相性とは?意味や相性がいい人・悪い人の特徴や見分け方も
見た目も性格もタイプの異性なのに、付き合ってみるとうまくいかないことがあります。
「相性が悪いのでは?」と思ってしまいますが、そもそも相性とは何なのでしょうか。
今回の記事では、相性の意味と相性がいい人・悪い人の特徴や見分け方について解説します。
相性がいい相手を見つけて素敵な恋を始めましょう!
Contents
相性の意味は?
相性がいい悪いといいますが、相性とはいったい何のことなのでしょうか。
まずは相性の意味を見ていきましょう。
相性の意味
相性とは、人や物が持つ性質や性格が合うかどうかをあらわす言葉です。
良く合う場合は「相性が良い」、合わない場合は「相性が悪い」といいます。
人間関係では男女に限らず、仕事関係や友達関係でも相性の良し悪しは話題になることがありますよね。
他にも機械の部品を接続したときに、故障ではないのに動作に不具合が生じた場合、「相性が悪い」ということもあります。
人でも物でも、相性という言葉は幅広く使われているのです。
相性の語源
相性という言葉は、もともと古代中国の陰陽五行説に由来します。
五行説とは、あらゆるものは『木』・『火』・『土』・『金』・『水』の5つの要素を持っているとする考え方です。
5つそれぞれの要素が影響し合い、もたらされる結果が相性なのです。
たとえば、火と木の組み合わせならよりよく燃えて勢いを増しますが、火と水なら水が火の勢いを消してしまいます。
この関係性を人にあてはめると、火の性質を持つ人と相性が良いのは木の性質を持つ人で、相性が悪いのは水の性質を持つ人となるわけです。
実際の相性判断は干支や九星などの要素も取り入れた複雑なものですが、日本でも江戸中期に相性占いが流行し、結婚相性を知るのに用いられてきました。
現代における恋愛相性も、そうした歴史の流れの上にあるわけです。
相性が良い人の特徴は?
気になる相手との相性は誰しもが気になるものです。
ここでは、相性が良い人の特徴を紹介します。
価値観や考え方が似ている
相性がいい人とは価値観や考え方が似ていることが多く、一緒にいて意見が大きく食い違うこともあまりありません。
恋愛関係でも、デートを最優先する人と仕事を最優先する人とが付き合えば、いずれ衝突すると容易に想像がつくでしょう。
どちらかが我慢すれば喧嘩は避けられますが、我慢の積み重ねがストレスになれば、関係を維持するのは難しくなってしまいます。
価値観が似ている相手となら意見が衝突することは少ないため、良好な関係を築けます。
共通点が多い
相性が良い相手とは共通点が多いのも特徴です。
価値観や生活環境、境遇が似ていると、相手の言動に共感できることも多くなります。
お互いの趣味や好みも理解できることが多く、無理なく付き合える相手といえるでしょう。
本音で話せる
相性が良い相手とは本音で話すこともできます。
価値観が似ている相手だけに、話す前から「きっと分かってもらえるだろう」と思えるため、本音を言うことに抵抗がありません。
もちろん同じ人間ではない以上相手の気持ちに配慮する必要はありますが、それでも相性が良い相手であれば、たいていは理解してもらえます。
そのため誤解を恐れる必要がないのです。
食の好みが合う
人間関係で意外に無視できないのが食べ物の好みで、相性が良い相手とは食の好みが合うといわれています。
実は、これは心理学で唱えられている心理効果のひとつでもあるのです。
人は美味しいものを一緒に食べた相手には好印象を抱くといわれており、食事に対するポジティブな印象が同席した相手にも反映されるといわれています。
好きなものをともに笑顔で楽しめる相手なら、相性が良いというのもうなずけますね。
無言になっても気まずくならない
無言になっても気まずくならないのも、相性が良い相手の特徴といえるでしょう。
沈黙が気になるのは、相手が何を考えているかわからないからです。
相性の良い2人ならお互いが醸し出す空気感を感じ取れますし、無理して話さなくても大丈夫だという安心感もあります。
そのため、黙っていても不安になることがないのです。
デート中に会話の話題がないと悩むカップルは多いものですが、もし話が尽きても心穏やかに過ごせる相手なら相性抜群といえるでしょう。
相性が悪い人の特徴は?
