濃い髭はNG？髭が濃くなる原因・薄くする対策＆清潔感を漂わす方法

男性なら誰でも大なり小なり髭は生えているものですが、残念ながら濃い髭はNGという女性は少なくありません。

髭が濃いと毎日の手入れが大変な上に恋愛でも不利というのは困ったものです。

今回の記事では、髭が濃くなる原因や髭を薄くする対策、清潔感を漂わす方法を解説します。

濃い髭を対策してイメージアップを狙いましょう！

濃い髭の男性はマイナスイメージにつながりやすい

男性向けメディア「LaLamen（ララメン）」が実施したアンケートによれば、「男性の髭はどの程度まで処理してほしいか」という質問に、3割以上の女性が「長さや量を整えてほしい」と回答しています。

「完全にツルツルにしてほしい」と答えた人も3割を超えており、髭をムダ毛と考える女性は意外と多くいます。

とくに無精髭や青髭について好意的な回答をしたのは3％のみで、ほとんどの女性は男性の髭にあまり良い印象を持ちません。

濃い髭の男性はマイナスイメージにつながりやすいことがうかがえますね。

参考元：LaLamen「男のヒゲのイメージは最悪！？女性100人の本音をアンケートで調査」

髭が濃くなる3大原因

髭の濃さは生まれつきもありますが、普段のなにげない生活習慣が原因となっていることも少なくありません。

まずは髭が濃くなる3大原因を見ていきましょう。

男性ホルモンの過剰分泌

髭は男性ホルモンの過剰分泌が原因で濃くなることがあります。

男女を問わず、人間の体内には男性ホルモンであるテストステロンと女性ホルモンであるエストロゲンが存在していますが、両者のバランスが崩れて男性ホルモンが過剰になると、髭が濃くなる上に、頭髪が薄くなる可能性が高まります。

