「ひねくれもの」とは?ひねくれ者になった原因・特徴・付き合い方を解説
わざと嫌味を言ったり、人の好意を受け入れなかったりするひねくれ者は、一癖あって付き合い方が難しいことがあります。
職場仲間や友達、恋人がひねくれ者のとき、どうすれば上手く付き合っていけるのでしょうか。
今回の記事では、ひねくれ者の意味、ひねくれ者になった原因、特徴、付き合い方を詳しく紹介します。
Contents
「ひねくれもの」の意味
「ひねくれもの(捻くれ者)」は、「性質がねじけて素直でない者。」という意味があります。
ひねくれ者は自分の気持ちをストレートに表現できず、裏腹な言動を取ってしまうのが大きな特徴です。
他にも…
- あまのじゃく
- へそ曲がり
- 根性曲がり
- 偏屈
- 性格が歪んでいる
といった言葉と意味合いが似ており、言い換えることができます。
ひねくれ者になったのは生い立ちが原因?
ひねくれものになってしまった原因に考えられるのが生い立ちです。
もともとの性格がねじれており、素直に伝えるのが苦手な人もいますが、そうした人ももとを正せば生い立ちに何らかの原因があったのかもしれません。
ひねくれ者になった理由として考えられる3つの原因を紹介します。
ひどい裏切り行為を受けたことがある
過去にひどい裏切り行為を受けたことがあると、ひねくれ者になりやすいです。
一度裏切られた経験があるとなかなか人を信じられなくなり、ちょっとしたことでも疑ってしまうもの。
「相手を信用してバカを見たくない」「傷つきたくない」という心理状態になり、警戒心が強くなってしまうのです。
否定ばかりされて育った
ひねくれ者になる原因に、親や学校の先生など、周りの人に否定ばかりされて育ったことがあげられます。
周囲に認めてもらえないと自己肯定感が低くなり、「どうせ自分なんて」と考えてしまうようになるからです。
自分に自信がなくなってしまうので、好意的な人にも卑屈な言動が多くなりやすいでしょう。
いじめを受けた経験がある
過去にいじめを受けた経験がある人も、ひねくれ者になる場合があります。
いじめによって苦痛を感じたことがある人は、心に傷が残って人間不信になってしまいやすいです。
自分を守ろうとして周りの人に攻撃的になったり、自己否定感が高まって素直に好意を受け取れなかったりするので、ひねくれた言動を取ってしまうのです
性格がひねくれてる人の特徴
次に、性格がひねくれている人の具体的な特徴を紹介します。
素直じゃない
ひねくれ者は、褒められても素直に感情を受け止められません。
「そんなことない」と否定したり、「他の人にも言ってるんでしょ」と疑ったりします。
せっかくの褒め言葉にも嫌味な返答をしてしまい、周囲の空気を悪くすることもあるあるです。
水を差す言動をする
ひねくれ者は、空気を読まない言動をすることがよくあります。
物事が順調に進んでいるときに、水を差すような言葉や態度を取り、周りを白けさせてしまうのです。
たとえば、友達たちと予定を立てているときに「混んでて疲れそう」「行ってもつまらないよ」と、いらない邪魔な発言をします。
ひねくれものの一言によって、その場の空気が壊れることもあるでしょう。
人のことを疑う
ひねくれ者は警戒心が強いため、人のことを疑います。
基本的に初対面の人に心を開くことはなく、仲良くなっても一定の距離を保とうとするので信頼関係を築くのが難しいです。
感謝・謝罪ができない
素直に感情表現ができないひねくれ者は、「ありがとう」や「ごめんなさい」をできない特徴があります。
中には、相手を信用していないことが原因で、本音を言いたくないと思っているケースも。
感謝・謝罪ができないと横柄な印象を与えて、周囲から反感を買うこともあります。
人の幸せを妬む
ひねくれ者は自分に自信がないため、劣等感が強い傾向にあります。
他人と自分を比べてしまい、仕事やプライベートで成功を掴もうとしている人を見ると嫉妬心が湧いて不機嫌になったり愚痴を言ったりします。
人の幸せを妬んでばかりいるので、周囲の人は不快感を抱くことが多いでしょう。
人のことを見下してる
周囲を警戒しているひねくれ者の中には、プライドが高くて人のことを見下しているタイプもいます。
周囲の人よりも自分の方が優れていると思っているので、人の善意を素直に受け入れられません。
間違いを指摘したりフォローしたりすると、ムッとして「余計なことしないで」と強気な態度を取ってしまうこともあります。
