面食いの意味とは？面食いな人の心理的特徴や恋愛でのメリット＆デメリット

内面よりも外見を重視し、顔立ちが良い人に惹かれる「面食い」な人。

面食いは悪いことではありませんが、見た目だけで判断すると恋活・婚活に支障が出る場合もあります。

この記事では、面食いの意味や面食いな人の心理的特徴、恋愛でのメリット・デメリット、面食いをやめる方法について詳しく解説します。

面食いとは？

面食いは顔立ちが良い人に好意を持つ人のことです。

イケメンや美人といわれるような人がタイプで、性格や価値観よりも容姿を重視します。

見た目が良いというだけで好きになってしまうため、出会ってすぐに恋愛感情を持つことも少なくありません。

面食いな人の心理的な特徴

面食いな人は、どうして見た目を重視するのでしょうか。

ここでは、面食いな人の心理的特徴を紹介します。

自分に自信がない

自分に自信がない人は、自分にないものを持っている相手に惹かれやすい傾向にあります。

イケメンや美人と付き合うことができれば、「自分はこんな素敵な人に選ばれた」という優越感に浸れ、自信につながると考えているのです。

自分の価値が高まったように感じられるため、自信のなさをカバーしたい気持ちから面食いになることがあります。

承認欲求が強い

承認欲求が強い人は常に他人からの評価を気にしていて、「人から認められたい」「すごいと言われたい」という願望を持っています。

肩書きや地位の高さなどにこだわり、「他の人よりランクが上」と思うことで安心する人も少なくありません。

承認欲求が強すぎると、恋人もステータスのひとつと考えてしまい、人に羨ましがられるような「見た目の良い人」にしか興味を持てなくなることがあるのです。

理想が高い

面食いの人は理想が高いことも特徴のひとつです。

プライドが高く自信家で、自分より劣っている相手には関心を持たない傾向があります。

また、美意識が高くてストイックな人や完璧主義な人も、恋人の条件が厳しく理想が高くなりがちです。

このタイプの面食いは、見た目だけでなく高学歴・高収入などを求めることも多いでしょう。

外見の基準が芸能人

アイドルや俳優など芸能人に熱狂している人は、外見の基準をそこに置いてしまいがちです。

同様に、漫画やドラマが好きな人も、現実離れした美男美女との恋愛を夢見ることがあります。

無意識に現実から目を背け、外見のハードルを高くしすぎていることもあるでしょう。

恋愛経験が少ない

実は面食い男女は、恋愛経験が少ない傾向にあります。

恋愛経験を積めば積むほど「見た目よりも価値観が合う方が大事」「性格が良い人の方が安定して付き合える」と、付き合う相手の基準はより精査されていくものです。

しかし恋愛経験が少ない人は、どんな相手が自分に合っているのかを量る判断材料をまだあまり持っていません。

そのため、外見だけで交際相手を選んでしまうことがあるのです。

面食いであることのメリット

面食いにはマイナスなイメージが強いですが、外見を重視するのは悪いことばかりではありません。

ここでは、面食いであることのメリットを紹介します。

恋愛対象かどうかの判断が早くなる

恋愛では「この人と相性良いかな」「好きか嫌いかまだわからない」と悩むことが多くあります。

しかし、面食いな人は容姿にしか興味を持たないため、好みのタイプがハッキリしています。

その分恋愛対象かどうかの判断が早く、すぐに気持ちを決めて行動できるのです。

恋愛に悩む時間が少なくなるのは、メリットのひとつといえるでしょう。

見た目が好みの相手と付き合える

多くの人は、価値観や性格など内面を重視し、外見には多少なりとも妥協するものです。

そのため、見た目が本当に好みの人と付き合ったことがない人も少なくないでしょう。

しかし、外見重視で交際相手を選ぶ面食いは、そこには決して妥協しません。

見た目が好みだからこそ「顔を見れば許せる」と、交際後の些細なケンカなど小さなことは気にしなくなります。

外見の良い相手と交際することで、自分自身の美意識も高まり、自己成長に繋がることもメリットですよ。

承認欲求が満たされる

恋人の見た目が良いと「彼氏かっこいいよね！」「彼女可愛くて羨ましい！」と周囲の人から羨望の眼差しを向けられることも多いでしょう。

そのため、承認欲求が満たされるという大きなメリットもあります。

承認欲求が強くない人でも、恋人の見た目を褒められれば悪い気はしませんよね。

周りから羨ましがられるような人と付き合うことで、人生や恋愛の満足度もきっと高まるはずです。

面食いであることのデメリット

ここでは、面食いであることのデメリットを紹介します。

ギャップがあると幻滅する

面食いは、見た目が良い＝完璧な人だと思ってしまう傾向にあります。

第一印象が最高な分、ちょっとしたことでマイナスなギャップを感じやすいのです。

例えば、部屋が散らかっていたり、趣味がオタクっぽかったりするだけで「イケメンなのに！」「可愛いのに！」と勝手に幻滅してしまうことも。

相手をよく知らないまま好きになってしまううえに、自分の中で相手のイメージを決めてしまう節があるため、知れば知るほど幻滅してしまうことも少なくないでしょう。

挫折も多く付き合えても関係が長続きしにくい

そもそも、イケメンや美人はモテます。

だからこそ面食いは、恋活において常に高い競争率の中で戦わなければいけません。

そのうえ、自分自身が選ばれる人間である必要もあります。

付き合えたとしても、モテる恋人の浮気が心配で嫉妬や束縛をして愛想を尽かされたり、自分自身が新たな好みの相手に目移りしてしまったりと、関係が長続きしにくいのもデメリットです。

自分に合うパートナーを逃す可能性がある

相手を外見で判断する面食いな人は、本当に相性の良いパートナーには出会いづらいといえます。

性格や価値観が合う相手がいても、顔が好みじゃないという理由で恋愛対象外にしてしまうからです。

このように、自ら恋愛のチャンスを減らしてしまうのは大きなデメリットのひとつでしょう。

外見が好みの相手にアプローチしても、普段の言動から「見た目にしか興味ないんだ」と思われてしまうことも少なくありません。

面食いをやめる方法

面食いであることにメリットよりデメリットのほうが大きいと感じた人は、面食いをやめて自分に合う人を見つけてみましょう。

ここでは、面食いをやめる方法を紹介します。

内面にも目を向ける

面食いをやめたいときは、相手の顔やスタイルだけではなく、内面にも目を向けるのがポイントです。

「顔がタイプじゃないから」とすぐに恋愛対象から外さずに、相手の価値観や性格も重視してみましょう。

交友関係を広げてみる

人の内面を知るには、交友関係を広げることが大切です。

多くの人とコミュニケーションをとると、容姿以外にも魅力があることがわかるかもしれません。

出会いを増やせば、自分と気が合う相手が見つかる可能性もあるでしょう。

面食いにはメリットもデメリットもある！やめたいと思ったら面食いは卒業しよう！

容姿が良い人には多くの人が惹かれやすいものですが、見た目だけを重視する面食いの人は恋活・婚活では損をしてしまうことがあります。

「なかなか恋人ができない」「付き合ってもすぐにダメになる」という人は、面食いをやめることで幸せな恋愛ができるかもしれません。

面食いのデメリットが大きいと感じたら、面食いは卒業して内面も大事にしてみてくださいね！