押してダメなら引いてみろ！男心を掴む実践方法や成功しやすいパターンも

恋愛はアプローチしなければ始まりませんが、押しまくってもうまくいくとは限らないのがつらいところです。

「押してダメなら引いてみろ」とよくいわれますが、実際にはどのような駆け引きをすればよいのでしょうか。

今回の記事では、男心を掴む恋の駆け引きの実践方法や、成功しやすいパターンについて解説します。

「押してダメなら引いてみろ」に効果はある？

押してダメなら引いてみろという行動は、人がギャップに弱いという点を考えると、効果がないとは言い切れません。

押しているときと引いたときの落差が大きければ大きいほど、そのインパクトは強くなるのです。

また相手のアプローチが中途半端なところで途絶えると「どうしたんだろう」と気になってしまいますよね。

これは、人は完成されたものよりも中断されたものにより惹かれる傾向があるからです。

つまり、強く押してから途中で急に引くと、二つの心理効果が相まって相手の気を引けるかもしれないのです。

必ずそうなるとは言い切れませんが、効果的な場合が多いといえるでしょう。

「押してダメなら引いてみろ」の実践方法

恋の駆け引きがうまくいけば相手を振り向かせられるかもしれません。

ここでは、「押してダメなら引いてみろ」の実践方法を見ていきましょう。

話しかけたり連絡したりしない

押しても反応が今一つなら、一旦話しかけたり連絡したりしないようにしましょう。

ずっとアプローチしてきた異性からの連絡が急に途絶えると、相手は「どうしたんだろう？」気になるはずです。

この場合、事情を知りたくて相手の方から声をかけてくる可能性もあるので、相手がいつでも気軽に連絡できる状況を作っておきましょう。

事情がわからない上に連絡の取りようもないのでは、こちらが避けていると誤解されてしまうかもしれません。

いつでも会えるよう時間を合わせたり、近場にいられるようにしたり、連絡を絶つ前に相手がコンタクトを取りやすい環境を整えておきましょう。

返信のペースを落とす

連絡を完全に絶ってしまうのが不安なら、LINEやメールで返信のペースを落としてみるといいでしょう。

好きな人のメッセージにはすぐに返信したいものですが、ここはじっと我慢して少し間を開けることです。

これまですぐに届いていたメッセージが来なくなると相手は不思議に思うでしょう。

これをきっかけに、これまでとは違う目で見てくれるようになるかもしれません。

会わない時間を作る

頻繁に顔を合わせる相手なら、会わない時間を作るのも手です。

いつも会う人と急に会えなくなると、これまでの当たり前は当たり前でなくなります。

そのとき、2人の関係を改めて考えることになるかもしれません。

会えなくて寂しいと思ってくれれば、2人の関係は大きく変わっていくはずです。

素っ気ない態度を取る

熱烈なアプローチが続くと、押す側と押される側とで役割が決まってしまうこともあります。

押される側は今日もまたアプローチされるに決まっていると思い込んでしまうわけです。

この関係性を変えるために、いつもとは違う素っ気ない態度を取ってみましょう。

とはいえ、いきなり冷たい態度を取れば、相手を不快にさせてしまいます。

柔和な笑顔を浮かべつつアプローチを控えれば、相手を戸惑わせられるでしょう。

忙しそうにする

突然距離を置いたり態度を変えたりするのに抵抗があるようなら、まずは忙しそうにしてみるといいでしょう。

「忙しい」を口実に連絡の回数を減らしたり、会わないようにしたりするわけですね。

忙しいという理由があれば、相手も不快に思うことはないでしょうし、アプローチが急に途絶えることで寂しいと思ってくれるかもしれません。

会えない時間が相手の意識をこちらに向けてくれることを期待しましょう。

諦めたフリをする

イチかバチかの賭けになりますが、諦めたフリをするという手もあります。

アプローチをやめて「もう諦める」と伝え、片思いの終了宣言をするわけですね。

本当にそのまま終わってしまう可能性もないわけではありませんが、関係が終わることに相手が寂しさを感じるかもしれません。

終わりを告げられて初めてこれまで意識しなかった自分の気持ちに気づく可能性もあります。

もしまだ好意がなかったとしても、これで終わりとなると急に惜しくなるものです。

諦め宣言をしたときから相手が本気で意識し出すこともありえるので、宣言した後は相手の反応を注意深く観察しましょう。

「押してダメなら引いてみろ」が成功しやすいパターン

恋愛テクニックはいろいろありますが、駆け引きがうまくいくシチュエーションはあるのでしょうか。

ここでは、「押してダメなら引いてみろ」が成功しやすいパターンについて解説します。

相手も自分に好意を持っている

当然のことながら両片思いの状態であれば「押してダメながら引いてみろ」はうまくいきます。

