遠距離のネット恋愛は問題多数…成功させるコツ&注意点を徹底解説!
急速に進化しているITの影響から、今やネット恋愛を楽しむカップルは少なくありません。
しかし会う前に交際を決めてしまうと、いろいろな問題に直面することになります。
とくにネットで出会えた異性との遠距離恋愛はトラブルが起きやすいもの。
今回の記事では、遠距離のネット恋愛を成功させるコツと注意点を徹底解説します。
Contents
会ったことない異性と付き合うのは危険
ネットでは居住地関係なく、お互い顔を知らない相手と交流することができます。
気になる異性とメッセージのやり取りを続ければ、恋に落ちることがあるでしょう。
しかし、会ったことのない異性と付き合うのは危険です。
いくらプロフィールを確認しても教えてもらっても、それが正しいとは限りません。
実際に会ってみると自分のイメージとはかけ離れた人物だったということもあるのです。
ネット上ではいくらでも自分を偽ることができます。
本人発信のプロフィールは全て自称ですから、鵜呑みにせず慎重に見極めていきましょう。
遠距離のネット恋愛が抱える問題
ネットを介しての出会いには、距離に縛られないメリットがあります。
しかしその反面、遠距離ならではのデメリットも少なくありません。
ここでは、遠距離のネット恋愛が抱える問題について見ていきます。
会うのが怖くなる
ネットでは知人だけでなく、顔を知らない相手とも交流することができます。
外見に惑わされないのは大きなメリットですが、リアルに接していないからこそ見えない部分も少なくありません。
そのため、ネットで伝わらない部分は想像で補うことになり、好印象の相手はどうしても理想化してしまいます。
脳内補完された理想的な異性との交流は非常に楽しいものですが、恋愛関係になればいずれは相手の実像と向き合わなければなりません。
自分がガッカリする、またはガッカリされる可能性があるため、会うのが怖くなることがあります。
ネット上で良好な関係を築けているほど、失いたくないという気持ちが強くなり、実際に会うのを恐怖に感じるでしょう。
不誠実な相手かどうか見分けづらい
ネットで開示されるプロフィールは、本人次第で自由に変えられる場合が多いです。
その気になればいくらでも盛ることができますし、悪意を持って嘘の個人情報を載せることも可能です。
不誠実な相手かどうか見分けづらいのが、ネット恋愛最大のデメリットといっていいでしょう。
とくに遠距離の場合はなかなか会えないため、気軽に嘘をつかれる上に気づきづらいです。
警戒心が弱い人は注意することをおすすめします。
両親の反対をうけがち
若い世代の男性・女性にとってカップルの馴れ初めが、マッチングアプリやオンラインゲームと聞いても、それほど大きな違和感はないでしょう。
しかし親世代になると、ネットでの出会いは危険というイメージが今も根強く残っています。
そのため、ネット恋愛は両親の反対をうけやすいでしょう。
遠距離ともなれば、さらに親の承諾を得るのは難しくなります。
ネットで出会った相手と交際し、順調に結婚まで話が進んでも、親に紹介する段階で悩んでしまうといった問題も起こるわけです。
【交際前】遠距離のネット恋愛を成功させるコツ
ネットで素敵な異性と出会ったら、起こりうるリスクを最小限に抑えることが大切です。
ここでは、遠距離のネット恋愛を成功させるコツを紹介します。
文面のやり取りだけでなく電話もする
日常で接点のある相手であれば、共通の知り合いから第三者の意見を聞くこともできます。
しかし、ネットの出会いはたいてい一対一で、相手の正確な情報がほとんどない場合が少なくありません。
そのため、文面のやり取りだけでなく、電話もするようにしましょう。
リアルタイムに言葉を交わすことで、相手の素の部分に触れることができます。
実際に話してみると、思った以上にせっかちだったり人の話を聞かなかったり、テキストメッセージでは分からなかった面を知ることができるはずです。
できれば一回だけでなく、最低でも二、三回は電話しましょう。
