらえると頼りがいを感じるものです。
女性は優秀な遺伝子を求める傾向があるので、高い判断力や分析力を見せつけられると一気に惹かれることがあります。
また、既婚男性は女性に仕事の相談をされると、頼りにされていることが嬉しくなるでしょう。
庇護欲が刺激されて、不倫願望が芽生えてしまうことがあるのです。
2人で残業する
残業で2人きりになると、会話が増えて親しくなることがあります。
息抜きにトークを楽しむことで、職場仲間を異性として意識してしまうかもしれません。
また、遅い時間まで仕事をしていれば、「お腹空かない?」と食事に誘う機会が生まれやすくなるもの。
退勤後も一緒にいることで、2人の関係が急接近する場合があるのです。
その気はなかったのに残業したことがきっかけで、社内不倫に陥るケースがあります。
飲み会の席が近い
社会人は歓送迎会や忘年会など、仕事仲間と飲み会をする機会があります。
飲みの席ではお酒の影響もあり、普段はしないプライベートな話で盛り上がって、一気に仲良くなることがあるものです。
理性を失うほど飲んでしまえば、魅力的な既婚者と一夜を過ごすことになりかねません。
社内不倫を避けたいのなら、飲み会の席は慎重に選びましょう。
出張や社員旅行で行動を共にする
既婚者にとって出張や社員旅行は、配偶者に疑われることなく堂々と外泊できます。
羽を伸ばして開放的な気分になりやすいときに、日頃から好感を持っている独身の社員と行動を共にすれば、つい誘惑したくなるかもしれません。
いつもとは違うお互いの態度が、不倫関係に陥るきっかけとなるケースがあります。
職場で不倫する際のリスク
仕事仲間と恋愛するのは悪いことではありませんが、相手が既婚者なら話は別です。
不健全な関係を築いてしまうと、のちに大きなダメージを負う可能性があります。
ここからは、職場で不倫する際のリスクをチェックしていきましょう。
仕事仲間からの信頼を失う
社内不倫が仕事仲間にバレると職場での信頼はガタ落ちします。
非道徳的な行為に手を染められる不誠実な人として見られることは免れません。
周囲の人から冷たい視線を送られれば、職場に居づらくなってしまいます。
不倫のせいで転職を検討せざるを得なくなる可能性があるのです。
慰謝料請求を受ける可能性がある
不倫相手の配偶者は被害者なので、弁護士を通して慰謝料を請求する権利があります。
不健全な関係にある男女それぞれに、支払う義務が生じることを覚えておきましょう。
慰謝料の相場は数十万円〜300万円といわれており、不倫が原因で別居や離婚することになれば金額は高くなります。
罪悪感に苛まれる
不倫すると相手の家族を傷つけていることへの罪悪感に苛まれるでしょう。
既婚者にパートナーや子供から電話がかかってくるたび、胸が苦しくなるはずです。
一緒にいても常に罪の意識がつきまとうため、幸せになれるはずがありません。
悪いことをしているという思いから、うつ気味になる人もいるでしょう。
会社から不当な処分を下される
不倫はプライベートな問題とはいえ、会社にバレれば懲戒処分を受ける可能性があります。
原則として社内不倫は、懲戒解雇の正当な理由とはなりません。
万が一、懲戒解雇処分を受けたら争うことができますが、泥沼化は避けられないでしょう。
解雇ではなく異動になったり、出世の道が断たれたりすることも十分考えられます。
社内不倫がバレれば、結果として退職に追い込まれてしまうリスクがあるのです。
職場での不倫がバレる原因
うまく隠しているつもりでも、社内不倫を隠し通すのは難しいものです。
続いては、職場での不倫がバレる原因を紹介していきます。
2人でいるところを何度か目撃される
職場以外の場所で、2人が一緒にいるところを何度も目撃されれば、「あの2人は怪しい」と瞬く間に噂が広がるでしょう。
業務中も奇異の目に晒される可能性があります。
とくに休日に目撃されれば、仕事を言い訳にできません。