嫌いなわけでもないのに、なぜかぎくしゃくしてしまう相手とは相性が悪いといわざるを得ません。
続いては、相性が悪い人の特徴を見ていきましょう。
一緒にいると疲れる
意地悪をするわけでもなく気遣いがないわけでもないのに、なぜか一緒にいると疲れてしまうようなら相性が悪いといえるでしょう。
2人の価値観が異なるために、相手の配慮もずれてしまうのです。
ストレスを吐き出したくて愚痴ったら、相手に「もっと前向きに考えよう」とアドバイスされ、さらにストレスが貯まってしまうようなケースです。
疲れた時に愚痴を吐きたい人もいれば、気持ちをポジティブに切り替えたい人もいます。
どちらが正しいということはなく、ただ考え方が違うだけです。
相手と考え方が違えば、常に自分とは違う視点に立たなければならず、一緒にいるとどうしても疲れてしまうのです。
我慢しなければいけないことが多い
相性が悪い相手とは考え方が違うため、我慢しなければいけないことが多くなってきます。
アウトドア派とインドア派のカップルは、デートのたびにどちらかが我慢しなければなりませんが、それと同じです。
特に自己主張が強い人は自分の意見を押し通すため、相手に我慢を強いることが多くなります。
相手の我慢の限界を超えたら関係は破綻せざるを得ません。
ケンカが多い
相性が悪い相手とはたびたび意見が衝突するため、どうしてもケンカが多くなります。
お互い意見を擦り合わせたり、歩み寄ったりすることで関係を続けることはできますが、そもそも考え方が似ていればする必要のない努力です。
最終的に折り合いがついても価値観が異なる限り、今後も衝突は避けられず、相性が悪いと言わざるを得ません。
相性が良い人を見分けるポイント
誰しもが長くお付き合いができる相性の良い相手と巡り合いたいものです。
では、どうすればお互いにピッタリな相手を見つけられるのでしょうか。
最後に、相性が良い人を見分けるポイントを解説します。
気取らずにありのままでいられるかどうか
相性の良い人の前では誰でも自然体でいられるものです。
気になる異性がいたら、一緒にいて気取らずにありのままでいられるかどうかチェックしましょう。
とはいえ最初のうちはお互いよく知りませんから、素を出せないこともあります。
自分を良く見せようと背伸びしている可能性もありますから、初回デートの印象だけで決めず、何度かデートを重ねて判断するようにしましょう。
久しぶりに会っても気を遣わないでいられるかどうか
久しぶりに会っても気を遣わないでいられるかどうかも判断の目安になるでしょう。
親しい間柄でもいったん疎遠になると距離感が出てしまうものですが、相性が良い相手なら多少の空白期間があっても以前と変わらず付き合えます。
遠距離恋愛でもゴールインするカップルもいれば、別れてしまうカップルもいます。
同じ条件でも相性の良し悪しで結果は変わっていくものです。
転勤といった事情でしばらく会えなかった相手とも、話してみると意外と相性が良いと気づくかもしれません。
損得勘定なしで付き合えるかどうか
相性の良さを見極めるなら、損得勘定なしで付き合えるかどうかもチェックしましょう。
学生であれば宿題やノートを見せてくれる相手と仲良くしたり、仕事関連であれば融通を利かせてくれる相手と親しくしたりすることもありますよね。
しかしどれだけ親しく見えても、メリットがなくなれば消滅してしまうような関係は相性が良いとはいえません。
そもそも相性の良い相手は一緒にいるだけで居心地がよいため、それ以上のメリットは必要ないのです。
何の得にもならなくても一緒にいたい相手かどうかをよく考えてみましょう。
腹を割って話し合えるかどうか
相性の良し悪しを知るには、腹を割って話し合えるかどうかを見極めることも大切です。
相性が良い相手には見栄を張らずありのままの自分を見せられますが、それは相手がどう受け止めるかがわかっているからです。
自分のことを理解してくれるだろうと思うからこそさらけ出せるわけで、もし誤解される可能性があるなら本音を言おうとは思いません。
仕事や人間関係の悩みがあるとき、相談してみようと思える相手なら相性が良いと判断できるでしょう。
相性の良い相手を見極めてベストパートナーを見つけよう!
仕事やプライベートを通じて様々な人との出会いがありますが、当然のことながら全ての人と相性が良いわけではありません。
とても親しくしていたのに仕事で接点がなくなった途端、疎遠になる人もいますし、遠距離恋愛になっても乗り越えられるカップルもいます。
良好な関係を築きたいなら、相性の良い相手を見極めてベストパートナーを見つけましょう。
もちろん相性が悪いからといって交際できないわけではありません。
価値観の違いは擦り合わせられますし、本当に好きなら多少の我慢も受け入れられるかもしれません。
ただ、これから新たな出会いを求めるのであれば、穏やかな関係を築きやすい相性が良い相手を見つけてくださいね。
- 相性とは人や物が持つ性質や性格の組み合わせ具合のことで、古代中国の陰陽五行説に由来する
- 相性が良い人の特徴は価値観や考え方が似ている・共通点が多い・本音で話せる・食の好みが合う・無言になっても気まずくならない
- 相性が悪い人の特徴は一緒にいると疲れる・我慢しなければいけないことが多い・ケンカが多い
- 相性が良い人を見分けるには、気取らずにありのままでいられるか・久しぶりに会っても気を遣わないでいられるか・損得勘定なしで付き合えるか・腹を割って話し合えるかをチェックしよう