好き避けする理由と心理とは?男女別の行動の特徴や嫌い避けとの見分け方も
「気になる人がいるけど、相手に避けられている気がする」という場合、それは「好き避け」かもしれません。
今回は、好き避けの意味や好き避けする人の心理、男女別の好き避け行動の特徴について詳しく解説します。
好き避けと勘違いしやすい「嫌い避け」との見分け方も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
Contents
好き避けとは?
好き避けは、好きな人に対して避けるような行動をとってしまうことです。
本心と裏腹な態度をとるのが大きな特徴で、好きなのにそっけない態度を取ったり冷たく接したりすることがあります。
そのため、好き避けをされた人は好意を持たれていることに気づきにくいのです。
避けるような態度が気になって、「嫌われているのかな」「何か悪いことしたかな」と、モヤモヤした気持ちになることが多いでしょう。
なぜ避ける?好き避けする人の心理
どうして好きな人を避けるような言動を取ってしまうのでしょうか。
ここでは、好き避けする人の心理を紹介します。
自分の気持ちを悟られたくない
「自分の気持ちを悟られたくない」という思いから、好き避けをすることがあります。
とくに、プライドが高い人は本当の気持ちを表すのが苦手で、「傷つきたくない」「下に見られたくない」という気持ちから、クールな振りをして好意を隠しがちです。
また、自分の中で気持ちの整理がついていない場合も、まだ気づかれたくないという心理から好き避けをすることがあります。
今の関係性を崩したくない
職場仲間や友人として良好な関係を築いていたり、上司と部下の関係だったりする場合、「今の関係性を崩したくない」という気持ちから本心を隠す人もいます。
相手が自分のことをただの仕事仲間や友達と思っているなら、好きな気持ちがバレたときに気まずい雰囲気になってしまう可能性があるからです。
恋愛感情があることが知られると元の関係に戻るのが難しいこともあるため、好き避けをして距離を保とうとしているのでしょう。
周りの目が気になる
好き避けしている人は、周りの目を気にしている場合もあります。
周りの人に余計な気を遣わせてしまったり、茶化されたりするのが嫌だと思っているのでしょう。
周りの人に好きバレすると、自分のペースでアプローチできなくなることも少なくありません。
そのため、恋を実らせたいという気持ちから、好き避けしている場合もあります。
職場では恋愛感情を持っていることを知られると、周りから「浮ついてる」と思われることも。
業務に支障が出る可能性があるため、「自分の気持ちを隠さなきゃ」という気持ちで冷たい態度になってしまうこともあるでしょう。
恥ずかしい
好き避けするのは、相手に好きなことを知られるのが恥ずかしいと思っているケースもあります。
恋愛経験が少ない人は好きな人への対応に慣れていないため、相手がいるとドキドキして避けてしまうという場合もあるでしょう。
他にも、異性とのコミュニケーションが苦手・自分に自信がないという人も、恥ずかしさから好きな人を避けがちです。
このタイプの人は、自分では避けるつもりがなくても、緊張して無意識のうちに好き避けをしている場合もあります。
男女別|好き避け行動の特徴
好き避け男子・女子は、どのような行動をとるのでしょうか。
ここでは、男女別の好き避け行動の特徴を紹介します。
男性|周囲に人がいると冷たくなる
ふたりでいるときは優しいのに、周囲に人がいると冷たくなるのが好き避け男子の特徴です。
人が来た途端にパッと離れたり、人前だと話しかけてもそっけない返事をしたりすることがあります。
自分の立場を考えていたり、他の人に好意があるとバレるのが恥ずかしかったりするのでしょう。
周囲に男性が多いとイジられる可能性があるため、「好きバレすると面倒なことになる」と思っている場合もあります。
男性|会話が途切れがち
好き避け男子は、好きな人との会話が途切れがちです。
好きな人と話すと緊張して、「何を話せばいいのかわからない」と考えて言葉に詰まってしまうことがあります。
話しかけても「はい」「うん」などと答えるだけだったり、一問一答で終わったりすることもあるほどです。
