3高がモテる時代は終わった!現代女性が結婚相手に求める男性は「4低」
高学歴・高収入・高身長の「3高」がモテる時代は終わり、今の時代は「4低」の条件が揃った男性が結婚相手として注目を集めています。
現代女性が求める「4低」とは、どんな理想の条件なのでしょうか。
この記事では、時代で変わる結婚相手の条件や3高を超えた婚活基準、現代女性が求める「4低」について詳しく解説します。
恋活・婚活中の男性は、ぜひ参考にしてくださいね!
Contents
「3高」とは?時代で変わる結婚相手の条件
独身女性が求める結婚相手への条件は、「3高」「3C」「3平」と時代とともに変化しています。
これまでの結婚相手の条件をチェックしてみましょう。
バブル全盛期に流行した「3高男子」
1980年代後半から1990年代初めのバブル全盛期の頃、周りよりも質の高い暮らしができて、見栄を張れる男性と結婚したいと思う女性が多かったようです。
そのため、この時代の女性が求める結婚相手は、
・高学歴
・高収入
・高身長
という3つの条件が揃った「3高男子」が人気でした。
「3高」はその時代を表す流行語にも選ばれ、「3K男子」と呼ばれることもあります。
バブル崩壊後は「3C男子」
バブル崩壊後になると、女性が求める結婚相手は、
・comfortable「快適な→十分な給料(年収700万円以上)」
・communicative「理解しあえる→階層が同じかちょっと上」
・cooperative「協調的→家事を進んでやってくれる」
という3つの条件が揃った「3C男子」が求められるようになります。
心理学者・小倉千加子さんの著書「結婚の条件(2003)」で提唱された言葉で、英語の頭文字をとって「3C」と呼んでいます。
この時代は、女性の社会進出が進み、質の高い暮らしより快適な暮らしをすることが重要と考える人たちが多くなりました。
そのことから、生活水準を落とさず価値観が同じで協調性のある男性が、理想の結婚相手として人気だったようです。
2010年代は「3平男子」が人気
2010年代になると、女性が求める結婚相手は、
・平均的な年収
・平凡な外見
・平穏な性格
という「3平男子」が人気になります。
女性問題などの心配やストレスを感じたくないという女性が増えたことから、男性の年収や容姿を重視するよりも、安定した生活ができる男性が求められるようになったようです。
今はモテない?3高を超えた婚活基準とは?
女性の結婚観の変化から、高学歴・高収入・高身長の「3高」を重視している女性は少なくなっています。
3高を超える婚活基準についてチェックしてみましょう。
婚活基準は3高よりも「○○しない男子」
女性が理想とする結婚条件は、時代によって変化しています。
これまでの時代の男性は、優れている点を求められることが多くありました。
ですが、現代の女性は「これだけはしないでほしい」という条件を挙げる人が多いようです。
具体的には、
・暴力をしない
・借金をしない
・浮気をしない
・ギャンブルをしない
・煙草を吸わない
など、「○○しない男子」が人気です。
たとえば、これまでは、男らしくワイルドな印象のある男性が魅力的とされていました。
しかし、現代の女性は、男らしくなくていいかわりに暴力をしない男性がいいと考えている人が多いとか。
人生を失敗したくない、結婚生活でストレスを溜めたくない、穏やかに暮らしたいという思いから、「○○しない男子」が求められているようです。
優しくて清潔感のある男性が人気に
現代の女性が求める男性像を見てみると、性格的に優しくて気遣いができる男性が人気です。
また、価値観が合う男性や清潔感のある男性も、パートナーとして人気が高いです。
学歴や収入、容姿にこだわる人は少なく、最低限安定した結婚生活がしたいと考えている傾向があります。
イケメンじゃないからモテないと思っている男性は、性格や安定力で勝負してみましょう!
現代女性が求めるのは「4低」に変化!?
現代女性が求める結婚条件は「4低」といわれています。
現代女性にはどんな男たちがモテるのか、それぞれの特徴を見てみましょう。
「4低」とは?
