普遍的の意味とは?使い方や類義語・対義語を紹介!
普遍的という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
耳にしたことがあっても、詳しい意味は分からないという人も多いかもしれません。
今回は、普遍的という言葉に着目して、意味や使い方などを解説します。
Contents
普遍的の意味とは?
普遍的(ふへんてき)は、あらゆるもの全てに広くあてはまる、広くいきわたるという意味があります。
時代や場所、文化の垣根を超えて共通するような価値観や性質は「普遍的」といえるのです。
例文付き|普遍的の使い方
普遍的の意味が理解できたところで、次は例文を交えながら理解を深めていきましょう。
ショパンのピアノ曲には、普遍的な美しさがある
別れの曲や子犬のワルツなど、誰もが一度は耳にしたことがあるピアノ曲をたくさん作ってきた作曲家がショパンです。
ショパンの楽曲は今から約200年以上前に作られたものもありますが、未だに人々の心を魅了しています。
時代や場所に左右されず、愛されるショパンの楽曲は普遍的であるといえるでしょう。
このブランドのロゴは、普遍的なデザインだ
ブランドのロゴも、普遍的であるといえます。
たとえば、女性たちが憧れるハイブランド「CHANEL(シャネル)」のロゴであるココマークは昔から変わっていません。
ブランドを代表するアイコンのひとつとして、未だに根強い人気を誇っています。
国を超えて世界中で支持されているシャネルのロゴは、普遍的といって差支えないでしょう。
どんな人間にもいずれ最期がくるのは、普遍的な事実だ
漫画やアニメには登場する不老不死という老いない死なないという人間ですが、残念ながら現実にはありえないといってよいでしょう。
人間は、生まれた瞬間からいつかは死が訪れることが決まっています。
いずれ訪れる最期のときが誰にでも平等にあるのは、普遍的といえるでしょう。
普遍的と不変的の違いとは?
普遍的と不変的は、そもそもの意味が違います。
不変的には、「様変わりしない、変わらない」といった意味があります。
広くいきわたるという意味の「普遍的」とは、同音異義語ということになるのです。
普遍的の類義語
普遍的の類義語には、以下のようなものがあります。
- 一般的
- ユニバーサル
- あまねく
- おしなべて
普遍的の対義語
普遍的の対義語には、以下のようなものがあります。
- 特殊な
- 個別の
- 唯一の
- 特異の
普遍的の意味や使い方を覚えて語彙力を伸ばそう!
普遍的には、あらゆるもの全てに広くあてはまる、広くいきわたるという意味があります。
時代や場所、あらゆる価値観を超えて共通するものは「普遍的」と呼ばれるのです。
ブランドのロゴデザインや、標識だけでなく、クラシック音楽や絵画のような文化的なものまで、世界にはたくさんの「普遍的なもの」が存在します。
時計のデザインや数字、横断歩道なども普遍的なものといえるでしょう。
意外と身近に「普遍的なもの」は潜んでいるかもしれません。
目を向けて探してみると、面白い発見が見つかることもあるので、見識を高める一環としてチェックしてみるのもよいでしょう。
類義語や対義語も覚えて、語彙力を高めていきましょう!
- 普遍的の意味は、あらゆるもの全てに広くあてはまる、広くいきわたる
- 同音異義語である「不変的」とはそもそもの意味が違う
- 普遍的の類義語は、「ユニバーサル」「あまねく」「一般的」「おしなべて」
- 普遍的の対義語は、「特殊な」「個別の」「唯一の」「特異の」