好きじゃない人と付き合うのはなぜ？理由やメリット・デメリットを紹介

恋愛は好き同士でするものと考えている人は多いですが、なかには好きじゃない人と付き合っている人もいます。

どうして好きじゃない人と付き合うのでしょうか。

今回は、成人男女200人を対象に実施した『好きじゃない人と付き合った経験』に関するアンケート調査結果と、好きじゃない人と付き合うメリット・デメリット・ポイントを詳しく解説します。

好きじゃない人と付き合った経験はある？

成人男女200人に好きじゃない人と付き合った経験があるか質問したところ、「ある」と回答した人は49人でした。

男女の割合を見てみると、男性は男性4割、女性は1割の人が経験していることがわかります。

一方、「ない」と回答した人は151人で、男性は6割、女性は9割を占めています。

好きじゃない人と付き合ったことがない人の方が多数派ですが、経験した人も一定数いることから、好きじゃない人と付き合うのは珍しいことではないようです。

好きじゃない人と付き合った理由は？

好きじゃない人と付き合うのには、さまざまな理由があるようです。

ここでは、好きじゃない人と付き合った理由についての回答を紹介します。

他に好きな人がいなかったから

好きじゃない人と付き合った理由には、「他に好きな人がいなかったから」というものがあります。

恋愛感情はなくても、「とりあえず付き合ってみようかな」と軽い気持ちで受け入れることがあるのです。

とくに、恋人が欲しいと思っているときなら、告白を受け入れやすいかもしれませんね。

断れなかったから

何度も告白してきたり、「好きじゃなくてもいい」と言われたりするなど、相手に強引にアプローチされたことをきっかけに、好きじゃない人と付き合うこともあります。

周りに協力してもらってアプローチされたり、お付き合いすることを必死でお願いされたりして、雰囲気に呑まれて付き合ってしまう人もいるようです。

付き合ってから好きになるかもしれないから

相手のことを好きでなくても、自分の気持ちがこれから変化する可能性を考えて付き合う人もいるようです。

「付き合い始めはそれほど好きじゃなかったけど、一緒にいるうちにどんどん好きになった」というパターンはよくあります。

相手の人柄が良かったり、一緒にいて楽しかったりして少しでも好感を持っている場合、「好きになれるかもしれない」と期待することもあるでしょう。

恋愛経験を増やしたかったから

好きじゃない人と付き合う理由には、恋愛経験を増やしたかったからというものもあります。

恋愛に対して大きなこだわりがなければ、「好きになってくれた人がいるなら、とりあえず付き合ってみよう」と思うこともあるでしょう。

いろいろな人と付き合うことで視野が広がり、自分自身の成長にもつながるため、経験値を上げる目的で交際する人も一定数存在するのです。

寂しさを埋めるため

恋人がいない寂しさを埋めるために、好きじゃない人と付き合う人も多いようです。

告白して振られたばかりのときや、失恋から立ち直れていないときは、1人の寂しさを感じやすい傾向にあります。

そのため、好きじゃない人でもついつい受け入れてしまうということもあるでしょう。

また、クリスマスやバレンタインデー、誕生日などのイベントが近くなると、恋人がいないことに寂しさを感じがちになります。

タイミングよく異性からアプローチされれば、付き合いたいと思うかもしれませんね。

好きじゃない人と付き合うメリット

ここでは、好きじゃない人と付き合うメリットを3つ紹介します。

愛されていることを実感できる

相手から好意を持たれて付き合うと、愛されていることを実感できるというメリットがあります。

相手から優しくされたり大切にされたりするので、安心感や充実感を得られるでしょう。

愛されている実感があると幸せを感じられ、自己肯定感も高まります。

そのため、「自分に自信が持てるようになる」「どんなこともポジティブに考えられるようになる」といったメリットもあります。

自分らしい恋愛ができる

自分が好きな気持ちが強い恋愛だと、相手の浮気を心配したり、自分が愛されているか不安になったりすることが多く、ストレスが溜まりやすいです。

