「本性」という言葉の意味は?正しい使い方や男女別の本性を徹底調査!
「本性」というのは、日常生活の中で聞くことのある言葉ですが、正しい意味を考えることなく言語表現している人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、本性という言葉の意味や正しい使い方を記事にまとめ、人間の本性が見える瞬間を男女別に解説していきます。
自分や相手の人間性を知るための参考にして、社会生活や対人関係に役立ててくださいね。
Contents
「本性」という言葉の現在の意味と古文(古語)での意味
まず、本性という言葉の意味を見ていきましょう。
本性とは「生まれつきの性質・本来の性質・生来の性格」という意味であり、「本心・正気」という意味で使われることもあります。
現在では本性を「ほんしょう」「ほんせい」と読みますが、古くは「ほんじょう」「ほんしゃう」と読まれていました。
ただし、意味については古語でも変わらず、本性という言葉は読み方のみが現在と古語で異なっています。
「本性」の類義語は?正しい使い方も紹介
本性の類義語は、言い表される意味・内容によってさまざまです。
たとえば、本性の意義を「自らを冷静に認識できる状態」と解釈した場合は、
- 正気
- 正体
- 本地
などが類義語に該当します。
一方、「人の持つ本来的な性質」という意義で解釈した場合は、
- 真の姿
- 実態
- 正体
などが類義語となり、意義関係なく類義語を挙げるなら「正体」が的確な表現になるでしょう。
「本性」を英語や韓国語でいうとなんて言うの?
次に、本性の英語表現について解説します。
本性を英語で表現すると「original nature」「true character」になります。
<original nature>
- original:独自
- nature:本質
と訳せるため、「original nature=本性」になるのはイメージしやすいでしょう。
<true character>
- true:真実
- character:性格
と訳せるため、「true character=本性」というのもイメージしやすい単語になります。
本性を韓国語で表現すると以下の通りです。
- 본성
ポンソンと発音します。
【女性編】本性が見える瞬間とはどんなとき?
人間の本性は、言語行為・言語行動・言語活動の中にあらわれるもので、とくに女性の本性が見える場面には次の瞬間が挙げられます。
彼氏に振られたとき
彼氏に振られたときに本性が出る女性は多いです。
付き合っていた頃は、か弱い女性で守ってあげたいタイプだったのにもかかわらず、別れ話をした途端、声を荒げたり掴みかかってきたりしたら、それは女性が本性を見せた瞬間。
彼氏に振られた女性は、ショックとパニックで普段の状態では見せない本性を見せてしまうのです。
友達に恋人ができたとき
自分には恋人がいなかったり、密かに友達のことをよく思っていなかったりした場合、その友達に恋人ができたことに対して、見せている言葉と本性が異なることがあります。
報告をしてきた友達には、「本当に良かったね」と祝福していたのにもかかわらず、裏では恋人を皮肉ったような発言が本性ということです。
- 「優しそうとしか言いようがない彼氏だったよね」
- 「ダサいもの同士って感じでお似合いだった」
- 「どうせすぐ別れるでしょー」
腹黒い女の本性とは、怖いものですよね。
人によって態度が変わったとき
女性は『イケメン』『好きな人』『気に入られたい人』の前ではとくに態度が変わりやすく、周囲との差を実感できれば本性がすぐに見抜けます。
たとえば、イケメンの前ではぶりっ子したり、人気の上司の前だけ真面目に働いたりします。
ところが、ぶりっ子だったのにもかかわらず、フツメン・ブサイクが相手になると声のトーンが落ちて、適当にあしらう始末。
上司が席を外している間に後輩に仕事を押し付けたりと、本性が見える瞬間です。
「もしかして僕のこと好き…?」と思ったら、自分以外の人間と接している姿を見るのが一番ですよ。
干渉が激しいとき
女性の中には、男性と付き合って「彼女」という固有名詞を手にした瞬間、本性が出て干渉が激しくなる人がいます。
「スマホチェックしてくる」「飲み会にも行かせてくれない」となると男性は一気にしんどくなり、本性表したな…と実感することになります。
「恋人同士なのだから、彼氏のことは何でも把握しておきたい」という類の言語行為は、男性に対して息苦しさを感じさせてしまうでしょう。