イチャイチャしているところをカメラで撮られたら、不倫の動かぬ証拠となるでしょう。
仕事仲間に恋愛相談をする
仕事仲間に恋愛相談をしたことがきっかけで不倫がバレることもあります。
信頼できると思った相手が必ずしも内緒にしてくれるとは限りません。
人は「秘密にしてね」と言われるほど、話したくなってしまう心理傾向があります。
自分の不用心な行為が、社内の人にバレる原因となることがあるのです。
同じ日に有給休暇を取得する
同じ日に有給休暇を取得することで不倫がバレるケースもあります。
普段から仲良さそうな2人が一緒に有給を取得すれば、旅行にでも行ったのではないかと疑われてしまうのも当然です。
1度ならともかく、何回も続けば確実に疑われます。
業務中も周囲の人にマークされてしまうため、不倫を隠し通すのが困難になるのです。
職場の不倫相手と穏便に別れる方法
社内不倫はリスクが大きすぎるので、なるべく早く別れを決断したほうがよいでしょう。
しかし相手に別れる気がなければ、泥沼化してしまうかもしれません。
最後に職場の不倫相手と穏便に別れる方法を紹介します。
別れを切り出すときは理由を伝える
職場の不倫相手に別れを切り出すときは、丁寧に理由を伝えましょう。
何も言わずに終止符を打とうとしても、相手は納得してくれません。
きちんと理由を伝えたら、スムーズに同意してくれる可能性があります。
また、社内不倫の場合はバレると退職に追い込まれる恐れがあるため、「お互いのために別れたい」と言うのもよいでしょう。
穏便に別れたいのなら、相手が納得するまで何度も話し合いを重ねることが大切です。
異動願いを出して物理的距離を置く
不倫相手が同じ部署の場合、毎日顔を合わせなくてはなりません。
コミュニケーションを避けることができないので、別れ話をしても相手は気持ちを整理するタイミングがつかめないでしょう。
同じ部署にいるとズルズルと関係が続いてしまう恐れがあるため、異動願いを出して物理的距離を置くのがおすすめです。
接する機会をグッと減らせば、気持ちが冷めたり自然消滅したりする可能性があります。
肉体関係を持たない
別れると決めたら、不倫相手と肉体関係を持たないことがポイントです。
体目当てで不倫する人は少なくありません。
ヤリモクならセックスの誘いを拒否すれば、不倫を続ける意味がないと思うはずです。
連絡やデートすることがなくなり、スムーズに別れられるでしょう。
転職をする
なかなか不倫相手と別れられそうにないときは、最終手段として転職を検討しましょう。
職場が変われば、既婚者と顔を合わせずにすみます。
接点をなくすことで、完全に関係を断つことができるはずです。
転職は簡単にできませんが、このまま関係を続ければ悲惨な末路をたどると思えば、勇敢な決断を下せるかもしれません。
職場での不倫は一刻も早くやめるのが吉!
職場での不倫がバレると、これまで積み上げてきた実績を台無しにする恐れがあります。
信頼と昇進の可能性を失い、相手の配偶者から慰謝料請求を受けるかもしれません。
間違いなくリスクが高い行為ですから、社内不倫は一刻も早くやめるべきです。
不健全な関係を続けても幸せな結末は訪れません。
周りの人に知られる前に不倫関係を精算して、平穏な日常を取り戻しましょう。
- 社内不倫がはじまるきっかけとして、「同じ業務を担当する」「仕事の相談をする・受ける」「2人で残業する」「飲み会の席が近い」などが挙げられる
- 職場で不倫すると、「仕事仲間からの信頼を失う」「慰謝料請求を受ける可能性がある」「罪悪感に苛まれる」といったリスクがある
- 職場での不倫がバレる原因には、「2人でいるところを何度か目撃される」「仕事仲間に恋愛相談をする」「同じ日に有給休暇を取得する」などがある
- 職場の不倫相手と穏便に別れるには、異動願いを出して物理的距離を置いたり、性交渉を拒否したりするのがポイント