相手に合わせようと頑張りすぎてしまい、自然体で付き合えないケースもあります。

一方、それほど好きじゃない人なら余計な心配や不安を感じずに、落ち着いて自分らしい恋愛ができるでしょう。

ドキドキ感は少ないかもしれませんが、友達のような関係性を築ける相手を求める人には向いているかもしれません。

恋愛経験が増える

好きじゃない人と付き合うと恋愛経験が増え、いろいろな人の価値観を知ることができます。

いつも似たようなタイプの人と付き合うことが多い人は、違うタイプの人と交際することで新しい発見があり、本当に相性の良い相手がわかるかもしれません。

別れることになっても、好きじゃない人との恋愛を通じて学べることがあれば、今後の恋活・婚活に活かせるでしょう。

好きじゃない人と付き合うデメリット

ここでは、好きじゃない人と付き合うデメリットを紹介します。

時間を無駄にする可能性が高い

好きじゃない人と付き合うと、「時間を無駄にしている」と感じる可能性が高いです。

一緒にいても楽しくなかったり、得るものがなかったりすれば、「付き合わない方がよかった」と思ってしまうでしょう。

とくに、自分は乗り気ではなく、相手の気持ちや周りの空気を考えて付き合ってしまった場合、「時間がもったいない」と感じることが多い傾向にあります。

本命の相手が探しづらくなる

好きじゃなくても恋人ができると、周りから合コンや飲み会に誘われる機会が少なくなり、積極的に恋活・婚活をするのも難しくなります。

恋人がいることでチャンスを逃してしまいやすくなるため、本命の相手が探しづらくなることもあるでしょう。

相手を本気で好きになるつもりがなく、好きな人ができるまでの時間潰しとして付き合ってしまうと、「もっといい相手がいるのでは」と後悔することがあるかもしれません。

相手を傷つけるリスクがある

好きじゃない人と付き合うと、同じ温度差で好きな気持ちを返せないため、相手に寂しい思いをさせてしまう場合があります。

スキンシップへの抵抗感も出やすいため、相手に求められても受け入れられないこともあるでしょう。

相手が本気で好きでいてくれるほど、「好きじゃないのに付き合ったことで相手を傷つけてしまうリスク」があるのです。

好きじゃない人と付き合うときのポイント

好きじゃない人と付き合うときは、注意するべきポイントがあります。

ここでは、好きじゃない人と付き合うときのポイントを紹介します。

付き合うときに自分の気持ちをきちんと伝える

好きじゃない人と付き合うときは、自分の本当の気持ちをきちんと相手に伝えておくようにしましょう。

「まだはっきりと好きと言えないけど、前向きに考えている」ということを事前に伝えておけば、あとから相手を傷つけにくくなります。

トラブルを招く恐れがあるので、自分の気持ちを偽って付き合うのは避けた方が良いでしょう。

好きになれそうにないときは早めに別れる

好きになれないのにいつまでもダラダラと関係を続けると、お互いの時間を無駄にすることになります。

すると必然的に、新しい恋のチャンスを逃してしまうことにもなるでしょう。

付き合ってみて「好きになれそうにない」と思ったなら、早めに別れるのがおすすめです。

好きになる努力をする

付き合っている間は、相手を好きになる努力をすることが大切です。

相手の悪いところよりも、良いところに目を向けて、思いやりを持って接するようにしましょう。

相手を好きになるには、共通点を見つけることと、会う時間をたくさん作ることが大切です。

相手の話に興味を持ち、一緒にいる時間を楽しむようにすると、だんだん距離感が近づいて、恋愛感情が生まれやすくなってくる可能性があるでしょう。

付き合ってから好きになることもある！

好きじゃない人と付き合う人はけっして珍しいことではなく、付き合ってから好きになることも十分にあり得ます。

恋愛の「好き」ではなくても、好感が持てる相手なら、付き合ってから好きになれるケースもあるでしょう。

好きじゃない人にアプローチされたら、今回紹介したメリットやデメリット、注意するべきポイントを参考にして、付き合うべきかどうかしっかり考えてみてくださいね！