マナーを守っていないとき
いくら綺麗な人間を演じていても、人間性に問題のある女性はマナーを守れず、そんな瞬間に本性が見えてしまいます。
- ゴミを捨ててはいけない場所に平気で捨てる
- 譲り合いの心を持っていない
- 生産者より消費者の方が偉いという思考で横柄な態度をとる
マナーを守れない本性は隠し通せるものではなく、人と接する時間が長くなるほど自分の本性が出てしまうでしょう。
【男性編】気をつけたい!本性が見える瞬間5選
女性同様、男性も心理学上ふとした瞬間に本性が見えるとされています。
男性はとくに以下の瞬間に本性が見えることがあるので、自分の言動と照らし合わせてみてください。
女性は、本性を見極めるポイントとして利用してみましょう。
嫌なことがあったとき
男性の本性は嫌なことがあったときに見えることが多く、普段優しくても嫌なことがあると途端に以下のような行為が見受けられます。
- 気に障ることをいわれて、発信者に舌打ちする
- 職場でも家でもいつまでもしつこく愚痴る
- 威圧的な態度を取る・語尾がきつい
このように、まるで解離性同一性障害に思えるほど人格が変わるケースもあり、心に余裕がないときほど男性は本性が出やすいのです。
失業や退職したとき
失業や退職は人生における一大事ですから、その立場になった相手には「大丈夫?」など、心配する声をかけるのが自然です。
しかし、「明日から就職活動だね」などと他人事のような声がけをした瞬間、それはその人の本性が垣間見れた瞬間といえます。
そもそも、人間は深刻な状態に陥った場面になると本性が出やすくなるため、失業や退職に限らず、トラブルが発生したときの相手の言動で本性が分かるものです。
旅先でアクシデントに見舞われたとき
一見余裕がありそうな男性であっても、アクシデントに弱いケースは少なくありません。
日常でもアクシデントは潜みますが、ここではとくに本性が見えやすい旅先でのアクシデントに着目してみます。
- ガイドブックページに載っていた場所が見つからない
- 乗車券を紛失した
- ホテルに行く道が分からず迷った
本当に余裕がある男性なら、このようなトラブルに見舞われてもドッシリと構えるはず。
大慌てしたり、相手のせいにしたりするようであれば、実際は余裕があるフリをしているだけの頼りない男性といえます。
ミスをしたとき
ミスをしたときも男性の本性が見える瞬間の一つで、とくに自分の非を認めない性格はこのような場面で露呈するものです。
- 仕事が遅れたとき
「資料が規則性なく並んでいて分かりづらい」と言い訳する - 物を破損させたとき
「こんなところに置いておくのが悪い」と開き直る - デートに遅れたとき
「家の近くに駅がないのが悪い」と言い訳する
このような反省する態度のなさは男性の本性であり、その男性を恋人候補の対象として見ていた場合は、考え直した方がいいかもしれません。
お酒を飲んだとき
お酒を飲んだときに男性の本性が見えるのはあるあるです。
「お酒を飲むと怒りっぽくなる」「酔うと女性を口説く」など、本性が出てしまうのです。
他にも、「指示表現が分かりにくい」「あの人の指示行為は不適切だ」とその場にいない人の悪口を言い出す男性も多く存在します。
一方で、お酒を飲んでも普段と変わらない男性は悪い本性を隠していないため、男性の人間性を知りたいときには一緒にお酒を飲むのも一つの方法です。
相手に不快な思いをさせないために自分の本性とも向き合おう!
認知状態になっていない限り、自分の本当の性格は自覚しているはずですから、相手に不快な思いをさせないためにも、自分の本性と向き合いましょう。
突き詰めるために…と、脳の認識活動・意識・思考など、心理学や言語研究について深く考える必要はありません。
『自分がどんな人間なのかを自覚する』『相手にどう思われるか考える』この2点に着目してみればおのずと自分の本性が見えてくるでしょう。
思いがけず相手を不快にさせてしまう本性が潜んでいた場合は、自覚したからこそ対処法が見えてくるはずです。
相手の本性を知ったり、自分の本性を見直したりして、人間関係を円滑に回せる人になりましょう。
- 本性とは、「生まれつきの性質・本来の性質・生来の性格」という意味
- 本性は「本心・正気」という意味で使われることもある
- 女性の場合は、男性関係の際に本性が出やすい
- 男性の場合は、仕事関係の際に本性が出やすい
- 相手を不快にさせないためにも自分の本性と向き合うことが大切