束縛の意味は?束縛する男女の特徴・対処法・危険な束縛恋愛の例をチェック!

彼氏・彼女から愛されるのは嬉しいですが、たまに「これって束縛かも」と不安になることはありませんか?
そもそも、恋愛関係で相手を束縛することに、どのような意味があるのでしょうか。
この記事では言葉の意味と束縛する人、されやすい人の特徴を徹底解説するとともに、対処法や危険な束縛行動についても紹介します。
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束縛(そくばく)の意味とは?
束縛(そくばく)という表現は、よく恋愛関係の話題で耳にしますが、本来は恋愛だけに限らず使うことができる言葉です。
恋愛で使われるときは、本来の意味から連想される比喩的な表現として使われています。
はじめに、束縛の一般的な意味と恋愛での意味を紹介しましょう。
辞書的な意味
束縛(そくばく)の「束」は、バラバラになっているものを一つにまとめることで、「縛」は縛る(しばる)こと。
したがって「束縛」の本来の意味は「まとめて縛ること」です。
人を縛って捕らえたり、拘束して自由に動けなくしたりすることを表すときにも使われますが、人の行動や言動などを制限し、自由を奪うことの比喩として「束縛」と表現することが多いです。
恋愛での意味
恋愛関係での「束縛」とは、交際相手の行動を制限して独占しようとすることや、相手の都合や意思に関係なく自分の思うままにしようとすることです。
例えば、
- 他の人と会うことを禁じる
- 頻繁に連絡をしてすぐに返事することを強要する
- 相手の状況をいつも管理しようする
などの行為が当てはまります。
恋愛での束縛は人によって許容範囲が異なり、ある人にとっては「ありえない」と思えることでも、別の人にとっては「当たり前」と感じる場合もあるので、どこからを束縛と言うかの判断は難しいでしょう。
チェック!束縛する男女の特徴は?
男性でも女性でも恋人を束縛しがちな人には、気づかない間によく取ってしまう行動や、考え方の癖があります。
時には相手に「重い」「面倒くさい」と思われたり、反発されたりすることも。
拒絶されたあとも自分をうまくコントロールできず、逆に束縛をエスカレートさせてしまう人もいるでしょう。
次は束縛する人ににありがちな行動や、考え方の特徴について紹介します。
しょっちゅう電話やLINEをしてくる
「束縛されている」と恋人から思われやすいのは、彼氏・彼女にしょっちゅう電話やLINEをする人です。
忙しくてすぐに返せない時にも、反応があるまで何度も続けて連絡をしてくるので、気づいた時には着信や受信履歴の数に驚くこともあるでしょう。
電話やLINEにすぐに返事をしないと、機嫌が悪くなるのも特徴です。
相手の都合のことはあまり考えずに、なぜすぐに返事をしなかったのかと怒りをぶつけることもよくあるでしょう。
スケジュールや居場所を知りたがる
彼氏・彼女を束縛する人は、相手のスケジュールや居場所などの情報を、常に管理したがります。
例えば仕事で遅くなった場合「今どこにいるのか」「何時頃に終わるのか」「家に着くのは何時頃か」など、詳細に知りたがります。
特に遊びに行くときには、メンバーや行く場所について詳しく知りたがり、遊んでいる間に電話をしてきて、その場の状況を探ろうとすることも。
予定が長引いて連絡できないでいると、文句を言われる場合もあるでしょう。
浮気の心配をしすぎる
束縛する人は、たとえ彼氏や彼女に全く浮気をする気がなかったとしても、相手に浮気されているのではと心配をしすぎる傾向があります。
異性が来そうなイベントへの参加を禁じたり、仕事関係の付き合いでも異性が一緒だと機嫌が悪くなったりするでしょう。
異性の友人と話しているところや、SNSで異性のアカウントへのコメントやいいねを見ただけで、浮気を疑って騒ぐこともあります。
いつも一緒に過ごしたがる
彼氏・彼女を束縛する人は、自分のことを最優先にしてもらわないと気が済みません。
週末は必ず一緒に過ごすとか、どんなに忙しくても毎週デートの時間を作る等のルールを押し付けて、いつも一緒に過ごしたがります。
人によっては他の人との付き合いを嫌がり、予定を断わらせてでも自分と一緒に過ごそうとすることもあるでしょう。
いつも恋愛が最優先で「カップルなら、自分の時間や他の友達との交友関係、仕事よりも2人で過ごすことを重視するべきだ」と考えています。
束縛する男女の心理とは?
