恋愛において「執着とは」執着してしまう人の特徴や断ち切る方法を紹介

終わったはずの恋が忘れられない…
元彼や元カノのことをいつまでも引きずってしまう…
なんて経験は誰にでもあることです。
しかし、恋愛への執着も度が過ぎると自分や相手が苦しむことになりかねません。
そこで今回の記事では、恋愛において「執着」してしまう人の特徴と断ち切るための方法を紹介していきます。
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恋愛において「執着とは」
「執着」とは、ある一定の物事にとらわれて離れることができない心の状態を意味します。
では、恋愛における執着とは一体なんなのでしょうか。
たとえば、元彼や元カノのことがいつまでも忘れられず動向を探ってしまう、脈のない相手なのに片思いを続けてしまう、といった状況は「執着」だといえるでしょう。
執着と愛の違い
恋愛における「執着」の定義を見て、一途なだけでは?と思った人もいると思います。
たしかに一人の相手をずっと思い続けるのは愛情ゆえだと考えられるかもしれません。
それが本当に愛であれば相手が自分以外の人と付き合ったとしても、幸せを願うことができるでしょう。
しかし、それが執着の場合は「相手と自分」にこだわってしまうため、他の人と幸せになることが許せません。
これは、執着が「過去に相手から受けた傷をどうにかしたい」という気持ちが根底にあるからです。
自分を振った責任を取ってほしい、昔のような幸せな時間を取り戻したいなど、相手が好きだからというよりは、傷つけてきた相手を通じて自分を取り戻したいのが執着であり、愛とは異なる気持ちであることは理解しておいたほうが良いでしょう。
恋愛に執着したことはある?
恋愛における「執着」はどのくらいの頻度で起こりうるのか、成人男女200人へのアンケート調査によれば、恋愛に執着したことが「ある」という人は56%、半数以上もの男女が執着心を持った経験があることがわかりました。
執着は場合によっては相手に恐怖心を与える危険性があります。
とはいえ、誰もが持ちうる可能性のある執着心、誰かを傷つけたり自分が苦しんだりする前に上手に手放すことが必要でしょう。
恋愛に執着してしまう人の特徴
恋愛に執着してしまう人は、以下のような共通した特徴を持っています。
自己肯定感が低い
恋愛に執着する人は自己肯定感が低いことが多いです。
自分に自信がないため、そんな自分を好きになってくれた相手は貴重であり、つい相手に執着してしまうのです。
また、愛されたい・認められたいという気持ちも強く、そのため一度愛してくれた相手を手放したくない気持ちが強くなってしまいます。
趣味・友人関係が乏しい
趣味や友人関係が乏しいのも、恋愛に執着してしまう人の特徴です。
そもそも、趣味や友人など恋愛以外の楽しみや交友関係があれば、恋愛だけに執着せずにすむでしょう。
しかし、これといった趣味もない、友人もいない、となれば恋愛相手への依存が強くなり相手がこの世のすべてになってしまうのです。
過去を引きずっている
恋愛に執着するタイプの人は、過去を引きずりがちです。
恋愛以外でも昔の失敗や嫌な思い出を忘れられないなど、今現在に全く関係のないことでも思い出してはくよくよしてしまうのです。
そうした性格ゆえに、失敗した恋愛に関してもなかなか過去のこととして割り切れません。
物を手放すのも苦手
恋愛への執着が強い人は、物を手放すことも苦手です。
物は過去の自分が投影されたものであり、それらを捨てることに恐怖心を抱きます。
物にせよ人間関係にせよ、バッサリと切り捨てることができないためいつまでも拘泥(こうでい)してしまいがちです。
ネガティブ感情が強い
ネガティブな感情が強いのも、恋愛に執着してしまう人の特徴です。
このタイプは何でも後ろ向きに捉えてしまい、ポジティブに考えることができません。
失恋や片思いはよくあることなのに、必要以上に悲観的に受け止め、より執着が強くなってしまうのです。
しつこい性格をしている
恋愛に執着する人はしつこい性格をしています。