最初のうちは相手も緊張していますし、良いところを見せようとするもの。
相手の素性を知りたいなら、何度か言葉を交わして緊張がとれたころが狙い目です。
外見が分かる写真を複数枚もらう
マッチングアプリやSNSのプロフィール写真は、厳選されたベストショットがアップされているものです。
本来の原型がなくなるほど加工する人もいますし、中には好印象を獲得したくて拾い画像を流用する人もいます。
会ったら別人といった事態を避けるために、事前に外見が分かる写真を複数枚もらうようにしましょう。
顔や上半身だけでなく、全体像が写っている日常のスナップ写真の方が本来の姿を想像しやすいです。
「待ち合わせのときにすぐ見つけられるよう別の写真も送ってほしい」と言えば、相手が不快になることはありません。
相手の欠点に目を向ける
相手の見えない部分が多いネット恋愛は、どうしても理想化してしまいます。
そのため、意識して相手の欠点に目を向けることが大切です。
自分語りが多い・返信スピードが遅いなど、気になる部分はしっかり覚えておきましょう。
早い段階からあえて相手の残念なところを意識しておくことで、実際に会ったときにそれほど大きく失望せずに済むはずです。
むしろ「思っていたより素敵」と思えるかもしれませんね。
自然体の自分で接することを心がける
相手の気を引きたくて背伸びするのは恋愛あるあるですが、ネット恋愛では作戦を練る時間がある分、盛り過ぎてしまいがちです。
自らハードルを高くした挙句、実際に会ったときにがっかりされてしまっては元も子もありません。
とくに遠距離だと頻繁に会えないため、挽回のチャンスはなかなか巡ってきません。
長く付き合っていきたい相手なら、自然体の自分で接することを心がけましょう。
【交際後】遠距離のネット恋愛を長続きさせる秘訣
ネットでは世界中の異性とつながることができるため、好きな相手が遠距離にいる可能性は大いにあります。
近距離恋愛と同じように接していれば、別れを招く原因になりかねません。
ここでは、遠距離のネット恋愛を長続きさせる秘訣を徹底解説します。
小まめに連絡を取り合う
遠距離恋愛では恋人と物理的に離れていますが、ネットを介していつでもつながることができます。
小まめに連絡を取り合う習慣がついていれば、遠距離のネット恋愛でも寂しく感じる瞬間がグッと減ります。
離れて暮らす恋人を思えば、素直に愛情を伝えたくなることもあるでしょう。
もしかしたらそれは一緒にいたら、照れ臭くて伝えられなかった言葉かもしれません。
遠距離だからこそできること、ネットだからこそ言えることはたくさんあります。
今の2人にしかできない方法で愛を育んでいきましょう。
ときどき自分の写真を送る
心がつながっているとはいえ、やはり目の前に愛する人がいないのは寂しいものです。
それは相手も同じですから、ときどき自分の写真を送るようにしましょう。
彼氏・彼女の姿を見れて嬉しくない人はいません。
また、遠距離だとお互いの環境はまるで違います。
風景も名物も休日の過ごし方も、全てが目新しいはずです。
自分の住んでいる街をプレゼンするつもりで写真を撮れば、「今度2人で行ってみたいね」といった話もできるでしょう。
それはデートの約束にもなりますよ。
似たような境遇の友達をつくる
遠距離のネット恋愛は恋人と離れている分、孤独感に苛まれやすくなります。
そんなときのために、励まし合える似たような境遇の友達をつくっておくといいでしょう。
孤独感の乗り越え方や喧嘩の仲直り方法など、ネット恋愛ならではの知恵や工夫の情報交換をできるはずです。
分かり合える仲間がいれば、きっと遠距離恋愛の問題に打ち勝てるでしょう。
同棲や結婚など2人の目標を決めておく
今の状態がいつまで続くか分からなければ、心が折れてしまいます。
何度か会ってお互い「この人」と心に決めたら、早い段階で同棲や結婚など2人の目標を決めておくようにしましょう。
明確なゴールが決まっていれば、寂しくても頑張れるはずです。
もし恋人が2人の将来についての話し合いに応じないなら、別れを考えるべきタイミングかもしれません。
交互に相手の元へ行く
