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スワイプの意味とは?やり方・使い方・フリックとの違いも解説

定義
この記事は約 9 分で読めます。

「生活する上で欠かせないツールといえば?」と聞かれると、スマートフォンやタブレットを挙げる方も少なくないはず。

スマートフォンやタブレットなどが普及した現代「スワイプ」という言葉を耳にする機会も多くあるでしょう。

ここでは、スワイプの意味や基本的な使い方についてご紹介

フリックとの違いについても解説していくので、スマホやタブレットの操作用語を詳しく知りたいという方は必見です。

 

スワイプの意味とは

スワイプとは、スマホやタブレットの画面に指を触れたまま上下や左右にスライドさせるスマホ操作上のもっとも基本的な動作のことです

この動作をすることで、メッセージの表示や通知の削除、画面の遷移などさまざまな操作が行えます。

スワイプは元々、英語表記の「swipe」からきており、このswipeには「拭い取る」「カードを機械に通す」という意味があります。

この意味がスマートフォンやタブレットの画面操作と類似していることから、上下や左右にスライドさせる動作を「スワイプ」と呼ぶようになったのです。

 

スワイプのやり方とは

スワイプとは、覚えればスマホ操作がこなれているように見えるだけでなく、多くのスマホ操作を簡単なものにしてくれます。

では、スワイプのやり方について見ていきましょう。

まず、スマートフォンやタブレットの画面の上に指を置きます。

そして、画面の上に置いた指を上から下へ、下から上へ、左から右へ、右から左へと、操作したい方向に滑らせ、移動できたら指を離して完了です。

ここで注意したいのが、各方向に指を滑らせている間は、画面に触れたままにしておくということ。

動作途中に指が画面から離れてしまうと、操作が完了しない可能性があります。

また、画面を遷移したいのか、通知を削除したいのかなどによって、スワイプする方向は異なります。

 

スワイプの基本的な使い方

スワイプは、そのときに使用しているアプリや指を滑らせる方向によって、操作できることが異なります。

スワイプの使い方を覚えておくと、さまざまな場面で役に立つでしょう。

ここからは、スワイプの基本的な使い方についてご紹介していきます。

 

前のページに戻る

「Google(グーグル)」や「Yahoo!(ヤフー)」「Safari(サファリ)」などのブラウザを使用して調べものをしているとき、面倒だなと思うのが「前のページに戻りたいとき」ではないでしょうか。

スマホやタブレットの画面上には「戻る」や「<(前のページに戻る)」が表示されているので、そのボタンをタップすればもちろん前のページに戻れます。

しかし、スワイプとは非常に便利な操作で、これを使用することでより簡単に前のページに戻ることが可能になるのです。

前のページに戻るときは、画面の左端を起点に右へスワイプするだけ

また、前のページに戻った状態で次のページに再度遷移するときは、画面の右端を起点に左へとスワイプするだけで完了します。

ただし「android」の場合、このスワイプ機能が使用できない機種もあるので注意してください。

 

使用したアプリを終了する

スマホやタブレットで起動したアプリをそのままの状態にしておくと、充電の減りが早くなるといわれています。

使用頻度の低いアプリや、長らく使用していないアプリが起動状態になっている場合は、終了させたほうが良いでしょう。

しかし、使用している端末の機種によって、スワイプの方法が異なるので注意が必要です。

まずは、現在起動中のアプリを確認する方法を解説していきましょう。

iPhoneの場合は、丸いボタンが付いた機種と、ボタンが付いていない機種があります。

丸いボタンが付いているものはそのボタンをダブルクリックで二度押し込み、ボタンが付いていないものは画面下から上に向かってスワイプすると、起動中のアプリを確認できます。

一方、androidの場合は、基本的に画面下に3つボタンが並んでおり「□(タスクボタン)」をタップすると起動中のアプリを確認できます。

ただし、一部機種には「ジェスチャーナビゲーション」という機能が搭載されており、これを有効にすると、ホームボタンの替わりに「ナビゲーションバー」が表示される場合も。

このような場合は、画面下にあるバーを上方向へとスワイプすると確認できます。

そして、起動中のアプリを終了するには、終了させたい起動中のアプリを選択し、上方向や左右にスワイプすると簡単に終了できます。

充電の減りが早いと感じたら、一度確認してみてはいかがでしょうか。

 

他のアプリへ移動する

「ネットショッピング中にSNSを開きたい」「いちいちホーム画面に戻って他のアプリを開くのは面倒」という方もいると思います。

そんなときもスワイプを使用するととても便利です。

iPhoneの場合は、使用中のアプリ画面の下に表示されるバーを上方向にスワイプすると、他の起動中のアプリが表示されるので、そこから別のアプリの選択ができます。

一方、androidで画面下に「□(タスクボタン)」がある場合は、そのボタンをダブルタップ。

ジェスチャーナビゲーションを有効にしている場合は、画面下のバーを左右にスワイプすると、移動したいアプリを選択することが可能です。

このようにスワイプすると、わざわざホーム画面に戻る必要がなく、簡単にアプリ間の移動ができます。

 

画面の切り替えをする

スマホやタブレットに複数のアプリを入れたとき、ホーム画面にいつもあったアイコンがなくなっていて焦ったという方もいるのでは?