束縛するタイプの恋人との関係を重いと感じているなら、相手がどうしてそうなってしまったのか原因を考えてみましょう。
程度の違いはありますが、束縛をする人は他人を信用できていない人が多く、何か不安を抱えていることも多いです。
次は、恋人を束縛してしまう人の心に潜む心理について紹介します。
裏切られるのが怖い
過去に恋人から裏切られたり浮気されたりしてトラウマがある人は、同じように裏切られるのではないかと心配するあまり、相手を束縛します。
子供の頃に家族や身近な人に冷たくされたり、騙されたりした経験がある場合も、他人に対する不信感が強く、なかなか人を信用することができません。
「常に監視していないと、いつか裏切られる」「実は嘘をつかれているかもしれない」などといつも不安を感じているので、相手のことを束縛しようとするのです。
独占欲が強すぎる
彼氏や彼女を愛するあまり、自分だけのモノにしておきたいという独占欲が強すぎて、気持ちをコントロールできない人も相手を束縛します。
好きな人には自分のことだけを見ていてほしいので、相手が他の人と交流したり自分以外のことに関心を持つことが嫌なのです。
子どもが、親や大好きなおもちゃを独り占めしたがるのに似ているかもしれません。
大人になると、このような独占欲は我慢できるようになることが多いのですが、成長しないでそのままの人もいます。
自分に自信が持てない
恋人を束縛する背景には、自分に自信を持つことができず、本当に相手に愛されているのか不安な心理が隠れている場合もあります。
劣等感の原因は容姿や性格、学歴、収入などさまざまですが、気にしないようにしていても内心では自分に自信がないため、相手の愛情を心から信じられません。
他にいい人がいたら取られるかもしれないと怯えるあまり、相手を束縛して心をつなぎ止めておこうと必死になってしまいます。
彼氏・彼女に束縛されやすい人の特徴は?
彼氏・彼女を束縛してしまう人がいる一方で、なぜか毎回束縛するタイプの人とばかり付き合ってしまう人もいます。
交際相手に常に束縛される人や、初めはうるさくなかったのにいつの間にか束縛されるようになると感じている人は、自分にその要因がないのかチェックしてみましょう。
次は、交際相手に束縛されやすい人の特徴を紹介します。
優柔不断
人から誘われたら断りきれない人や、一度決めたことでもすぐに意見が変わる優柔不断な人は、交際相手から信用されにくく束縛されやすいです。
本人に悪気はなくても、その場の雰囲気に流されて異性について行ってしまったり、すぐ帰るはずの飲み会でなかなか帰らなかったりすることもあるので、行動が読めません。
こんな人の彼氏や彼女になると、相手にこまめに連絡して気ままな行動を管理したがるようになるのも仕方ないでしょう。
モテるタイプ
見た目が良くて目立つタイプや、社交的で交友関係が広くモテるタイプの人は、どうしても浮気を心配されやすく束縛もされがちです。
異性がいるところでもてはやされていたり、誘われたりしているのを見てしまうと、本人に浮気するつもりはなくても交際相手は浮気を心配してしまいます。
隙があってナンパされやすい人やセクシーなファッションが好きな人、異性と接する機会が多い職場の人も、恋人から束縛されることが多いでしょう。
放置されたら不安になる
寂しがり屋の人や恋愛に依存しやすい人は、彼氏・彼女から放置されると不安になってしまうので、自然と束縛するタイプの人を選んで交際していることが多いです。
忙しい人やマメに連絡するのが苦手な人、自分の時間を大切にして恋愛を最優先できない人では、愛されていると感じられずに不満を抱いてしまうでしょう。
「束縛されればされるほど、自分は愛されている」と感じるなど、恋愛に対して独特な価値観を持つ人も、恋人から束縛されがちです。
束縛の上手な対処法は?
