【占い師監修】怖い夢を見る原因とは?パターン別&人物別の夢占いまとめ

うなされたり飛び起きたり、怖い夢を見た経験が一度はあるのではないでしょうか。
怖い夢を見ると「現実でなにか怖いことが起きるのかな?」と心配になりますよね。
今回の記事では、夢占いの観点から怖い夢を見る心理と、夢が暗示する意味について解説していきます。
最近怖い夢を見たという人は、夢の内容を思い出してみてくださいね!

Contents
怖い夢を見た…その原因は?
できれば怖い夢より楽しい夢を見たいものですが、なぜ怖い夢を見てしまうのでしょうか。
考えられる原因は以下の通りです。
- 身体が疲れている
- ストレスが溜まっている
- 精神が不安定な状態になっている
- 生活習慣の乱れ
他にもうつぶせ寝や、胸の前に腕を置いた状態で寝てしまうと、呼吸がしにくいという寝苦しさから怖い夢を見るパターンもあります。
一般的に睡眠は眠りが浅いレム睡眠と眠りが深いノンレム睡眠に分けられ、夢を見るのはレム睡眠中だといわれています。
レム睡眠中は脳が活発に働き、記憶している情報の整理や定着が行われているため、現実世界で悩みや不安を抱えている人は夢の中でも苦しむ傾向が強いでしょう。
反対にストレスなくポジティブ思考で毎日を過ごしている人は、その精神状態が夢に反映され明るく楽しい夢を見る可能性が高いといわれています。
怖い夢を見たときは、自分の身体と心がSOSを出している証拠といえるでしょう。
【パターン別】怖い夢が暗示する意味
ここからは、パターン別に怖い夢が暗示する意味を解説していきます。
怖い夢の中には吉夢や警告を意味するものもあるので、怖い夢を見たからといってネガティブに捉えないよう参考にしてみてください。
襲われる夢
なにかに襲われる夢は、実生活での不安や恐怖の気持ちの表れです。
仕事でのプレッシャーや、恋人に対する不安など…なにかに襲われて逃げているのなら現実世界での不安から逃げたい気持ちが夢に表れている可能性があります。
追いかけられる夢
追いかけられる夢を見たときは、心身ともに疲れていたり、ストレスが溜まったりしている可能性が高いでしょう。
現実世界で人や仕事、介護など何かに追い詰められていませんか?
頻繁に追いかけられる夢を見ている人は、無理に頑張りすぎて体が悲鳴をあげているサインかもしれません。
脅される夢
誰かに脅されて脅威を感じている夢は、現実世界で精神的苦痛や強いストレスを感じている暗示といえます。
仕事のプレッシャーや責任が重荷になってしまい、窮屈な思いをしているのではないでしょうか。
周りからの期待に応えられるかどうかの不安や恐怖心から逃げ出したい、という気持ちの表れでもあります。
溺れる夢
溺れる夢には「凶夢」と「吉夢」があります。
溺れていつまでも苦しんでいる夢は凶夢です。
現実世界で愛情に飢えている状態を意味しており、精神的な寂しさや不安の表れなのです。
一方、溺れても誰かに救助される夢は吉夢にあたります。
今の辛い状況が一変して、運気が上がったり、問題が解決していくことを暗示しているでしょう。
落ちる夢
崖や高層ビルなどの高い場所から落ちる夢は、生活に不安がある、自分に自信がないなど現実になんらかの不安やストレスを感じているときに見る夢です。
また、これから健康状態が悪化したり周りからの評価が下がったりするなど、ネガティブなことが起こる警告として見るケースもあります。
もしも体調面で不安があるのなら、早めに病院を受診するなどの対処法も視野に入れておきましょう。
閉じ込められる夢
閉じ込められる夢は、自分の感情を出さないように押さえ込んでいることを意味します。
