リアコとは?意味やガチ恋との違いを紹介!派生言語や例文付きの使い方も
リアコという言葉を聞いたことがあるでしょうか?
若者言葉のひとつなので、聞いたことがある人も多いかもしれません。
今回は、そんな「リアコ」という言葉にスポットライトを当て、意味や使い方について説明します。
Contents
リアコとは?
リアコとは、「リアルに恋している」を略した言葉です。
意味は、推しや手が届かない存在に対して恋愛感情を抱くこととされています。
主に若い女性たちの間で使われている言葉です。
実際に、SNSで「リアコ」と検索すると「リアコ」という言葉を使ってさまざまな内容の投稿がされています。
投稿数も多く、いかに「リアコ」という言葉が浸透しているかが見てとれるでしょう。
リアコの対象は?
リアコの対象となるのは、芸能人やキャラクターなどです。
あくまでも、手が届かない存在や架空の人物に対して恋愛感情を抱くことがリアコとなるので、身近にいる人を好きになった場合はリアコとは言いません。
リアコとガチ恋の違い
ガチ恋とは、「ガチで恋している」の略語です。
意味はリアコと似たようなものなので、類語として捉えている人も多いでしょう。
実際に混同して使っている人もいますが、厳密にいうと違いがあります。
- リアコ
手の届かない「男性」に恋する女性
- ガチ恋
手の届かない「女性」に恋する男性、手の届かない「男性」に恋する女性
このように、リアコが女性のみに使われるのに対し、ガチ恋は男女どちらにも使われるというのが大きな違いといえるでしょう。
「リアコ」が使われている言葉
次に、「リアコ」という言葉から派生したとされる言葉を紹介します。
リアコ女子
リアコ女子とは、「リアルに恋している女子」の略語です。
リアコ本来の意味とほぼ同義だと思ってよいでしょう。
リアコ沼
リアコ沼とは、沼にはまって抜け出せなくなってしまうほど相手に恋をしている、という状態を表す言葉です。
恋愛感情がどんどん大きくなって、自分ではどうしようもないほど膨れ上がってしまっているときにも使います。
リアコ枠
リアコ枠とは、実際に付き合ったときのイメージが湧くような仕草や言動をする人を指す言葉です。
かっこよさと親近感のバランスが絶妙で、まさに少女漫画に出てくるような「モテ男子」を体現しているような人が「リアコ枠」と呼ばれることもあります。
リアコ製造機
リアコ製造機とは、たくさんの人をどんどんリアコにしてしまう人を指す言葉です。
「リアコを大量生産する」という意味合いから、「製造機」という言葉が使われるようになりました。
アイドルであれば、たくさんファンサ(ファンサービス)をしてくれる人が「リアコ製造機」と呼ばれることもあります。
例文付き|リアコの使い方
最後に、リアコの使い方を例文付きで紹介します。
リアコすぎてつらい
この場合、「好きすぎてつらい」と同じような意味として使えます。
「リアコ沼」という言葉を使って、「リアコ沼すぎてつらい」とも言い換えられるでしょう。
ファンサが神すぎてリアコ不可避!
「ファンサービスが想像以上に良く、好きにならざるを得ない」という意味です。
特に男性アイドルの場合、握手会やイベント、コンサートでの行動が「神対応」と言われることも少なくありません。
そんな対応をできる人は、先ほど紹介した「リアコ製造機」となり、この例文で挙げたような状況が出来上がるというわけです。
リアコとは「リアルに恋している」の略語!
今回の記事では、リアコの意味や対象となる人物などについて深く掘り下げて紹介しました。
ガチ恋と混同されがちですが、実は違いがあることに驚いた人もいることでしょう。
また、リアコには「リアコ沼」や「リアコ製造機」など派生言語が多くあります。
これはリアコという言葉がそれほど多くの人に認知され、使われていることの結果と言えるでしょう。
意味を覚えておけば、私生活で見かけたときに意味がすんなりと理解できます。
スラングの一種ではありますが、覚えておいても良い言葉といえるでしょう。
- リアコは、「リアルに恋している」の略語
- リアコの対象は、手の届かない芸能人やキャラクターなどで、身近な人は含まない
- リアコとガチ恋の違いは、リアコの場合は男性に恋する女性を指すことに対し、ガチ恋は男性に恋する女性、女性に恋する男性も含まれること