また、男性側から話しかけてきたのに、話が盛り上がらずに終わるパターンもあります。
好きな人と距離を縮めたいと思っていても、いざ話してみるとドキドキしてしまい、うまく盛り上げられないのでしょう。
男性|声が小さい
好き避けする男性は、好きな人と話すときに声が小さくなってしまうことも多くあります。
他の人と話しているときは普通なのに、好きな人の前になると声が小さくなるのが好き避けする男性の特徴です。
「顔を見て話すのが恥ずかしい」「自信がない」といった男性心理が働いて、無意識のうちに声が小さくなってしまうのでしょう。
女性|すぐに目を逸らす
好き避けする女性は、目が合ったときにすぐに逸らすのが特徴のひとつです。
好意を持っている人と目が合うと緊張して、恥ずかしさからパッと目を逸らしてしまいがちです。
また、好きな人のことは目で追ってしまいやすいため、「見ていたのがバレたかもしれない」とドキッとして目を逸らすこともあります。
遠くにいても目を逸らされたような気がするときは、好き避けの可能性があるでしょう。
女性|意地悪な言動をする
好きなのに、意地悪な言動をする女性もいます。
自分の好意を隠したいという気持ちが強すぎて、相手をからかったり嫌味を言ったりしてしまうことがあります。
このタイプの好き避け女子は、「本当は仲良くなりたいのに…」「今ので嫌われたかもしれない…」と、自分自身の行動を後悔することが少なくありません。
また、「相手の関心を引きたい」「相手がどんな反応をするか確かめたい」といった女性心理から、わざと意地悪な言動をとるパターンもあります。
女性|わざとそっけなく接する
好きな人に対して、わざとそっけなく接するのも好き避け女子によくある行動です。
話しかけても会話が続かないことが多く、笑顔を見せないため、無愛想な印象を受けることが多いでしょう。
相手のことを「タイプじゃない」「デートとかありえない」と、自分の気持ちに嘘をつくようなことを言ってしまうこともあります。
嫌がっているような態度なので、好き避けと気づかない人も多いでしょう。
好き避けと嫌い避けの見分け方
相手を避けるような行動をとるのは、本当に嫌っている「嫌い避け」の場合もあります。
嫌い避けをするのは、「生理的に受け付けない」「価値観が違いすぎる」などの理由があり、一緒にいると不快感や不満を感じているからです。
極力関わりたくないと思っているため、好き避けと同じ行動でも嫌悪感が感じられ、距離を置こうとしてきます。
例えば、好き避けの場合は目が合ったときに逸らされることがありますが、嫌い避けはそもそも目が合いません。
他にも、
- LINEやメールを無視される
- 話しかけると無視する・嫌な顔をする
- 頼み事をしてもあっさりと断れる
- 困ったときに助けてくれない
- ふたりきりになる状況を避ける
といったことがあります。
好き避けと嫌い避けを見分けるのは難しいですが、このような行動があったときは嫌い避けの可能性を考えて相手と接しましょう。
好き避けしてしまう人の気持ちをうまく汲んで関係を進めていこう!
好き避けする人は、好きな人や周囲の人との関係性を考えていたり、恥ずかしさや緊張から好きな気持ちを隠していたりすることがあります。
ただし、好き避けだと思ったら本気で嫌われていたというケースもあるため、好意と嫌悪どちらで避けられているのか判断することが大切です。
もし気になる人から好き避けされている可能性が高いなら、今回の記事で紹介した情報を参考に、相手の気持ちをうまく汲んで関係を進めていってくださいね!
- 好き避けは、好きな人に避けるような行動をとってしまうこと
- 好き避けをする人の心理は、自分の気持ちを悟られたくない・好きバレして今の関係性を崩したくない・周りの目が気になる・恥ずかしい
- 好き避け男子の行動は、周りに人がいると冷たい・すぐに会話が途切れがち・話しているときの声が小さい
- 好き避け女子の行動は、目が合うとすぐに逸らす・相手が嫌がるような意地悪な言動をする・わざとそっけなく接する
- 気になる人に好き避けされていると感じたら、相手の気持ちをうまく汲んで関係を進めるのがおすすめ