女性が男性に求めるものは「高」から「低」へと変わり、現代では4つの「低」を兼ね備えた男性が理想の結婚相手といわれています。
それぞれの条件について詳しく解説します。
低姿勢
女性に対して偉そうにしたり威張ったりしている男性には、男尊女卑の雰囲気を感じて嫌がる女性が多くなっています。
そのため、威張るような態度をとらない「低姿勢」の男性が人気です。
低姿勢といっても弱々しいイメージではなく、対等な関係性でいられる男性が理想とされています。
ひと昔前までは男らしいと思われていた態度でも、現代女性にとっては一気に気持ちが冷めるポイントになってしまうことも。
たとえば、彼女の名前を呼ばずに「お前」と呼ぶのは、多くの女性が見下されていると感じるようです。
自分では男らしさをアピールしているつもりでも、女性が失礼と感じる言動をとってしまうと恋愛対象から外されてしまうかもしれません。
女性には思いやりをもち、男女平等を意識して接するのがおすすめです。
低依存
昔は男性が仕事で稼ぎ、女性は家庭を守るのが役割とされていました。
近年では、結婚しても仕事を続ける女性が増えたことから、共働きが当たり前になっています。
しかし、共働きになっても家事や子育ては妻の役目と思っている男性はいるため、協力的ではない男性に苦労している女性は多いようです。
そのため、女性にばかり頼らず、家事や子育ての役割分担ができる「低依存」の男性を、現代女性は求めるようになっています。
低リスク
現代女性が理想とする結婚条件の3つ目は、リストラにあう心配のない「低リスク」な男性であることです。
「3高」が結婚条件だったバブル時代は就職してしまえば生涯安泰と考えられていて、その分男性には高収入であることが求められていました。
現代は定年まで安心して暮らせる時代ではなくなってきたことから、収入よりも将来の不安が少ない堅実的な職業であることが重要なようです。
しかし、女性が安定した職業についているケースもあり、自分に経済力があって将来の不安が少ない場合は、男性に「低リスク」を求めない女性もいます。
低燃費
4つ目の理想の結婚条件は、無駄なお金を使わない「低燃費」の男性です。
こだわりの強い男性だと、趣味のためにたくさんお金をかけてしまうことがありますよね。
特に、車やギャンブル、外食や飲み歩きなどは、こだわるとお金がかかりがち。
節度を持って楽しんでいるならいいですが、多趣味だったり貯蓄よりも趣味を優先していたりする男性は結婚相手として不安を感じてしまいます。
高級ファッションに身を包み、高級車を乗り回す男性が人気だった時代もありますが、現代女性からするとただの浪費家に見えてしまうことも。
安定した生活を求める現代女性にとって、魅力的に感じるのは見栄を張らずに堅実な暮らしができる男性のようです。
「3強」とは?
「4低」からさらに、「3強」へと結婚条件は変化し続けており、生活・不景気・身体の3つが強い「3強」が理想の結婚条件といわれています。
【生活力が強い】
4低にあった「低依存」と同じような条件で、自分のことは自分でできる生活力の強い男性を意味しています。
女性に頼らず、家事や子育てがこなせる自立した男性が求められているのでしょう。
【不景気に強い】
4低の「低リスク」と同じように、仕事が安定していて景気に左右されない「不景気に強い」男性が求められています。
また、たとえ仕事がうまくいかなくなっても、すぐに立ち直り別の稼ぐ手段を考えられる強さを持つ男性という意味も含まれています。
結婚生活では経済力が重要になるため、安心して一緒に生きていける男性に独身女性は魅力を感じるようです。
【身体が強い】
長い結婚生活を一緒に生きていく上では、身体の健康も大事です。
「草食系男子」のような繊細なタイプの男性がトレンドになっていましたが、結婚するなら健康的でストレスにも負けない「身体が強い」男性が求められています。
家庭を守り、忙しい日々も難なくこなせる健康的な男性は、女性にとって頼り甲斐があります。
モテる男性になるには、きちんと自己管理をして、現代のストレス社会を生き抜くタフな心を持つことが大事なのかもしれません。
女性の社会進出によって求める男性像にも変化が…!互いに対等な関係を築ける恋人を見つけましょう
時代の流れに合わせて、独身女性が結婚相手に求める条件も変化しています。
コロコロと変わっていく条件についていけない…と感じる男性もいるかもしれませんね。
しかし、理想としている結婚条件を理解することで、今の時代の女性が男性に何を求めているのかを把握できます。
現代の女性は対等な関係を築ける相手を求めている傾向があるので、ぜひ今回解説した内容を参考に恋活・婚活のアピールポイントに役立ててくださいね!