恋人の束縛は、軽いヤキモチ程度ならほほえましいかもしれません。
しかし、束縛レベルが高くなるにつれて、自分も相手も辛くなっていきます。
心のすれ違いが大きくなる前に、相手の気持ちをうまく汲み取って上手に対処すれば、もっと楽に交際が続けられるはずですよ。
次は束縛する彼氏・彼女の気もちを和ませる、上手な対処方法を紹介します。
不安にさせる前に手を打つ
彼氏・彼女を束縛する人は、ひどく心配性だったり疑い深かったりするので、不安にさせる前に手を打つことが大切です。
自分の予定については事前に話しておいて、連絡が取れない時間がありそうなら前もって事情を説明し、連絡が取れなくても安心してもらえるようにしておきましょう。
異性との交流を嫌がっているようなら、共通の知人や同性の友達に味方になってもらって、問題ない集まりであることを保証してもらうのも良いでしょう。
相手に自信をつけさせる
自分に自信がない人は、自分が愛されていると信じられない人が多いので、日頃からちゃんと愛情表現をして、不安を感じさせないようにするのも効果的です。
些細なことでも良いなと思ったことは言葉に出して褒めるようにしたり、いつも感謝の気持ちを伝えたりすると、相手に自信が生まれてきます。
劣等感が収まると気持ちに余裕が出てくるので、恋愛面でも関係性が変わってあまり束縛をしなくなるでしょう。
ルールを決めて付き合う
束縛されている人は、恋人の意見を一方的に受け入れるだけではなく、2人でよく話し合ってルールを決めて付き合いましょう。
例えば「週に1回は会う時間を作るので、他の日は自分の時間や他の人との交流をしてもいいことにする」など、お互いが納得できる妥協案を考えます。
ルールに従っている間はお互いに文句を言わないように約束をして、どちらも不満なく安心して付き合える関係を築けば、束縛の悩みは解決するでしょう。
危険な束縛の例は?
束縛の程度は人それぞれですが、あまりに強すぎる場合はお互いの心がかみ合わず、不健全な恋愛へ発展する恐れがあります。
激しすぎる嫉妬から悲劇を招いたシェークスピアの悲劇「オセロ」に因んだオセロ症候群は、嫉妬や妄想で相手を束縛する危険な症状。
彼氏・彼女がオセロ症候群または予備軍になっているようなら、今のままの関係に注意が必要かもしれません。
最後に、危険な束縛恋愛の例を紹介しましょう。
他の友達と会わせない
恋人への独占欲が強すぎるあまり、他の友達と全く会わせないようにするのは、かなり危険な状況です。
異性はもちろん、同性との付き合いも禁じたり、SNSのアカウントを削除させたりして、自分以外の人との交流を断たせようとするならアウト。
部屋に閉じ込めて他の人に会わせないようにしたり、会おうとすると暴力をふるわれたりする場合は、何か対策をとらないと事件に発展する恐れもありますよ。
スマホをチェックする
何もやましいことがなくても、他人にスマホをチェックされるのは気分が悪いもの。
こっそりチェックされるのも嫌ですが、束縛が酷いとLINEや着信履歴などを見せるように強要される場合もあります。
GPSやアプリで居場所を追跡したり、SNSのアカウントを頻繁にチェックして他の人とのやり取りを探ったりする行為も、危険な束縛といえるでしょう。
日常生活も管理したがる
束縛が酷くなると、2人で過ごしている時間以外も相手のことを管理しようとする人もいます。
仕事でもプライベートでも外出しないように頼むなど行動を制限したり、LINEカメラなどで常に相手とつながることを強要したりするなら、危険な束縛かもしれません。
本人は当たり前と思っている場合もあるので、周りの意見も聞いたうえで信頼できる人に相談するなどの対策をとりましょう。
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恋人を束縛してしまうのは、信頼関係が築けていないことが原因です。
お互いに信頼していれば、相手の行動を管理しようとは思わないでしょう。
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危険な束縛には要注意!相手も自分も安心できる恋愛をしよう
束縛とは、恋愛相手の行動を制限して独占しようとしたり、自分の思うままにしようとしたりすること。
例えば、頻繁なLINEや電話で相手の状況を常に知りたがったり、浮気を疑って行動を規制したりしてきます。
過去に大切な人から裏切られたトラウマや、自己肯定感が低く自分も相手も信用できない心理が原因となっていることが多いです。
束縛されやすい人は、自分に相手を不安に駆り立てる要素がないかチェックしましょう。
うまく対応するためには、相手の気もちを理解して不安にさせる前に対策を打つこと。
危険な束縛にならないように、お互いが納得できるルールを決め、相手も自分も安心できる恋愛をしましょう。
- 恋愛の束縛とは相手を独占するために自由を奪うこと
- 相手の都合に関係なく頻繁に連絡したり、相手の行動を管理したりする
- 自信のなさや相手に裏切られることへの恐れがきっかけとなっている
- 彼氏彼女を不安にさせる人は束縛されやすい
- お互いが安心できるように対策をして、危険な束縛を受けないようにしよう