一つのことが気になると気が済むまで調べてしまう、それが生身の人間であってもSNSを必要以上にチェックするなど、そのことしか見えなくなってしまいます。
ゆえに、一度好きになった相手のことも簡単に諦められないのです。
心が満たされていない
恋愛に執着する人は、常に心が満たされていません。
そもそも自分に強いコンプレックスを抱いている、幼い頃から他人より損している気持ちがあるなど、どこかに満たされなさを抱えてきた人は執着心が強くなりがちです。
自分は満たされていない、もっと愛されたいという気持ちが、恋愛への執着とつながってしまうのは想像に難くありません。
恋愛に対しての執着を断ち切る方法
恋愛に振り回されず自分らしく生きるには、間違った執着を捨てることが必要です。
そこで、恋愛に対しての執着を断ち切るための方法を紹介していきます。
自分から連絡はしない
相手に執着しているな…と感じたら、第一のステップとして自分から連絡することを止めてみましょう。
連絡しても思ったような反応がなければ、より相手への執着心が強くなってしまいます。
自分から連絡することを止めれば、相手のことをあれこれと考えて不安になる時間を減らすことができるでしょう。
連絡が来ても続けようとしない
もし相手から連絡が来ても、無理に続けようとしてはいけません。
LINEや電話でも相手と同じようなテンションを心がけ、話を引き延ばそうとしないことが大事です。
しつこくしてしまうと、相手が引く可能性があることを忘れないようにしましょう。
自分の強みを見つける(つくる)
恋愛に執着する傾向が強いなら、自分の強みを見つけるようにしてください。
人生において恋愛だけがすべてではありません。
自分の得意なこと、好きなことだって十分財産になりえます。
自分の強みが見つからないというのなら、趣味をつくったり資格勉強をしたりして自信をつけることをおすすめします。
恋愛成功体験を思い出す
悪い意味で恋愛にのめり込んでしまうのは、恋愛が上手くいっていないという感覚に囚われているからです。
意識的に恋愛成功体験を思い出して、ポジティブな気持ちになることをおすすめします。
告白された、たくさんの人にモテたといった強力な体験じゃなくても大丈夫です。
好きな人とスムーズに話せたなど、ちょっとした嬉しい出来事をたくさん思い出すことで前向きな気持ちになることができるでしょう。
自分で物事を選択する
執着心の強い人は自分に自信がなく周囲に流されることが多いです。
そうしたことから卒業するためには、自分自身で物事を選択することを心がけてください。
主体性を持って選択することは自己肯定感をアップさせる第一歩です。
自分で判断できるようになれば、すこしづつ他人への執着心も弱まっていくでしょう。
元カレ・元カノへの執着を断ち切って新たな恋を始めよう!
いくら思いが強くても過去に執着していては、自分自身を苦しめ前に進むことはできません。
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執着とは愛情と異なる感情なので勘違いしないようにしよう!
どんな人でも恋愛に対して執着してしまうのは、ある程度仕方のないことです。
しかし、そうした執着心に縛られるのは自分にとってもよくありません。
執着の根底には自信のなさや傷つけられたという被害者意識が隠れていることも多いです。
まずは、なぜそんなに恋愛に執着してしまっているのか、自分の気持ちを冷静に見つめなおしてみることをおすすめします。
新しい恋愛に踏み出すためにも、終わってしまった恋愛への執着心は捨てて自分軸で生きることを目指してくださいね。
- 恋愛における執着とは、終わった恋愛や脈のない相手への気持ちをいつまでも断ち切れないこと
- 56%の男女が恋愛に執着した経験がある
- 恋愛に執着してしまう人は、自己肯定感が低い、趣味・友人関係が乏しい、ネガティブな感情が強いといった特徴を持っている
- 恋愛への執着を断ち切りたいのなら、自分で物事を判断するよう心がけ自分中心に生きることが大事