脈ありサインが出ているものの相手の気持ちに確信が持てないときには、駆け引きで相手の気持ちを引き出せるでしょう。

特に相手が奥手の場合、一方的にアプローチしているだけでは相手の本心はなかなかわかりにくいものです。

駆け引きで相手の気持ちがわかれば、2人の距離を縮められるでしょう。

恋愛テクを使われていることに嫌悪感がない

恋の駆け引きを嫌う人もいないわけではありません。

「押してダメなら引いてみろ」はよく知られた王道テクニックですから、相手が駆け引き嫌いなら逆効果になる可能性大です。

しかし、相手が恋愛テクを使われていることに嫌悪感がないのであれば、それなりの効果は期待できるでしょう。

一方的にアプローチしすぎたという自覚がある

「押してダメなら引いてみろ」というテクニックは「押す」と「引く」のギャップが大きければ大きいほど効果があります。

それだけにさほど押してもいないうちから引くテクニックを駆使しても、あまり意味はありません。

一方的にアプローチしすぎたという自覚がある場合は、ギャップもそれなりに大きいはずですから、成功しやすいといえるでしょう。

しかし、だからといって最初に猛プッシュしてから引けばいいということではありません。

行き過ぎたアプローチで相手に完全に嫌われてしまえば、どれだけギャップがあろうと挽回するのは難しいものです。

駆け引き以前に、アプローチするなら相手の迷惑にならないよう心がけましょう。

「押してダメなら引いてみろ」を実践するときの注意点

恋の駆け引きを用いるときには、どのような点に気を付ければよいのでしょうか。

最後に「押してダメなら引いてみろ」を実践するときの注意点を紹介します。

相手を振り回しすぎない

「押してダメなら引いてみろ」はあくまでテクニックです。

押し過ぎた時に挽回するための方法に過ぎませんから、相手を振り回しすぎないよう気を付けましょう。

確かに人間心理を考えると効果は期待できるかもしれませんが、相手の気持ちを揺さぶる方法だけに、決して心地よいものではありません。

使うときには相手の不安を最小限に留めるよう心がけてくださいね。

相手が押してきたら返す

「押してダメなら引いてみろ」を実践するとき、いつまで引いていればいいのか迷う人もいるでしょう。

タイミングとしては、相手が押してきたら返すのが基本です。

たとえばそっけない態度を取ったとき、相手の方から声をかけてきたらそこで引くのは終了になります。

相手がアクションを起こしているにもかかわらずに引いた態度を続ければ、嫌われたと相手に誤解されてしまうので要注意です。

両想いになるために引くのですから、相手が歩み寄ってきたら引くのをやめて温かく受け入れましょう。

誤解を招くような行動は控える

「押してダメなら引いてみろ」は意外と高度なテクニックです。

引き方や返し方を間違えると、相手に勘違いされてしまう可能性もあります。

誤解を招くような行動は控えるよう心がけましょう。

冷たくし過ぎたり、相手の連絡を無視し続けたりすれば、もう好きではなくなったのだと相手に思われてしまいます。

また、お互い同じ職場であれば「仕事が忙しい」という口実は通用しないでしょう。

セオリー通りに振る舞ったところで、自分たちの状況に合わなければ誤解の素になってしまいます。

心理テクニックはお互いの状況や性格によって思いがけない結果を招くこともあるため、よく考えて慎重に取り組みましょう。

引く期間は短めにする

押した後の「引く」状態はあくまでイレギュラー状態です。

これまで押してきた人が急に引くから、相手が疑問を抱き、こちらに関心を向けるわけで、長引けば「諦めたんだな」と納得されてしまいます。

そうなれば相手の関心を引きつけておくことはできませんから、引く期間は短めにしましょう。

できれば数日、長くても2週間程度に留めておくのがおすすめです。

相手が返してこなくても、いったん引くのをやめて以前と同じように押してから、また短期間引くといいでしょう。

以前と同じように接することで好きな気持ちが変わっていないことを伝えられますし、再び引くことで相手の関心を再度引きつけられます。

「押してダメなら引いてみろ」は効果てきめんな場合も！ただしやりすぎには注意して

好きな人にアプローチしてもがうまくいかないときは、恋の駆け引きを試してみましょう。

なかでも「押してダメなら引いてみろ」は効果てきめんな場合もあります。

全ての人に使えるわけではありませんが、成功しやすいパターンもありますから、2人の性格や状況をチェックしてみるといいでしょう。

ただし、やりすぎには注意が必要です。

駆け引きは相手の気持ちを揺さぶり、こちらに意識を向けさせる方法ですから、やり過ぎると相手を振り回すことになりかねません。

相手の気持ちを試すことでもありますし、試されるのが嫌いな人もいます。

最後の手段として、ここぞという時に使うようにしてくださいね。