竹を割ったような性格とは?意味や特徴、長所・短所を知って関係を築こう

会話の中で「あの人って竹を割ったような性格だよね」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
聞いたことはあるけど「竹を割ったような性格」の意味がよくわかっていないという人は多いでしょう。
基本的には褒め言葉として使われることが多い表現ですが、具体的にどんな性格の人を指す言葉として使われているのでしょうか。
この記事では、竹を割ったような性格の意味や特徴、長所や短所を紹介します。
Contents
「竹を割ったような性格」とは?
竹を割ったような性格とは、裏表がなく誰にでも真っ直ぐな態度を取る性格をいいます。
竹は割ると、真っ直ぐに割れる特徴があることから、このような性格を竹に例えられるようになりました。
しかし、具体的にイメージできないという人も多いでしょう。
まずは「竹を割ったような性格」の具体的な意味を、類義語や対義語を交えて見ていきましょう。
意味
竹を割ったような性格とは、常に真っ直ぐで裏表がない性格という意味です。
竹は割ると真っ直ぐに割れることから、このように例えられるようになりました。
さっぱりした性格で二面性がないことから、多くに人に信頼され好かれる傾向にあります。
一般的に褒め言葉として使われることが多いので「竹を割ったような性格だね」と言われたら、褒め言葉として受け止めましょう。
類語・言い換え
「竹を割ったような性格」の類義語には「清々しい性格」「さっぱりした性格」などがあります。
この言葉からもわかるように、潔くてストレートな性格を示す表現です。
また、柔軟性があり臨機応変な考え方をする人よりも、確固たる信念を持って自分を貫く強い性格というニュアンスを含んでいます。
対義語
「竹を割ったような性格」は「執念深い」という対義語を持っています。
執念深いとは、すでに終わってしまったことをいつまでも根に持ったり、クヨクヨしているような様です。
この言葉からも竹を割ったような性格とは、さっぱりしていて清々しい性格を指すことがわかります。
使い方・例文
実際に「竹を割ったような性格」はどのように使われるのか、例文を通して見ていきましょう。
- 彼女は竹を割ったような性格だから、あまり気にしていないだろう
- 彼は竹を割ったような性格なので、明日には忘れていると思うよ
- あの人は竹を割ったような性格で裏表がないので、みんなに信用されている
このように、あっさりした性格で起こってしまったことを引きずらない様子を表したり、二面性がなく真っ直ぐな性格であることを表現するために使われます。
英語
「竹を割ったような性格」は英語では「straightforward」や「frank」と表すことができます。
straightforwardは直訳すると、真っ直ぐである、自分の意見や意思を隠さずに伝えるという意味です。
frankは気さくな・正直なという意味があります。
どちらもポジティブな意味合いで使われることが多いです。
竹を割ったような人の性格的特徴
さっぱりしていて、ポジティブな意味合いで使われることの多い「竹を割ったような性格」。
なんとなくイメージはできるけど、具体的にどんな性格的特徴があるのかよくわからないという人も多いのではないでしょうか。
基本的に強い信念を持っていたり、明るくてポジティブな性格を指すことが多いですが、ここからは、竹を割ったような性格の人の特徴を詳しく紹介します。
揺らがない自分の信念を持っている
竹を割ったような人は、揺らがない自分の信念を持っている人が多いです。
例えば自分が不利な状況になるようなことがあったとしても、信念を貫くことができます。
そのため「あの人は竹を割ったような性格だから、出世はできなかったけど、同僚からの信頼は厚い」というようなことも。
しかし、ただの頑固者ではなく間違ったことがあれば素直に訂正する柔軟さを持っているのも竹を割ったような性格の人の特徴です。
決断力・行動力が誰よりもある
決断力・行動力が誰よりもあるのも、竹を割ったような人の特徴です。
竹を割ったような性格の人は、自分の中に確固たる信念や考え方があるので、迷うことがありません。
そのため、やるか・やらないかを素早く判断し、行動に移すことができます。
また、一度決めたことは最後まで責任感をもってやり抜くことができるのも竹を割ったような性格の人の特徴です。
良くも悪くも自分の気持ちに素直
竹を割ったような性格といわれる人は、良くも悪くも自分の気持ちに素直です。
裏表のない性格で、誰に対しても本音で話すため、関わった相手とは厚い信頼関係を結ぶことができます。
ただし、思ったことをそのまま言葉にしてしまう傾向があるため、時に悪気なく人を傷つけてしまうことも。