男性ホルモンの過剰分泌を招く主な原因は以下のとおりです。

【男性ホルモンが増える原因】

• タバコ

喫煙によって有害物質が体内に取り込まれるため、これを排出しようと男性ホルモンが多く分泌されるようになります。

• 偏った食生活

男性ホルモンの分泌を促す食材には肉や玉ねぎ、ニンニクなどがあります。

• ストレス

ストレスを溜め込むとホルモンバランスが乱れ、男性ホルモンの過剰分泌を招きます。

誤った剃り方で肌に負担をかけている

誤った剃り方で肌に負担をかけていることも、髭が濃くなる原因の1つです。

顔の皮膚はとても薄いため、些細な刺激でも負担を感じ、肌を守ろうとします。

この防御反応によって濃い髭が生えてくるケースがあるのです。

髭が濃くなるとますます髭を剃る機会が増えて肌への負担も増えることから、更に髭が濃くなるという悪循環に陥ってしまいます。

また、カミソリや電動シェーバーの刃が古いと肌に引っかかりやすくなって負担となるため、剃り方に注意するだけでなくアイテムの手入れも怠らないようにしましょう。

夜更かしする

夜更かしする習慣も濃い髭と無関係ではありません。

睡眠不足になるとターンオーバーのサイクルが乱れ、傷ついた肌の修復が間に合わず、どんどんボロボロになってしまうことがあります。

そのため、肌を守ろうと体が反応して髭が濃くなることにつながってしまうのです。

とくにホルモンの分泌が促される夜22時～2時の間に睡眠がとれていないと、ホルモンバランスが崩れる可能性があるので要注意です。

濃い髭を薄くする対策7選

清潔感を維持するためにも髭は薄くしたいものですが、どのような方法があるのでしょうか。

ここでは濃い髭を薄くする対策を7つ紹介します。

食事は「アルカリ性」を意識する

濃い髭を薄くしたい人は、アルカリ性の食事を意識しましょう。

体が酸性に偏ると髭が生える速度はアップしてしまいます。

とくに肉などの動物性たんぱく質・エビなどの甲殻類・イクラなどの魚卵は髭を濃くする原因となりがちです。

カップ麺などのインスタント食品も同様で、できるだけ控えた方がいいでしょう。

おすすめは大豆などのイソフラボンを含む食材や、ごぼうなどの食物繊維を多く含む食材、ワカメや昆布などの海藻類です。

ホルモンバランスが整った状態を維持するためにも、毎日決まった時間に食事をとることを心がけましょう。

タバコはできるだけ吸わない

濃い髭を対策するためにも、タバコはできるだけ吸わないようにしましょう。

喫煙によって有害物質が体内に取り込まれると、これを体外に排出しようと男性ホルモンを多く分泌させて、体の毛穴が開きます。

開いた毛穴から雑菌が侵入するのを防ぐために体毛の成長に拍車がかかり、髭が濃くなってしまうのです。

喫煙者は、タバコの本数を減らしたり電子タバコに切り替えたりして、有害物質の摂取量を減らすようにしましょう。

喫煙習慣がなくても、身近にヘビースモーカーがいれば受動喫煙によって同様の反応が起こるため、友人や家族にも協力してもらうことが大切です。

生活リズムを整える

夜更かしが習慣となっている男性は、生活リズムを整えることを意識しましょう。

早寝早起きはもちろんのこと、寝る前のスマホチェックは寝つきを悪くしてしまうため控えることが大切です。

できれば22時、遅くても夜中の0時までには就寝しているのが理想ですが、仕事や学業などで難しい場合は決まった時間に寝る習慣をつけましょう。

生活リズムが整うことで、ホルモンバランスが乱れるリスクが減少します。

就寝時間だけでなく、睡眠時間も最低6時間は確保して、睡眠不足に陥らないよう注意してください。

ストレスを解消する

ストレスを解消することも、濃い髭の対策として有効です。

適度に体を動かして運動する習慣をつけることで寝つきがよくなり、生活リズムを整える効果が期待できます。

また、運動だけでなく、趣味の時間を持つこともストレス解消につながるでしょう。

どんなに忙しくても、週に一度は自分のための時間を設けることで心身を健康に保てば、ホルモンバランスが乱れることもなく、髭が濃くなるのを防げるはずです。

正しくシェービングをおこなう

肌への負担を防ぐためには、正しくシェービングをおこなうことが大切です。

まず髭を剃る前は、ぬるま湯で顔を洗うようにしましょう。

洗顔後にプレシェーブローションを塗り、ゆっくりと剃っていきます。

剃り終えたら再度ぬるま湯で顔を洗い、アフターシェーブローションでケアします。

正しいシェービングで肌への負担が減少すれば、肌を保護する反応が弱まるため、次第に髭が薄くなっていくでしょう。

抑毛ローションを使用する

濃い髭を薄くするには、抑毛ローションを使用するのもおすすめです。

抑毛ローションとは、体毛の成長を抑えて毛を薄くする効果が期待できるアイテムで、個人差はあるものの、効果を実感するまでには2～3年かかるといわれています。

即効性を期待して脱毛クリームや脱毛ローションを使いたいと思う方もいるかもしれませんが、脱毛グッズの多くはボディ用です。

皮膚が薄くデリケートな顔には刺激が強過ぎるため、髭への使用は避けた方がいいでしょう。

脱毛クリニック・サロンに行く

濃い髭の対策方法として、脱毛クリニック・サロンに行くという手もあります。

ヒゲ脱毛はお金がかかりますが、永久脱毛を謳っているところも多く、医療レーザー脱毛やニードル脱毛、光脱毛（フラッシュ脱毛）など種類も豊富で、だんだんとセルフケアが楽になるのが魅力です。

また、医療クリニックであれば医療従事者から専門的なアドバイスも受けられます。

クリニックやサロンに通うのが難しい場合は、脱毛サロンのフラッシュ脱毛が自宅でおこなえる家庭用脱毛器を使った脱毛方法もあります。

サロン用よりも出力は低く設定されていますが、電気シェーバーやカミソリより効果は期待できるでしょう。

濃い髭でも清潔感を漂わす方法

髭をすべて取り除かなくても、きちんと整えることで見た目の印象アップは期待できます。

最後に濃い髭でも清潔感を漂わす方法を紹介します。

ぜひ試してみてくださいね。

口ひげの整え方

口ひげの整え方はコンパクトにまとめるのがポイントです。

横幅は口と同じ程度におさめ、長さは唇にかからないよう短くカットしましょう。

唇にかかると食事の際に汚れて不衛生に見えてしまうため、清潔感を保つのが難しくなってしまいます。

また、骨格的にも一般的な日本人顔の男性には長めの口ひげが似合わないことが多いです。

鏡を見ながら自分の顔に合わせて整えてみてくださいね。

顎鬚の整え方

顎鬚の整え方はサイドは短め、中央部分はそれよりも少し長めに残すのがポイントです。

フェイスラインがシャープに見えるため、濃い髭でも清潔感を漂わせることができます。

髭を櫛でとかしながら同じ長さにカットしていけば、伸びっぱなしと勘違いされることもなく、不潔に思われることもないでしょう。

こまめに髭の手入れをしていれば、たとえ濃くてもプラスのイメージにつなげていくことは可能です。

まずは清潔感を意識して、髭を整えてみてくださいね！

濃い髭に悩みを抱えている人は対策するのがおすすめ！

ダンディな髭が好きな女性もいますが、彫りが浅い日本人の顔立ちだと髭ばかりが目立ち、欧米人のようには馴染まないことが多いです。

また、多くの女性が髭には清潔感を感じられず、あまり良いイメージを持っていません。

生まれつき髭が濃い男性もいますが、生活習慣が原因になることもあるため、濃い髭に悩みを抱えている人は対策するのがおすすめです。

毎日の食事を見直したり夜型生活を改めたり、すぐにはじめられることはたくさんあります。

多くの女性にアピールしたいと思ったら、面倒でもこまめに髭を手入れして清潔に保ちつつ、薄くなる対策を続けてみてくださいね。