節操がないの意味・類語・使い方とは?関わるのが危険な最低特徴を解説
「節操(せっそう)がない」は、あまり良い意味で使われることがない言葉です。
節操がないとは、行動基準に一貫性がない、あるいは行動基準を順守しようとする気持ちが薄い様子を指します。
しかし、「節操がない」ことの何が問題なのでしょうか。
この記事は「節操がない」の言葉の意味や類語とともに使い方の詳しい解説をしています。
また、節操がない人に共通する特徴や、恋愛に節操がない人の危険な特徴も分かりますよ。
Contents
「節操がない」の意味とは?
「節操がない」の節操とは、自分の信じる主義や道徳を堅く守って変えないこと。
節操の節には、控えめにすること、けじめをつけることなどの意味があり、節操の「操」には主義を貫き誘惑に負けないという意味があります。
つまり「節操がない」人とは、信念を守る意識が低い人や道徳観を守りぬくことができない人のことです。
特に、恋愛面で節操がない場合は、言動や気持ちに一貫性がないので、決まった相手と誠実な恋愛ができないことを意味しています。
類語・言い換え
「節操がない」の類語は、信念を貫く意思が弱いことを表す「一貫していない」「変わり身の早い」です。
言動や主義が変わりやすい性格を指摘する場合は「八方美人の」「日和見の」と言い換えることもできるでしょう。
言葉や態度に責任を持たず、信用できないことを批判するときは「不実な」や「けじめのない」「調子が良すぎる」などを使います。
「節操がない」の使い方・例文
「節操がない」は、意志が弱かったり異性にだらしなかったりと、あまり良いイメージがないかもしれませんが、中には良い意味で使われる場合もあります。
次は「節操がない」の使い方や例文を紹介しましょう。
肯定的な意味合い
あまり良い意味で使われることのなかった「節操がない」ですが、最近は肯定的な意味合いで使われるケースも増えてきました。
それは1つのことにこだわらず、いろいろなことに興味を持つことを表現する使い方です。
これは信念を堅く守り貫き通す「節操」を新解釈して、対極の「節操がない」を使った新しい使い方と言えるでしょう。
使い方例文
彼は実に多趣味で、料理や写真撮影から乗馬、セーリングまで節操がないが、どれもプロ級の腕前です。
否定的な意味合い
「節操がない」の使い方の2つ目は、否定的な意味合いです。
自分の主義主張に統一性がなく、その場の空気で意見や態度を変えることは、大人の世界ではよくあること。
しかし、あまりにも変わり身が早い人や言うことがコロコロ変わる人は、「節操がない」と呆れられてしまうこともあります。
使い方例文
所属していた派閥の人気が落ちた途端に離党し、次の選挙は対立政党から出馬した政治家の節操の無さには驚いた。
批判的な意味合い
特に、恋愛面で「節操がない」を使う場合は、道徳観や相手への誠実さに欠けることを意味し、批判的な意味合いがほとんどです。
気が多く、誰とでも簡単に付き合うようなモラルのない人を指す場合や、決まったパートナーがいるのに浮気してしまうような、意志の弱い人を指す場合があります。
使い方例文
彼女の仕事ぶりは真面目だけど、彼氏以外にも何人か付き合っている人がいて、プライベートは節操がないらしいよ。
節操がない人に共通する5つの特徴
「節操がない」と言われる人たちには、ある共通の特徴を持っていることが多いです。
時には本人が気付いていなくても、これらの特徴によって周りから「節操がない」と思われてしまう場合もあります。
次は、節操がない人によく見られる、5つの特徴について紹介しましょう。
自分に得がないと動かない
行動を起こす理由が「何が自分にとって得があるか」を重視し、自分の信念や周りの気持ち、道徳観などはあまり気にしない人は「節操がない」と言われがちです。
自分のためになることなら、日頃の主義や立場に反していても平気で行動を起こし、逆なら昨日までしていたことも迷わず止めてしまうこともあります。
今まで仲間だと思っていたのに、仲良くした方が得な相手と親しくなったからと、急に敵になることもあるので、「節操がない人」だからと信用されなくなることもあるでしょう。
優柔不断で自分で決断できない
節操がない人は優柔不断なので、重要な決断を自分で下すことができません。
その場の空気を読んだり、状況に応じて態度を変えたりはできますが、とるべき道を自分で選ばなくてはならない時は、一貫した主義が無いので困ってしまいます。
一度決断しても心配になって返事を二転三転させたり、他の人に責任転嫁しようとしたりすることも。
いつまでも他人に決めてもらったことに従うだけなので、常に不満や危機感を抱えたままのこともあります。
簡単に意見を変えてしまう
自分の言動や主張に継続性がなく、簡単に意見を変えてしまう人も「節操がない」と思われやすい人です。
それがベストだと思っていても、人から何か言われると「それもいいかもしれない」と思ってコロコロと意見が変わり、別の日には違うことを言うこともあります。
周りに迷惑をかけることも多いのですが、本人は罪悪感がなく仕方ないことと思って気にしていないことが多いでしょう。
集中力が続かない
節操がない人は自分が決めたことを守り抜くことができないため、集中力が長く続きません。
新しい事にすぐ飛びつきますが、自分の中にしっかり定着する前に、別の事が気になってしまうので、いつも中途半端な状態で終わってしまうでしょう。
仕事でも趣味でも、1つのことをコツコツ続けて結果を出すことが苦手で、要領よく適当に手を抜いて終わらせようとするタイプです。
人もモノも飽き性
飽き性で付き合う人も持ち物もすぐ替える人は、節操がない人が多いでしょう。
恋愛相手や所属する友人グループなどは長続きせず、いつも新しい出会いを求めているので、特定の人と深い関係性を築くことが苦手です。
モノに関しても新製品が出るとすぐに買い替えたり、買ったモノを使うこともなく新しいモノが欲しくなったりします。
人もモノも執着がなく、自分ならではのこだわりや大切にしようという気持ちはあまりないでしょう。
節操がない恋愛は避けるべき
飽き性だったりコロコロ意見を変えたり優柔不断だったり、節操がないことには基本的にプラスはありません。
こと恋愛においても節操がないことはマイナスに働くので、お互いに得することはないでしょう。
しかし、自分の節操のなさは努力で改善できますが、相手の節操のなさは自ら避けるように動くしかないのが難しいところ。
節操がない恋愛を確実に避けるためには、より多くの選択肢が用意されている環境に身をおくべきです。
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節操がない人とは関わらないのが一番!
節操とは、主義や道徳を堅く守り抜くこと。
節操がない人とは、信念を守ったり言動に一貫性がなかったりすることです。
恋愛面では、誠実な恋愛ができないことを意味します。
主に否定的、批判的な表現で使われますが、こだわりを持たずに新しいことに興味を持つという意味で、肯定的に使われるケースも増えてきました。
節操がない人は飽きやすく、意見や態度をすぐ変えたり、自分の利益になることのみを重視したりする傾向があります。
恋愛面で節操がない人は、不倫や二股、略奪愛などが平気な独特の価値観があるので、親しくなるのは危険。
節操がない人とは関わらないのが一番ですよ。
- 節操がないとは、信念を守り抜くことができず言動に一貫性がないことで、恋愛面では不誠実なこと
- 否定的、批判的な意味で使われることが多いが、肯定的な使い方もある
- 節操がない人は、損得重視で飽きやすく態度や意見がすぐ変わる
- 不倫、二股、略奪愛など恋愛面で節操がない人には要注意