また損得感情で発言が左右されることがないので、自分が不利な立場になってしまうことも珍しくありません。
ウジウジせず明るくポジティブ
竹を割ったような性格は、ウジウジせず明るくポジティブなところも特徴です。
たとえば仕事などで失敗をしてしまっても、長く引きずることはありません。
すぐに気持ちを取り戻し、前向きに頑張ることができるのです。
また、自分以外の誰かが失敗した時も、いつまでも根に持って相手を責めたりしません。
失敗を怖がらずに挑戦する
失敗を怖がらずに挑戦するところも、竹を割ったような性格の特徴です。
竹を割ったような性格の人は基本的にポジティブで好奇心が旺盛です。
また周りの評価を気にしないため「失敗して他の人から白い目で見られたらどうしよう」などと心配することがありません。
そのため、自分がやりたいと思ったことは、失敗を恐れずに飛び込むことができるのです。
リーダーシップがある
竹を割ったような性格の人はリーダーシップがある人が多いです。
人によって態度を変えることがなく、周囲からの信頼が厚いので、人をまとめる役に向いています。
また、冷静に物事を解決できるため、リーダーを任されることも多いでしょう。
客観的に自分のことが見えている
冷静に物事を判断できる竹を割ったような人は、客観的に自分のことが見えている人が多いです。
自分の長所・短所をしっかり理解しているため、自分にできること・できないことを正確に判断できます。
そのため、何かを実行する時に自分にできるかどうか、自分に必要なことかどうかを素早く判断できるのです。
竹を割ったような人の長所・短所
竹を割ったような性格の人は、裏表がなく周囲から信頼されていたり、明るい性格でリーダーシップがあったりと、ポジティブなイメージが強いですよね。
しかし、真っ直ぐな性格は長所でもあり、短所でもあるのです。
最後に竹を割ったような人の長所と短所を解説します。
長所:周囲からの信用度が高い
1番の長所は、周囲からの信用度が高いことです。
二面性がなく、誰にでも平等に接することができ、一度始めたことは責任を持ってやり抜くので、プライベートでもビジネスの場面でも信頼されています。
また、誰かの失敗を責めることなく、リーダーシップを発揮できる点も周囲からの信用度の高さにつながっているのです。
長所:経験値が人より高い
経験値が人より高いことも長所の一つです。
竹を割ったような性格の人は、好奇心が旺盛で何事にも積極的にチャレンジできます。
そのため、経験値が高く色々なことに精通している場合が多いのです。
また、自分に向いていること・向いていないことをしっかり把握しており、何かを始める時には素早く判断できるのも長所の一つと言えるでしょう。
短所:物ごとに柔軟に対応できない
短所には、物ごとに柔軟に対応できないことが挙げられます。
自分の中に確固たる信念を持ち、人の意見に左右されないのは長所にもなりますが、時に頑固で柔軟性のない人と思われてしまうことも。
自分の中の判断軸や「正しさ」を重要視しすぎてしまうのは、時にデメリットになることを頭に入れておきましょう。
短所:恨み・妬みの対象になる
恨みや妬みの対象になる可能性もあります。
自分の意見をそのまま言葉で伝えてしまう傾向にあるため、無意識に人を傷つけてしまうこともあるでしょう。
また、誰にでも平等に接する態度やリーダーに向いている性格から、時に妬みや恨みを買ってしまうこともあります。
竹を割ったような人は恋愛も真っ直ぐ
表裏がない性格の竹を割ったような人は自立していて、周囲から信頼される魅力的な存在です。
もちろん、恋愛においても面倒な駆け引きはせず、ストレートな愛情表現ができます。
竹を割ったような人との出会いを求めているならマッチングアプリを利用してみましょう。
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竹を割ったような人とはさっぱり付き合うのがベスト!
竹を割ったような人とは、さっぱりしていて裏表がない性格の人のことをいいます。
二面性がないため、周囲からの信頼が厚く、リーダーシップを発揮できるのが特徴です。
また、失敗を恐れず何事にも挑戦できるので、人よりも経験値が高いことも長所の一つ。
ただし、どんな時でも自分の気持ちをストレートに言葉で伝えるため、無意識に相手を傷つけてしまったり、恨みや妬みを買ってしまうこともあるので注意するようにしましょう。
- 竹を割ったような性格とはさっぱりしていて二面性がない性格を指す
- 自分の信念を持っており、決断力や行動力がある
- ウジウジせず、明るくポジティブでリーダーシップがある
- 物事に柔軟に対応できないことが短所