「好きだけど付き合いたくない」その心理とは?言われたときの対処法も解説
告白相手に「好きだけど付き合いたくない」と言われた場合、あなたならどうしますか?
片思いなら仕方ないけれど、好きならどうして…?と、相手の複雑な気持ちに納得できないことも多いでしょう。
そこで今回の記事では「好きだけど付き合いたくない」心理や言われたときの対処法を解説していきます。
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「好きだけど付き合いたくない」と思ったことはある?
成人男女200人を対象にアンケート調査したところ、好きだけど付き合いたくないと思ったことが「ある」と回答した人は過半数以上の約55%でした。
好きだけど、お付き合いの対象ではないと判断されるケースは案外多いことがわかります。
恋愛は両想いになれば上手くいくと思いがちですが、現実では両想いでも恋人関係に発展しない可能性もあるのです。
では、なぜそうした複雑な心理が生まれるのか、以下の項目で男女別に詳しく見ていきましょう。
好きだけど付き合いたくない男性心理
「好きだけど付き合いたくない」と考える男性の心理は以下の通りです。
釣り合わないと思っている
男性は案外相手との釣り合いを気にする人が多いです。
そのため、いわゆる「高嶺の花」な女性が相手だと好きでも尻込みしてしまうことは少なくありません。
付き合ったとしても、金銭面・コミュニケーション能力・容姿などに差があると自分が辛くなる未来を想像してしまい、それなら付き合わないほうがいいと思ってしまうのです。
会える時間がなさそうだから
仕事が多忙、遠距離恋愛の可能性が高いなど、恋人がいても会える時間が確保できない状態だと「好きだけど付き合いたくない」と思う男性もいます。
せっかく付き合っても、ほとんど会えないならお付き合いの意味がないでしょう。
ゆえに、相手を悲しませるくらいならお付き合い自体を諦めてしまいます。
今の関係を続けたい
友達として仲が良いなど、今の関係が良好な場合好きでも付き合いたくないと考える男性は多いです。
いくら仲が良くても、恋愛関係となればさまざまな状況が変わってしまうもの。
場合によっては付き合ったばっかりに別れを迎える可能性もあり、それならば現状を維持したいと思っているのです。
まだ結婚を考えられない
お互いそれなりの年齢の場合、交際と結婚は無関係ではいられません。
そのため、まだ結婚を考えられないという理由から、好きな相手でもお付き合いを避ける人がいます。
もし付き合ってしまったら結婚を考えなきゃならないだろう、しかし今は結婚できない気持ちのほうが強いからとお付き合い自体を止めてしまうのです。
価値観が違いすぎるから
相手を好ましく思っていても、価値観が違いすぎるとお付き合いを躊躇する男性は多いです。
友人であればそうした価値観の差もある程度楽しめるかもしれません。
しかし、恋人となると価値観のズレが大きなストレスとなる可能性があります。
とくに結婚を視野に入れた場合、生活習慣や価値観の違いは致命的でありお付き合いを考えるのは難しくなってしまうでしょう。
好きだけど付き合いたくない女性心理
一方、女性の場合の「好きだけど付き合いたくない」心理・理由は以下の通りです。
他にも好きな人がいる
女性が「好きだけど付き合いたくない」と言う場合、他にも好きな人がいる可能性があります。
今はあなたとその男性、どちらを選ぶべきか迷っているのかもしれないですし、他にも好きな人がいるのに告白をOKするのは不誠実だと考えているのかもしれません。
結婚は考えられない相手だから
好きでも結婚は考えられない相手だと「付き合いたくない」と思う女性は多いです。
とくに結婚願望の強い女性の場合、お付き合い相手はある程度結婚相手としても相応しい人が良いと考えています。
価値観が合わない、経済面で問題があるなど、結婚相手として心配な部分が多い人とはたとえ好きでもお付き合いの対象からは外れてしまうのです。
年齢差が気になってしまう