たとえば社会人で職場に閉じ込められる夢を見た場合、仕事にストレスを感じながらもなんとか耐えている状態といえるでしょう。
プライベートを充実させて息抜きするなど、ストレス発散方法を見つける必要があるといえます。
ケガをする夢
ケガをする夢は現実世界で思わぬアクシデントやトラブルに遭うことを警告しています。
たとえば頭をケガする夢は、仕事の損失や金銭的な問題・家族間の心配事など、頭を悩ませるトラブルを暗示しているのです。
ケガをする夢を見たら問題に発展しそうな点はないか、事前に確認しておくと良いでしょう。
事故に遭う夢
事故に遭う夢は、なにか後ろめたい出来事があり自分自身を責めているときに見やすいといわれています。
「自分の至らない点を自覚するべき」という夢からの暗示なのです。
事故に遭う夢を見たら自分の心に手をあて、改善すべき点があるかどうか見つめ直すことが必要かもしれません。
刺される夢
刺される夢は、怖い夢の中でもとくにネガティブな印象を感じますよね。
しかし、刺される夢は人生の転機や新しく生まれ変わるなど、前向きに変化していくことを暗示している吉夢といわれています。
深く刺される夢を見たら大きな運が自分に向いていることを暗示しているでしょう。
仕事運や恋愛運、金運などが一気に上昇し、生活が一変して明るくなることを予兆しているといわれています。
殺される夢
殺される夢などの「死」を連想する怖い夢は吉夢といわれており、殺人犯に殺されることで新しい自分に生まれ変わる、新たな出発を迎える、など明るい未来になることを暗示しています。
諦めかけていた夢や目標が叶ったり、悩み事が解決したりするなど運気が上昇していくでしょう。
また、他人が殺される夢を見た場合も、同じように「変化の兆し」「運気アップ」を意味しています。
自殺する夢
自殺する夢も死を連想するものなので吉夢とされています。
自分の嫌いな部分を切り捨てたい、コンプレックスを克服したいという願望から夢を見るケースがあります。
この夢を見たときは、運気が上昇していることを暗示しているので、このチャンスに自分を変える努力をすれば今までの嫌いな自分を克服できるかもしれません。
幽霊が出てくる夢
夢に幽霊が出てくるとゾッとしますが、これは思いがけない新しい出会いや新しい世界に足を踏み入れることを暗示しています。
自分自身が変化するときに見ることが多く、新しい世界に行く不安から怖い夢を見るのです。
運気が上がっている状態なので、新たな挑戦をするときは勇気を持って一歩踏み出してみましょう。
金縛りにあって動けない夢
金縛りにあって身動きがとれなくなる夢を見たら、現実世界でも同じようなことが起こっていることを暗示しています。
仕事や恋愛など、どうすることもできないような悩みや不安を抱えていませんか?
夢は現実で起こっている自分自身のSOSを知らせるサインなのです。
金縛りにあって動けない夢を何度も見る人は、それほど大きなストレスや疲労が蓄積されている証拠でしょう。
【人物別】怖い夢の登場人物によって異なる意味
怖い夢の中に誰が登場したのかは重要なポイントです。
最後に、夢の中の人物がもたらす意味について解説していきます。
友達
夢の中の友達は、自分を映し出す鏡のようなものであり、「友達 = 現実の自分」なのです。
怖い夢に友達が出てきたのは、「今のままじゃだめだ」という自分自身に対しての焦りの気持ちが表れています。
コンプレックスを抱えているのなら、夢を見た今が克服するチャンス!
自分をもっと好きになれるよう努力してみましょう。
彼氏・彼女
夢の中に出てきた恋人に対して「怖い」という感情があるなら、現実で相手に恐怖を感じているのかもしれません。
恋人からの束縛や嫉妬、攻撃性のある態度などに息苦しさを感じていませんか?
