甘え下手な人の特徴とは？甘え下手を卒業して甘え上手になる方法を解説

他人にうまく頼れない人は、何かと損することが多いものです。

甘え下手が災いして、仕事や恋愛がうまくいきづらいと感じているのなら、自分の性格を見直すタイミングかもしれません。

今回の記事では、甘え下手な人の特徴や甘え上手になる方法を解説します。

自立心が強すぎる人は、ぜひチェックしてみてください。

甘え下手な人の特徴6選

まずは、甘え下手な人の特徴を紹介していきます。

自分と照らし合わせながら確認することで、他人を頼れない原因が見えてくるでしょう。

責任感が人一倍強い

甘え下手な人は責任感が人一倍強いです。

自分に厳しい一面があり、何事も1人で解決しようとする傾向があります。

他人を頼ること自体に罪悪感をもっていて、なかなか人にアシストをお願いできません。

困難に直面しても1人で乗り越えていれば、周囲から「できる人」と思われてしまい、ますます人に甘えることが難しくなります。

プライドの高さが邪魔をする

甘えるのが下手な人は、プライドの高さが邪魔している可能性があります。

心のどこかで「他人を頼るなんてカッコ悪い」「自分は弱い人間だと思われたくない」などと考えていると、たとえ周りがサポートしようとしても断ってしまいがちです。

自分の弱みを見せるのが苦手だと、なかなか他人に甘えることができません。

そのせいで生きづらさを感じているのなら、過剰なプライドは捨てたほうがいいでしょう。

面倒見が良くて頼られることが多い

甘え下手な人は、面倒見が良く自分より他人を優先するタイプです。

周囲の友達や同僚にとって心強い存在なので、どんどん頼られては引き受けてしまいます。

とくに弟や妹の面倒を見てきた長男・長女は、甘え下手になりがちです。

そもそも自分から甘える方法がわからず、いざというときに頼れないことが多いでしょう。

相手にどう思われるか気にしてしまう

甘え下手な人は、他人の目を気にしすぎるところがあります。

「自分が頼れば嫌われるかもしれない…」という気持ちが先立ち、甘えることを躊躇してしまう傾向があるのです。

マイナス思考で心配性な人ほど、素直にサポートをお願いすることができません。

他者からの評価を気にしすぎているうちは、甘え下手からの脱却は難しくなります。

素直に弱音を吐くことができない

甘え下手な人は、つらいことがあっても素直に自分の気持ちを口にできません。

弱音を吐くことに抵抗感があるため、つい強がってしまうのです。

堂々としている姿は人の目にカッコよく映るかもしれませんが、我慢し続ければ精神的につらくなります。

甘え下手を改善できないと、そのストレスがいつか爆発することになりかねません。

今まさに生きづらさを感じているのなら、自分の言動を変えていくことが大切です。

恥ずかしがり屋

恥ずかしがり屋なのも、甘え下手の人によく見られる特徴です。

人によっては相手と目が合うだけでソワソワしてしまう場合があるでしょう。

極度の恥ずかしがり屋だと、自分から話しかけることすら難しいため、なかなか人を頼れません。

たとえ相手が恋人であっても素直に甘えることができず、淡白な対応をしがちです。

恥ずかしさから愛情表現を避けてしまうと、相手に悲しい思いをさせる可能性があります。

円満な人間関係を築きたいのなら、ときには人に甘えることが必要でしょう。

甘え下手を卒業して甘え上手になる方法

甘え下手のままだと、ストレスが蓄積されたり恋人に寂しい思いをさせたりと、あまりいいことがありません。

仕事や恋愛、人間関係がうまくいかない…と悩んでいるのなら、甘え上手になるための方法を実践してみましょう。

甘えることに対する考え方を変える

甘え上手になるには、まず「甘えること」に対する考え方を変えるべきです。

甘え下手な人は、「甘える＝弱さの表れ」と考えている傾向があります。

しかし、人を頼ることは決してネガティブなものではありません。

誰しも得意・不得意があります。

自分1人で問題解決に向かうより、周囲に甘えるほうがうまくいくことは多いものです。

「甘える＝弱さの表れ」という思考に囚われていては、なかなか人を頼れません。

一旦ネガティブな考えは捨てて、ポジティブな面に目を向けてみてください。

甘えることの大切さに気がつけば、自然と甘え下手を脱却できるでしょう。

小さな頼み事から試してみる

甘え上手を目指す第一歩として、小さな頼み事から慣れていくことがおすすめです。

たとえば、一時的に荷物をもってもらう、ペンを借りるなど、些細なことであれば頼みやすくなります。

相手の負担にならない程度のお願い事であれば、気楽に頼めるはずです。

小さな頼み事を繰り返していけば、少しずつ甘え下手を脱却できるでしょう。

悩みを相談してみる

甘え上手になりたいのなら、友達や恋人など身近な人に悩み事を相談してみましょう。

甘え下手な人は何か問題が生じると自分だけで解決しようとしがちです。

そうした行動を続けていると、ますます他人に頼るきっかけがなくなってしまいます。

まずはちょっと勇気を出して、他人に相談してみてください。

小さな悩み事であれば、周囲の人に打ち明けやすくなるでしょう。

自分の気持ちを隠さず素直に伝える

他人に自分の気持ちを隠さず伝えることが、甘え上手になる方法のひとつです。

つらいときや悲しいときに1人で耐えていては、心身が疲弊してしまいます。

たまには素直な気持ちを他人に伝え、共感してもらったり慰めてもらったりしましょう。

ネガティブな感情を打ち明けるのはハードルが高いと感じるのなら、まずは「嬉しい」「楽しい」といったポジティブな感情を表現するのがおすすめです。

甘え下手を卒業したい人は、自分の気持ちを少しずつオープンにしてみてください。

自分からスキンシップをしてみる

恋人に甘えたい場合は、勇気を出して自分からスキンシップをとってみましょう。

まずは2人きりのときに手をつないだり、腕を組んだりするのがおすすめです。

それすらも照れくさいという人は、相手を呼ぶときに肩や腕をタッチすることからはじめてみてください。

自分からのスキンシップを増やしていけば、徐々に恥ずかしさが軽減してくるはずです。

触れ合いへの抵抗感が和らぐことで、素直に甘えられるようになるでしょう。

上手な甘え方を身につけて甘え下手を卒業しよう

甘え下手な人は、何か問題が生じたときに自分だけで解決しようとする傾向があります。

しかし、つらいときも苦しいときも1人で耐えていれば、ストレスは蓄積される一方です。

自分自身を追い詰めないためには、ときどき人に甘えることが必要でしょう。

甘え下手を脱却したいのなら、まずは他人に自分の気持ちを吐き出したり相談したりすることを心がけるのがポイントです。

小さなお願い事を繰り返すことで、人を頼ることへの抵抗感が減少していきます。

ぜひ甘え下手を卒業して、心身ともに健康な状態でいることを目指してくださいね！