「したたか」とは良い意味？悪い意味？使い方やしたかかな女の特徴を解説

「したたか」という言葉を、耳にしたことはありますか？

日常生活やビジネスシーン、本などで使われる言葉ですが、いい意味なのか、悪い意味なのかわからない人もいるかもしれません。

そこで今回の記事では、「したたか」の意味や使い方を解説します。

また、したたかは女性に使われることが多いため、当てはまる女性の特徴もチェックしましょう。

「したたか」の意味とは

本来「したたか」はいい意味で使われる言葉ですが、近年では悪い意味として使われることも増えてきています。

また、漢字で表記すると「強か」と「健か」の2つがあり、精神的な意味には「強か」、身体的な意味には「健か」があります。

ただ漢字では読みづらいため平仮名で表記するのがベターです。

「したたか」のいい意味

「したたか」は、「強くてしっかりしている」「粘りつよい」という意味です。

精神的・身体的にたくましい人を褒めるときに使われます。

ただし、近年では悪い意味が浸透しているので、いい意味で使うときは誤解を招かないよう注意しましょう。

「したたか」の悪い意味

悪い意味の「したたか」には、「ずる賢い」「図々しい」といった相手を否定する意味合いが込められています。

とくに、女性に対して使われることが多く、したたかな女性と言い表します。

ネガティブな意味で捉えられないためには、別の言葉に言い換えるようにしましょう。

「したたか」の類語

「したたか」の類語には以下の言葉があります。

どれも精神的・身体的にたくましいという意味があります。

悪い意味で捉えられたくないときは、これらの言葉に言い換えるのが無難です。

「したたか」の使い方・例文

「したたか」は、人の性格や様子を表現するときに使われます。

「したたかな」「したたかさ」と表現されることが多いので、ここでは使い方の例文を紹介します。

本来の「したたか」は褒め言葉ですが、現在ではネガティブな意味で使われることが多いです。

とくに、「したたかな女性」と表現する場合は、あざとくてずる賢い女性を指します。

ただ、賢く生き抜くスキルを身に付けているという点では、肯定的に捉えることができるかもしれません。

ネガティブな意味を含んでいますが、ポジティブな意味でも使えるので、上手く使い分けられるといいですね。

したかかな人ってどんな人？したかかな女の特徴

したかかな人とは、実際どのような人なのでしょうか。

とくに使われやすい「したかかな女性」に焦点を当てて、その特徴を紹介します。

計算高い

したたかな女性は頭がキレて、計算高いのが特徴です。

自分の欲しいものや目標のためなら、他人を利用することにも臆しません。

異性から好かれるために、天然キャラを演じたり、あざとい振る舞いをしたりと小悪魔的な一面も持っていることがあります。

甘え上手

男性は女性から頼りにされることで自尊心を満たす傾向があります。

したたかな女性は、男性心理を熟知しており、上手に甘えて好印象を与えるのも特徴です。

気になる男性を落とすために甘えるのはもちろん、お願い事をしたりわがままなところも見せたりします。

世渡り上手

したたかな女性は要領が良く、コミュニケーション能力も高いです。

円滑な人間関係を築いたり、目上の人に取り入ったりと、世渡り上手な面もあります。

相手の立場によって態度を変えることもあるので、周囲から「八方美人」と噂されることも少なくありません。

損得勘定

損得勘定で物事を判断するのも、したたかな女性の特徴です。

感情よりも合理的な考えを優先する傾向があり、自分にとって得がないことは、すぐに切り捨てます。

冷淡に思えるかもしれませんが、損得を重視しないと競争社会で勝ち残るのは難しいかもしれません。

野心家

したたかな女性は目的のためならどんな手段でも使います。

逆に考えると、それだけ強い野心を持っているといえるでしょう。

感情よりも損得勘定を優先したり、ときには他人を利用したりするのは、大きな目標を達成するためなのです。

仕事ができる

「したたか」は、ネガティブな印象が強いですが、ビジネスシーンでは有利に働くこともあります。

頭の回転が早く、判断力に長けているので、したたかな女性は仕事ができるのも特徴です。

効率良く業務をこなしたり、問題を分析したりするのが得意なので、仕事で成果を出しやすいでしょう。

したたかな性格は、悪いことだけではない！

したたかな人には、「ずる賢い」「図々しい」といったネガティブなイメージが定着しています。

とくに、したたかな女性は目的のためなら他人を利用することもあるので、接し方には注意が必要です。

しかし、したたかな人は合理的に物事を考えられたり、判断力が高かったりと、ビジネスシーンでは重宝されます。

決して悪いことばかりではないので、「したたかな人」と言われても、自分を見失わないでくださいね。