バイブスの意味とは?由来・言い換え表現・使い方を例文付きで解説!
バイブスという言葉を、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
若者言葉というイメージもありますが、実際はどんな意味があるのでしょうか。
この記事では、バイブスの意味や由来、言い換え表現、使い方を解説します。
バイブスの使い方に不安がある人はぜひチェックしてくださいね!
Contents
バイブスの意味
バイブスとは、その場のノリや雰囲気、テンションといった意味で使われている言葉です。
人や場所、空気感など幅広いものに対して使われます。
自分の気持ちや考え方を表現できる言葉でもありますが、感覚で使われている言葉なので抽象的な表現といえます。
バイブスの語源・由来
バイブスの語源は、英語の『vibration(振動・心の揺れ)』を略した『vibes』です。
『vibes』はスラングでもあり、人だけではなく場所や音楽など幅広い分野に対して感じる雰囲気・オーラや、感情・気分を意味する言葉として定着しています。
この言葉をそのままカタカナにした『バイブス』が、日本で使われるようになったのです。
バイブスは、元々はレゲエやヒップホップといった音楽業界やクラブシーンでノリやテンションを表す言葉として使われていました。
一般に浸透するきっかけとなったのは、2010年台に放送されていた恋愛リアリティショー『TERRACE HOUSE』(フジテレビ系)における今井華さんの発言だとされています。
当時からテラスハウスは若者を中心に絶大な人気を得ていた番組だったこともあり、若い人たちから爆発的な広がりを見せました。
その証拠に、バイブスという言葉は2013年の『ギャル流行語トップ10』で第1位に選ばれています。
最近では人気お笑い芸人のEXITさんがネタでバイブスという言葉を使っており、ギャル語からパリピ言葉としても使われるようになっています。
また現代の若者からするとバイブスは死語と呼ばれることもありますが、SNSで日常的に使われている光景は変わっていません。
バイブスの言い換え表現
抽象的な意味を持つバイブスですが、言い換えるとどんな言葉になるのでしょうか。
バイブスの言い換え表現には以下のようなものがあります。
- ノリ
- テンション
- フィーリング
- 雰囲気
- 気分
バイブスが流行していた世代の人たちも、年齢を重ねていくとギャル語や若者言葉は使いづらくなってくるものですよね。
そんなときは、バイブスを雰囲気や気分といった言葉で言い換えて使いましょう。
死語を使っていると思われたくないと感じる人もいるかもしれませんが、ノリやテンション、フィーリングであれば親しい人同士での会話で使う分には問題ありません。
例文付き|バイブスの使い方
最後に、バイブスの使い方を例文を交えながら解説します。
バイブス上がってきた!
『バイブス上がってきた!』とは、テンションが上がってきたという意味です。
同じように、『バイブス高めよう』といえば、テンション上げようという意味になります。
気分の上がり下がりを表現するときに使る言葉といえるでしょう。
ただし、人間だけではなく場所や雰囲気にも使えるので『開演直前だから、会場のバイブス高まってる』のように使われるパターンもあります。
推しの自撮りが可愛すぎてバイブス高まる!
『推しの自撮りが可愛すぎてバイブス高まる!』とは、推しの自撮りがとてもかわいいので萌えるという意味です。
テンションが上がっていることもニュアンスとして含まれていますが、意味としては『萌える』となります。
このなんともいえない言葉の柔らかさは、バイブスが持つ抽象的な特徴そのものといえるでしょう。
初めましてなのにバイブス合うね!
『初めましてなのにバイブス合うね!』とは、初対面なのに気が合うねという意味です。
ここでのバイブスは、フィーリングやノリが合うという意味で使われます。
同じような意味で使う場合、『バイブスが一緒』『バイブスが同じ』といった表現がされることもあります。
『バイブス』の意味はノリや雰囲気、テンション!
バイブスは、その場のノリや雰囲気、テンションを意味する言葉です。
語源は英語の『vibration』の略である『Vibes』で、日本ではレゲエやヒップホップなどの音楽シーンを経て、2010年代頃に一般に広がりました。
きっかけは恋愛リアリティショー『TERRACE HOUSE』における今井華さんの発言とされています。
実際、2013年には『ギャル流行語トップ10』で第1位に輝き、バイブスは一躍流行の言葉となりました。
今では死語と認知されることもあるバイブスですが、SNSではまだ使われている生きた言葉といっていいでしょう。
若者言葉なので、使い時を見誤ればイタイ人認定されてしまうかもしれません。
使うときは注意して使ってくださいね!
- バイブスは、その場のノリや雰囲気、テンションを意味する言葉
- 対象が広く感覚的に使われる言葉なので抽象的な表現
- バイブスの語源は英語の『vibration』の略である『Vibes』
- 日本でバイブスが広がったきっかけは『TERRACE HOUSE』における今井華さんの発言
- バイブスの言い換え表現には『フィーリング』『気分』などがある