下世話とは?誤用が多い言葉って本当?本来の意味や使い方を例文を交えて解説!
会話の最中に、「下世話な話なのだけれど…」と前置きをしてから話題に入ったことはありませんか?
下世話というと、どうしても品のない話やお金の話なのではと思ってしまいますが、実際のところはどうなのでしょうか。
今回の記事では、下世話という言葉の意味や使い方について説明します。
誤用されることもあるので、最後までチェックして正しい意味をしっかり理解しましょう!
Contents
誤用に注意!下世話の意味とは?
下世話は、「げせわ」と読み、世間でよく話題にされることや話される言葉のことを指しています。
簡単にいえば、世間話や噂話は下世話となるのです。
下世話には、「下」という言葉が使われていることから下世話=下ネタ・下品な話と考える人もいますが、これは誤用なので注意しましょう。
例文付き|下世話の使い方
ここからは、下世話の使い方を例文を交えて解説します。
仕事の息抜きに、たまには下世話な話題でも話そうか。
仕事ばかりしていては、誰しもが詰まるもの。
そんなときに、息抜きとして誰かと他愛もない会話をしたいと思う人は少なくないでしょう。
そんなときに使えるのが、下世話です。
この例文でいうと、息抜きに世間話をしませんか?となるわけですね。
ここは公の場だから、下世話は避けよう。
下世話は、言い換えれば噂話や世間話になります。
公の場で話すと、場にそぐわないとして自分の評価を落とすことにもなりかねません。
下世話はあくまでも噂話のようなものなので、フォーマルな場所やビジネスシーンで使う場合には十分注意が必要です。
下世話に聞いたのですが、〇〇さんの今月の営業成績はトップらしいですよ。
この場合の下世話は、「風の噂に聞いたのですが」と訳すると分かりやすいでしょう。
ビジネスシーンの会話であることは想定できますが、あくまで個人間での会話を想定すると話しても問題がないことが分かります。
下世話の類語や言い換え表現
下世話には、どんな類語や言い換え表現があるのでしょうか。
誤用されることも多い言葉なので、言い換えを知っていればうまく切り抜けられる場面もあるかもしれません。
下世話の類語や言い換え表現には、以下のようなものがあります。
- 世間話
- 噂話
- 井戸端会議
- ゴシップ
- 俗っぽい
- 雑談
- 無駄話
- 駄弁
下世話の英語表現
「下世話」の英語表現は、common sayingです。
そもそも下世話は、一般的な話や世間で話されている話題のことを指す言葉なので、「人が話すこと」という意味のある「common saying」が下世話を表現する熟語となります。
ただし、真偽のほどがわからない噂話の場合は「rumor」を使いましょう。
他にも、悪意を含んだ悪口のような噂話には「gossip」が使えます。
話のニュアンスで使い分けるとよいでしょう。
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下世話は、世間でよく話題にされること!くれぐれも誤用には気をつけよう!
下世話は、「世間でよく話題にされること」という意味のある言葉です。
「下」が入っているので、「下ネタ」や「下品な話」と誤解されがちですが、そのような意味はありません。
間違った使い方をされる場合も多く、勘違いしている人も多いので、言い換え表現を覚えておくといざというときにも役立つでしょう。
正しい意味や使い方を覚えて、大人として間違いのない言葉を使いたいところですよね。
あまり公の場で使われることは好ましくない言葉でも、覚えておくことで身を助けられる場面はあるかもしれません。
これを機にしっかりと覚えていきましょう!
- 下世話(げせわ)の意味は世間でよく話題にされること
- 下という漢字が入っていることから、「下世話=下ネタ・下品な話」とされることもあるが、それは間違いである
- 下世話の類語・言い換え表現は、「噂話」「世間話」「雑談」など
- 下世話の英語表現は、「common saying」など