どんな関係でも顔を合わせる機会がなければ次第に疎遠になってしまいます。
遠距離の場合、会うための努力はどうしても必要です。
恋愛関係を長続きさせるためには、交互に相手の元へ行くようにしましょう。
いくら好きな相手でも、どちらか一方が毎回会いに行くのでは、経済的にも肉体的にも負担が偏ってしまいます。
最初のうちは苦にならなくてもお金も体力も無限ではありません。
負担割合を半分にして、無理なく会える計画を立てることが大切です。
地元の友達に紹介する
恋人が自分の方に来てくれたときには、地元の友達に紹介するとよいでしょう。
お互いの交友関係が分かっていれば、会えない時間に「友達の〇〇と遊んでくる」と言われてもモヤモヤせずに済みます。
また、友達がネット恋愛に良いイメージを持っていなくても、実際に相手を知ってもらえばきっと応援してくれるようになるでしょう。
遠距離のネット恋愛を長続きさせたいなら、お互いの友達を紹介し合うのがおすすめです。
定期的にオンラインデートを楽しむ
遠距離のネット恋愛を長続きさせる最大の秘訣は、顔を合わせて会話することです。
今やテレワークが普及し、ズームを使って会議をしたり、オンライン飲み会を楽しんだりする人たちが増えてきました。
恋愛にもこれを応用して、定期的にオンラインデートを楽しむようにしましょう。
カメラの前でもちゃんとおしゃれな服を着用して、恋愛モード全開でいくのがポイント。
また、ビデオ通話で会話するだけでなく、同じ料理やお酒を用意して一緒にディナーを楽しむのもよいでしょう。
映画好きなら、同じ作品を視聴するのがおすすめ。
同時視聴可能なサービスを活用すれば、離れていても映画デートを満喫できます。
お互いの状況に合わせて定期的にプランを立ててみてくださいね。
ネット恋愛の注意点
最後に、ネット恋愛の注意点を紹介します。
ネットならではの特性を十分に理解して、安全に恋をスタートさせてくださいね。
相手を信頼できるまでは2人きりで会わない
気になる異性と出会えても、相手を信頼できるまでは2人きりで会わないことが大切です。
いろんな相手と簡単につながれるネットには、危険人物が潜んでいます。
いくらでも自分を偽れるので、常に強めの警戒心を持って接するようにしましょう。
「会ってもいいかな」と思える相手でも、最初は人目のある場所で会うことが大事です。
ネット恋愛はリアル以上の慎重さで進めていきましょう。
相手と会うときは親や友人に伝えておく
ネットで出会った異性と会う以上、多少の危険はつきものです。
どれだけ万全に備えたとしても、不測の事態が起きる可能性はゼロではありません。
自分の身に何かあったときに頼りになるのは、やはり身近な人間です。
相手と会うときは親や友人に伝えておくようにしましょう。
出かける際に今日の予定と何時ごろ帰る予定かを伝えておけば、帰宅が遅かったり連絡がなかったりしたときはすぐに動いてくれるはずです。
遠距離のネット恋愛を成功させて幸せをつかもう!
理想の恋愛対象者を探すのにネットは大いに役立ちますが、注意すべき点がリアルの出会いとは異なります。
ネット恋愛ならではのリスクを踏まえて、安全に楽しむことを心がけましょう。
遠距離ネット恋愛には頻繁に会えないからこそ育める愛もあります。
遠距離カップルでなければ照れ臭くて言えなかった言葉や、気づけなかった気持ちがあるものです。
今回の記事を参考にして、遠距離のネット恋愛を成功させましょう!
- 会ったことのない異性と付き合うのは危険
- 遠距離のネット恋愛には、直接会うのが怖くなる・不誠実な相手を見分けづらい・両親の反対をうけがちなどの問題がある
- 遠距離のネット恋愛を成功させるには、文面のやり取りだけでなく電話もする・外見が分かる写真を複数枚もらう・相手の欠点に目を向けることがポイント
- 遠距離のネット恋愛を長続きさせる秘訣として、小まめに連絡を取り合う・自分たちと似た境遇の友達をつくる・交互に行き来することが挙げられる
- ネット恋愛では信頼できるまで2人きりで会わないようにし、会うときは親や友人に伝えるようにしよう