目を合わせない人の心理や特徴は?目を合わせない人との上手な付き合い方
話をしているときに不自然に目が合わない人がいると、「どうして目を合わせてくれないんだろう」と疑問に思ってしまいますよね。
それが親しい間柄の人だと、「嫌われたかもしれない」と不安になってしまうでしょう。
今回は、目を合わせない人の心理や特徴、上手な付き合い方について詳しく紹介します。
Contents
目を合わせない人の心理
どうして人と目を合わせないのでしょうか。
まずは、目を合わせない人の心理を解説します。
人が怖い
目を合わせない人は、「人が怖い」と思っていることがあります。
人と目が合うと過度に緊張したり、欠点を見透かされているような気分になったりしてしまうのです。
そのため、向かい合って会話をするときも目を逸らしてしまうことがあります。
親しい人が相手でも目を合わせられないので、人間関係に支障をきたすこともあるでしょう。
自分のことを知られたくない
「好意を持っていることを知られたくない」「自分のことを知られるのが恥ずかしい」といった気持ちから、目を合わせられない人もいます。
「目は心の鏡」という言葉があるように、目は人の気持ちを表します。
そのことを本能的に理解していて、無意識に目を逸らしてしまっているのでしょう。
会話中に考え事をしている
目を合わせない人は、会話中に考え事をしていることも多いです。
考え事に気持ちが集中すると、人は周りのことが見えなくなります。
こちらの話に興味がなくて、相手は他のことを考えているのかもしれません。
「へー」「そうなんだ」と相槌が適当だったり、話を切り上げようとしたりするなら、相手は会話に集中していないでしょう。
また、「どんなアドバイスをすればいいのだろうか」「変なことを言って、相手に嫌われないようにしよう」など、話の内容について考えていることもあります。
嘘をついている
嘘をついている人は、相手と目を合わせなくなる傾向があります。
嘘をついた罪悪感や後悔から、相手の目を見られなくなっているのです。
また、嘘をついていると話に矛盾がないか考えながら会話をするため、相手の目を見て話す余裕がなくなっている可能性もあるでしょう。
外見にコンプレックスがある
外見にコンプレックスがあると、相手にどう思われるか不安になって目を合わせられなくなることがあります。
自分の顔やパーツ、体型などを気にしすぎてしまい、「本当は容姿をバカにしてるんじゃないだろうか」「相手に不快感を与えるかもしれない」と考えてしまうのです。
過去に容姿をいじられて傷ついた経験があり、人の目を見て話すのが怖くなっている場合もあるでしょう。
「最低限の会話でいい」と思っている
目を合わせない人は、「最低限の会話でいい」と思っていることもあります。
人との交流に重きを置いていないのです。
とくに、「職場では必要以上に話さなくてもいい」と考えている人は少なくありません。
「誰と話していても目を合わせない」「口数が少ない」「仕事以外の話をしない」という人は、仕事とプライベートを分けたいのでしょう。
他人に無関心
他人に関心がなくて、目を合わせない人もいます。
他人に無関心な人はコミュニケーションを重視しないので、人と話すときに退屈に感じがちです。
会話中に他のことを考えたり、早く終わらせたいと思っていたりするため、目を合わせなくなりやすいでしょう。
相手が嫌い
相手のことを嫌っていて、目を合わせない場合もあります。
目を合わせないようにして、相手となるべく関わらないようにしているのでしょう。
また、無意識のうちに嫌いな気持ちが態度に出てしまっていることもあります。
「自分と話すときだけ目を合わせてくれない」「笑顔がない」「返事がそっけない」という場合は、嫌われている可能性が高いです。
目を合わせない人の特徴
ここでは、目を合わせない人の特徴を紹介します。
プライドが高い
プライドが高い人は、目を合わせない傾向があります。
周りからの評価が下がらないように、自分の弱さや自信のなさを隠したがるのです。
とくに、学歴や地位が高い人は「周りから優秀だと思われたい」という気持ちが強いため、弱みを見せないように目を合わせません。
得意分野の話題であれば目を見て自信満々に話しますが、苦手分野になると目を合わせないようにして話さなくなることも多いです。
人見知り
目を合わせない人は、人見知りな性格をしていることもあります。
コミュニケーションが苦手で、目を合わせると緊張したり恥ずかしくなったりしてしまうのです。
初対面の人と話すときに目を合わせないことが多く、打ち解けるまでに時間がかかりやすい傾向があります。
しかし、一度仲良くなると目を合わせて話せるようになるでしょう。
警戒心が強い
警戒心が強い人も、なかなか目を合わせません。
「人が怖い」「自分のことを知られたくない」という心理があるため、相手を警戒して目を合わせないようにしているのです。
人と打ち解けるのが苦手で、恋愛にも消極的な傾向があります。
目を合わせない人との上手な付き合い方
目を合わせない人には、どのように接すればいいのでしょうか。
ここでは、目を合わせない人との上手な付き合い方を5つ紹介します。
意識しすぎない
目を合わせない人がいると、「何か悪いことしたかな」と気になってしまいますよね。
しかし、相手は緊張していたり恥ずかしかったりして、目を合わせられないのかもしれません。
「相手には相手の事情がある」と考えて、目を合わせないことを意識しすぎないようにしましょう。
目を合わせない理由を聞く
「今まで目を合わせて話してくれたのに、最近目が合わなくなった」というときは、相手に理由を聞いてみるのもいいでしょう。
相手は仕事が忙しくて余裕がないだけかもしれません。
ただし、相手が自分に不満を抱えている可能性や、何か悩みを抱えている可能性もあります。
きつい言い方はせずに、優しく理由を聞いてみましょう。
安心できる雰囲気をつくる
目を合わせない人は、恐怖や不安を感じていて警戒しているのかもしれません。
相手がこわばった表情をしていたり、落ち着かない様子だったりするなら、安心できる雰囲気をつくるのがおすすめです。
穏やかな雰囲気で接すれば、きっと目を合わせてくれるはずですよ。
適度に視線を逸らす
人見知りで緊張していたり恥ずかしそうにしていたりするときは、適度に視線を逸らすのがおすすめです。
目を合わせない人は、相手にじっと見られると余計に目を合わせられなくなることがあります。
相手のペースに合わせて、少しずつ目を合わせると打ち解けやすくなるでしょう。
嫌われているなら距離を置く
嫌われていて目を合わせてくれないときは、相手と距離を置くことを検討してみましょう。
無理にコミュニケーションを取ろうとすると、関係が悪化する可能性があります。
距離を置くことで、相手の気持ちが落ち着くかもしれませんよ。
目を合わせない人と上手に付き合おう
目を合わせない人は、『プライドが高い』『人見知り』『警戒心が強い』といった特徴があります。
人と接するのが怖かったり、コンプレックスを抱えていたりする場合もあるので、目を合わせることを無理強いするのは避けた方がいいでしょう。
今回紹介した対処法を参考にして、目を合わせない人と上手に付き合ってくださいね。
- 目を合わせないのは、『人が怖い』『外見にコンプレックスがある』『相手が嫌い』など、さまざまな心理が働いている
- 目を合わせない人の特徴は、『プライドが高い』『人見知り』『警戒心が強い』
- 目を合わせない人と上手に付き合うには、『目を合わせないことを意識しすぎない』『理由を聴いてみる』『相手が安心できる雰囲気をつくる』などの方法がおすすめ