自分では気付いていなくても、知らず知らずのうちにストレスが溜まっていることもあるのです。
反対に、自分が恋人に束縛や攻撃的な態度をとってしまうことに罪悪感を感じている場合にもこの夢を見ることがあります。
元カレ・元カノ
元カレや元カノの夢を見ると「未練があるのかな」と思いがちですが、そうではありません。
怖い夢に元恋人が出てきたら、それは自分自身が現状に満足できていないサインなのです。
恋人や好きな人がいる場合は、相手に不満や不安を抱いているケースがほとんどでしょう。
夢の中で元カレ・元カノに嫌な感情をもっていたら、現実でも恋人に同じ感情を抱いているといえます。
家族
怖い夢に家族が出てきたら、家族関係に何かしらの不安があることを意味しています。
たとえば家族仲が険悪だったり、家族内で解決が困難な問題が起こっていたり、思い当たることはありませんか?
不安や心配事がある人は、一度話し合いを設けることをおすすめします。
また、家族に甘えすぎていて自立できていないときにこの夢を見るケースもあります。
「家族や身内に頼ることなく自分の力で生きなさい」という夢からの警告ともとれるでしょう。
子供
夢の中の子供が怖い場合、将来に対する不安感や自分の未熟さを感じているサインといえます。
大人になりきれていない自分に嫌気がさし、そんな不甲斐なさが怖い夢として表れているのです。
明るい未来のために今は積極的に行動し、自分に自信をつけることを目標にすると良いでしょう。
職場関係の人
職場関係の人が怖い夢に出てくるときは、現実で仕事に対するストレスを抱えていることがほとんどです。
人間関係に悩んでいたり、仕事のモチベーションが下がったりするのではないでしょうか。
そのようなときは、職場環境でのストレスが夢に表れる場合が多いです。
一旦心と体を休めてリフレッシュすることも必要でしょう。
知らない人
夢の中に出てくる知らない人は自分の分身といわれており、とくに同性の場合は自分の代役といってもいいでしょう。
自分の知らない一面や認めたくない一面の象徴だといわれています。
知らない人が怖い夢に出てきたということは、自分に対しての不安を表しており、「このままで良いのかな」という気持ちが夢となっているのです。
また、異性の知らない人が出てきた場合は、恋愛面で気づいていない一面を暗示しています。
恋人に対して不満があったり、恋人に依存状態になっていたりと、恋愛に関する問題を示唆しているといえるでしょう。
怖い夢ばかり見るときは自分の現状と向き合うチャンス
怖い夢を見るときは、大抵ストレスを抱えていたり精神的に病んでいたりしている状態がほとんどでしょう。
怖い夢は「自分自身をもっと大切にしなさい」という夢からのお告げなのかもしれません。
日頃から頑張り過ぎている人は、これを機に一度休んでみてはいかがでしょうか。
自分の気持ちと向き合い、現状を知ることで明るい未来が切り開けるはずですよ。

浅い眠りが続くと怖い夢を見やすくなります。
考え事や悩み事が多いと神経が高ぶり、眠りが浅くなりやすいので、日中はよく体を動かして体を疲れさせることも大切です。寝る前の飲酒は控え、温かいカフェインレスの物を摂取しましょう。
方位学的には枕を北か西にするのも熟睡のヒントです。しかし、西向き枕は眠りすぎてしまうとされているので注意が必要です。
また、見た夢をあとで楽しい夢に置き換えるという方法や、夢日記を付けるという方法もおすすめです。
まずは我慢をしすぎないようにして、適度にストレスを発散させることを心掛けましょう。
- 怖い夢を見る原因は、寝苦しさなどの体感ストレスによるものと現実での精神的・肉体的ストレスによるものが考えられる
- 怖い夢はパターン別・人物別で暗示する意味が異なる
- 怖い夢を見たときは、心も体も休憩して自分自身と向き合うことが大切
占い師の「天宮日向子」です。
心理学的には、怖い夢を見た場合、精神的に大きなストレスや不安(恋愛問題、人間関係、仕事、秘密)を抱えている状態であるとされています。
一方、スピリチュアル的には、前世やご先祖様からの記憶によるものだとされます。
夢に出てくるシチュエーションや人物で意味が変わり、同じ夢が続くときはさらにメッセージ性が強くなるといわれます。
怖い夢をよく見るという人は本記事を参考にしてしてみてください。