相談することができない
ひねくれ者は人を信用していないため、困ったことがあっても自分でなんとかしようとします。
また、人に頼って裏切られたことがある・頼って嫌がられるのが怖いといった理由から、周囲の人に助けを求められないことも少なくありません。
素直に人に相談できないので、1人で背負い込んで事態を悪化させてしまうこともあるでしょう。
恋愛相手にも不安を抱えやすい
ひねくれ者は恋愛相手にも不安を抱えやすいのが特徴です。
自分に自信がなく警戒心が強いので、恋人の気持ちを素直に受け入れることができないのです。
不安感から自分のことを好きかどうか確かめたくなり、わざと嫉妬させる言動を取って相手の反応を見ることもあります。
愛情表現がわかりにくい
ひねくれ者は自分の気持ちに素直になれないため、恋人に甘えたくても甘えられません。
愛情表現がわかりにくいので、恋人は「本当は好きじゃないのかも…」と不安になることもあるでしょう。
ひねくれ者の恋愛傾向は、俗に言うツンデレタイプの可能性があります。
ひねくれ者と上手に付き合う方法
ひねくれものと良好な人間関係を築くためには、相手のことを理解して接する必要があります。
最後に、ひねくれ者と上手に付き合う方法を紹介します。
敵じゃないことをわかってもらう
ひねくれ者と接するときは、敵じゃないことをわかってもらうのが上手く付き合っていくポイントです。
自分から積極的に挨拶をしたり、明るく笑顔で話しかけたりすることを心がけると、相手は敵意がないことを理解してくれるでしょう。
冷たい態度を取られても、諦めずにコミュニケーションをとって警戒心を解いてみてくださいね。
相手の言動は否定しない
相手の言動を否定しないのも、ひねくれ者と良好な人間関係を築くポイントです。
言動を否定されると感情的になる人もいるので、言い返さずに聞き流しましょう。
また、相手の警戒心を解くには、「そういう考え方もあるかもね」と共感して心に寄り添うのもおすすめです。
自分は素直に感情を表現する
ひねくれ者が素直に感情表現しないからといって、自分も感情を見せないのはNGです。
自分が素直にならないことによって、ひねくれ者から信頼を得られない可能性があるからです。
また、お互いがひねくれた態度を取っていると、攻撃的になりトラブルに発展しかねません。
ひねくれ者と接するときは、相手のペースに飲み込まれないように気をつけましょう。
高いプライドを認めてあげる
プライドが高いタイプは、承認欲求を満たしてあげるのが効果的です。
相手のことを頼ったり、感謝の気持ちを伝えたりするのがおすすめ。
相手を認めてあげることで、ひねくれた言動が少なくなってくるはずです。
たくさん褒めてあげる
ひねくれ者は褒めても素直に受け入れないことが多いですが、それでもたくさん褒めてあげましょう。
自分に自信がついてひねくれた言動が減る場合があります。
ただし、ひねくれ者は繊細なので、オーバーな褒め方をするとわざとらしく感じて余計に警戒心が強くなることもあるので注意が必要です。
心を込めて、自然にさりげなく褒めるようにしましょう。
理想の恋を叶えたいなら正直者でいよう!
好きな人の前だと恥ずかしくて素直に気持ちを伝えられない人もいるはず。
しかし、恋愛において、ひねくれてしまうと損するだけです。
好きな人には素直に気持ちを伝えて、理想の恋を叶えましょう。
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ひねくれものでも優しい一面はあるので、根気強く接してあげよう!
ひねくれ者はコミュニケーションが取りづらいため、めんどくさいと感じることもあるかもしれません。
しかし、ひねくれ者でも優しい一面はあるので、相手の良い面に目を向けて根気強く接してあげるのがおすすめです。
ただし、自分ばかり我慢するとストレスになってしまうため、つらくなったら少し距離を置いて見るのも対処法のひとつです。
今回の情報を参考にして、ひねくれ者と上手に付き合ってみてくださいね。
- ひねくれ者は「性質がねじけて素直でない者。」という意味
- ひねくれ者になってしまったのは生い立ちに原因があることも…
- 性格がひねくれている人の特徴は、素直じゃない、感謝・謝罪ができない、愛情表現がわかりにくいなど
- ひねくれ者と上手く付き合うには、敵意がないことを示す、自分は素直でいる、たくさん褒めるなどの方法がおすすめ