アプリが一つの画面に収まらなくなると、複数の画面に分かれて表示されます

ホーム画面下に、白とグレーの小さな丸いマークが表示される場合は、複数のアプリ表示画面があるということです。

白色の丸は今開いているページを示しており、グレーマークとは反対の方向にスワイプしていくと、画面が切り替わります。

 

Googleマップでの拡大・縮小操作

あまり知られていないスワイプ機能といえば、Googleマップの拡大・縮小。

地図の縮尺を変更する際に、指2本を使って広げたり縮めたりしている方が多いのではないでしょうか。

この場合、両手が塞がってしまうので、たくさんの荷物を持っているときは不便なことも。

しかし、スワイプで縮尺変更ができることを知っていたら、両手を使わずに簡単に行えるのでとても便利です。

操作方法は簡単で、Googleマップのアプリを開き、地図上で目的の場所をダブルタップしたら、そのまま指を離さずに上下にスワイプするだけ

地図を拡大したいときは下にスワイプし、縮小したいときは上にスワイプします。

 

スワイプ以外の操作方法と違い

ここまでは、スワイプについて説明していきました。

しかし、スマホやタブレットの操作にはスワイプ以外にも、スライドやフリック、ドラッグなどさまざまな方法があります。

スワイプとは、これらの操作とどのように違うのかを詳しく解説していきましょう。

 

スワイプとスライドの違い

結論からいうと、スワイプとスライドの違いはなく、どちらも基本的な動作は同じです。

ただ、スマホやタブレットを使用している際のスライド動作は、一般的に「スワイプ」と表現したり、呼ばれたりすることが多いでしょう。

 

スワイプとフリックの違い

フリックとは、画面に指を置いてから目的の方向へと指を弾かせるように滑らす動作をいいます。

これだけを聞くと、スワイプとあまり変わりないように思いますが、フリックは画面上での指の移動がごくわずかなのが特徴です。

スマホ独自の文字入力方法に「フリック入力」があります。

フリック入力とは「あ」の文字を長押ししたら、他のあ行の「い」「う」「え」「お」が上下左右に表示され「あ」を長押ししたまま上方向へ指を弾かせると「う」が入力されるというもの。

このフリック入力を習得すると、文字入力が格段と早くなります。

 

スワイプとドラッグの違い

ドラッグとは、画面を長押ししたまま指を滑らせる動作です。

スワイプと違うのは、特定のものを選択したり、移動させたりする際に使用するということ

例えば、文章の一部をコピー、または削除するときには、文字が書いてある列を長押しして「選択バー」を表示させるでしょう。

そして、選択する範囲を決めるために、バーを指で動かしながら移動させますが、この動作をドラッグというのです。

また、ファイルやアプリ、ウインドウの移動の操作もドラッグに当てはまります。

 

スワイプとタップの違い

タップとは、画面を指でポンと触る動作をいい、スマホやタブレットの中で一番使用される操作です。

パソコンでいう「クリック」と同じ動作で、画面を2回連続で触れることは「ダブルタップ」、画面を長押しすることは「ロングタップ」といいます

 

スワイプとピンチの違い

ピンチは、2本の指を使って、つまんだり挟んだりする操作のことです。

ピンチには「ピンチイン」と「ピンチアウト」があります。

ピンチインは、画面をつまみながら2本の指を近づける動作で、縮小する際に用いられるもの。

一方、ピンチアウトは、画面をつまみながら2本の指を離す動作で、拡大する際に用いられます。

 

スワイプとスクロールの違い

スクロールとは、画面を上下左右に動かし、見えなかった画面を表示する動作のことです。

パソコンの場合は、マウスにある「スクロールボタン」をくるくる回して画面を表示していきます。

また、パソコンの右端には画面を上下に動かせる「スクロールバー」が表示されることも。

しかし、スマホやタブレットの場合は操作用のマウスはなく、スクロールバーが表示されないケースもあるため、スクロールする際にはスワイプをしながら画面を動かしていく必要があります。

 

スワイプの活用法をマスターして快適にスマホやタブレットを使おう

スワイプとは、スマホやタブレット操作の基本の動作であり、画面の遷移やメッセージ表示などさまざまな場面で役に立ちます。

スマホやタブレットが必需品であるこのご時世だからこそ、スワイプの意味や使い方をよく理解しておきたいものです

快適にスマホやタブレットを使うためにも、これを機会にスワイプの活用法をマスターしましょう。

 

まとめ
  • スワイプとはスマホやタブレットの画面に指を触れたまま、上下や左右にスライドさせる動作のこと
  • 各方向へ指を滑らせている間は、画面に触れたままにしないと操作が完了しない場合がある
  • スワイプは、前のページに戻ったり他のアプリに移動したりできるだけでなく、Googleマップの拡大と縮小もできる
  • スワイプとフリックは混同されがちだが、フリックは画面上での指移動が短いという特徴がある

 

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