女性が「好きだけど付き合えない」場合、年齢差があるパターンも多いです。
相手がうんと年上、あるいは年下男性など、自分と年齢が離れている相手は恋愛対象として見られない、あるいは付き合っても結局うまくいかないのではと考えてしまうからです。
年齢差によるジェネレーションギャップなどの不安要素が取り除かれなければ、女性がお付き合いをOKする可能性は低いでしょう。
男性に経済不安がある
いくら好きな相手でも、経済的に不安のある男性と将来を共にするのは難しいです。
ゆえに、男性が無職あるいはある程度の年齢なのにフリーターなど、経済的に安定していない場合「好きだけど付き合えない」と結論付ける女性は少なくありません。
他に没頭していることがある
趣味や仕事など、恋愛以外で没頭していることがある女性は好きな男性から告白されても「付き合えない」と思うことが多いです。
今はそれだけに没頭したいという気持ちが強く、恋愛に割く時間も余裕もないのでしょう。
「好きだけど付き合いたくない」と言われたときの対処法
では「好きだけど付き合いたくない」と言われたときは、どう向き合うべきなのでしょうか。
間違った振る舞いをしてしまわないための適切な対処方法を知っておきましょう。
理由があることを理解する
「好きだけど付き合いたくない」と言われた場合、相手には何らかの理由があるはずです。
それは恋愛に割く時間や余裕のなさかもしれないし、あなた自身との価値観の違いのせいかもしれません。
いずれにせよ「好きならどうして?」と相手を責めるのは関係性の悪化を招きます。
何か理由があるのだな、と一旦飲み込んでから冷静に話し合うことが大事です。
なぜか理由を聞いてみる
相手が教えてくれそうなら、なぜ好きなのに付き合えないのか理由を聞いてみることをおすすめします。
そして、教えてもらえたら反論せずにしっかり受け止めることが大事です。
理由がわかればあなたもすっきりするでしょうし、ある程度は付き合えないことを納得できるのではないでしょうか。
もし教えてくれない場合も、無理に追及せず潔く引くのがベターです。
過度に落ち込みすぎない
「好きだけど付き合えない」と結局フラれたのなら、落ち込むのは当然です。
だからといって、過度に落ち込みすぎないよう気をつけましょう。
好きだということはあなた自身にはそれなりに魅力があったということ。
タイミングや状況が悪くて今回は付き合えなかっただけなので、自分自身を卑下する必要はありません。
時間が経てば振り向いてもらえる可能性もゼロではないのだから、自信を持って今後も過ごしてください。
他の人を探すのもあり
理由や状況によっては、たとえ時間が経っても付き合えそうにないパターンもあるでしょう。
そんなときは、きっぱりあきらめて他の人を探すのもありです。
人生において恋人候補はその人だけではありません。
ぜひ広い視野を持って、出会いの幅を広げてみることをおすすめします。
「好きだけど付き合いたくない」矛盾に惑わされるより理由を知って納得いく答えを出そう!
「好きだけど付き合いたくない」と言われたら、「好きなのに?どうして?」と戸惑ってしまう人がほとんどです。
しかし、好きだけど付き合いたくないと判断した相手にもそれなりの理由があるはず。
矛盾のある答えに動揺するよりも、まずは落ち着いて理由を聞いてみることをおすすめします。
そして、やはり付き合えないんだとわかったら必要以上に落ち込まないことも大切です。
「好きにはなってもらえたんだから」と前向きにとらえて、待ってみるのか他の人を探すのか冷静に判断することをおすすめします。
- 約55%の男女が「好きだけど付き合いたくない」と思った経験がある
- 男性の場合、相手と釣り合わない・今の関係を続けたい・まだ結婚を考えられないといった理由から「好きだけど付き合いたくない」と思うことがある
- 女性の場合、他にも好きな人がいる・年齢差が気になる・経済的に不安といった理由で「好きだけど付き合いたくない」と思う
- 「好きだけど付き合いたくない」と言われたら、その理由を理解したうえで必要以上に落ち込まないことが大事