恋愛至上主義とは?意味や特徴・メリット&デメリット・やめたいときのやめ方を解説!
「何があっても恋人優先」「恋愛=生きる意味」という人は、恋愛至上主義者かもしれません。
この記事では恋愛至上主義者の特徴や、メリット・デメリットを解説します。
恋愛至上主義のやめ方も紹介するので、悩んでいる方はぜひ参考にしてくださいね。
Contents
恋愛至上主義とは?
「恋愛至上主義」とは「恋愛が人生で一番大切である」という価値観を持っている人のこと。
もう少し言い方を変えて説明すると、恋愛を中心に生きている人のことを指します。
好きな人ができると趣味や外見を相手好みにしたり、好きな人の近くに引っ越したりなど、とにかく恋愛が第一。
そのため、日常生活に支障が出てしまうケースもあります。
また、相手のことが好きなのではなく「恋愛をすることが好き」という人も多いです。
恋愛至上主義な人の特徴
まずは恋愛至上主義な人の特徴をチェックしてみましょう。
当てはまる項目が多ければ多いほど、恋愛至上主義である可能性が高いです。
自分が恋愛に生きるタイプかどうか、確認してみてくださいね。
何よりも恋愛を最優先する
恋愛至上主義の人は、何よりも恋愛が大切です。
仕事終わりに恋人と会う約束がある場合、仕事が終わっていなくても恋人に会いに行くなど、仕事よりも恋人との予定を優先します。
また、友達よりも恋愛を優先することも日常茶飯事。
友達との先約があったとしても、恋人に「その日会えない?」と言われたら友達との約束をキャンセルするなんてことも少なくありません。
そのため、周りからの信頼度はやや低いことが多いでしょう。
恋愛が影響して感情の起伏が激しくなる
恋愛至上主義の人は、感情の起伏が恋愛次第で激しく揺れ動きます。
例えば恋人とうまくいっているときは常にご機嫌で、誰に対しても優しく接します。
反対に恋人とうまくいっていないときは、不機嫌丸出し。
仕事中にずっとイライラしていたり、時には誰かに当たり散らしたりすることもあるでしょう。
逆に仕事のミスや人間関係で落ち込んだりしても「恋人がいるからいいか」とすぐに切り替えることができるのも特徴的です。
恋の傷は恋愛で癒す
恋愛至上主義の人は、言ってしまえば「恋愛依存症」です。
恋人と別れたからといって恋愛を休むことはなく、恋の傷は次の恋愛で癒そうとします。
そのため彼氏が途切れず、恋愛をしていない時期がないのも恋愛至上主義の特徴。
ある意味では恋愛に対して前向きなタイプともいえますが、心の傷を埋めるための関係なので同じような別れ方を繰り返すことが多いです。
落とせる男性のタイプを熟知している
恋人が途切れない恋愛至上主義の人は、恋愛経験が非常に豊富です。
自分のアピールポイントを熟知しているのはもちろん、どんな人が自分を好きになりやすいかもしっかり把握しています。
そのため好きかどうかではなく、落とせそうな男性を見つけたら即アタック。
言い換えれば、落とせる男性のタイプをわかっているからこそ、恋人が絶えないともいえるでしょう。
結婚を見据えた相手選びをしない
恋愛至上主義者の女性は結婚相手を探しているわけではなく、単純に恋愛を楽しみたい気持ちが強いです。
そのため口では「結婚したい」と言っていても、結婚を見据えた相手は探していません。
心理的な安心感や安定した経済力よりも、恋愛ならではのドキドキ感やトキメキを与えてくれる人を探しています。
仮に結婚相手にふさわしい人と交際しても「刺激がない」という理由で別れてしまうケースも多くあります。
恋愛至上主義であることのメリット
恋に生きる恋愛至上主義者の女性は、恋人を優先し過ぎて周りから反感を買うこともあります。
しかし、悪い面ばかりではありません。
この項目では恋愛至上主義であることのメリットを解説します。
恋愛が順調だと他にも良い影響がでる
恋愛至上主義の人は、良くも悪くも全て恋愛に左右されます。
つまり恋人との関係や恋活が良好であるほど、何に対してもポジティブになり、さまざまな方面で良い影響が出るということ。
仕事に前向きに取り組むようになったり、周りの人に優しく接するようになったりするため、ときに大きな結果を残すこともあります。
これは普通の恋愛観の人にはあまり見られず、恋愛至上主義ならではのメリットといえるでしょう。
自分磨きが習慣化される
自分を磨き上げるための努力が習慣化されるのも、恋愛至上主義でいることのメリットです。
というのも、恋愛に生きるタイプの人は常にモテるための努力を欠かしません。
スタイルを保つために運動したり、美肌のために入念なスキンケアを行ったりと、とにかく自分磨きに励みます。
これらの努力を続ければ、当然魅力的な外見になれるもの。
自己肯定感も高まり、自分に自信を持つこともできるでしょう。
本当に相性のイイ相手を知れる
先ほど紹介した通り、常に恋をしていたい恋愛至上主義の女性は恋愛経験が豊富です。
さまざまな人に出会ってコミュニケーションをとり、関係を築いているため、過去の経験から「本当に自分に合う人」を見つけやすい傾向があります。
これはたくさんの出会いと別れを繰り返したからこそできること。
恋愛経験が少なければ相手を比較することはできないため、まさに恋に生きる女性ならではの強味といえるでしょう。
恋愛至上主義であることのデメリット
100%恋愛に心が向いていることで、悪い影響を及ぼすこともあります。
続いては恋愛至上主義であることのデメリットを解説するので、自分を省みるきっかけにしてくださいね。
恋愛がダメだと全てが不調になる
恋愛の良し悪しが大きく影響する恋愛至上主義の人は、恋愛がうまくいかないと気持ちがネガティブになりがちです。
仕事中も相手のことが頭から離れずミスを連発したり、イライラして周囲に八つ当たりし、人間関係が悪化したりすることが増えます。
恋愛がうまくいっていれば全てがうまくいくものの、そうでないときに八方塞がりになってしまうのは恋愛至上主義ならではのデメリットです。
周りから思慮分別に欠ける人だと思われる
「恋人が途切れない=軽い人」と思われてしまうのも、恋愛至上主義のデメリットです。
本人は毎回真剣に恋愛をしているつもりでも、相手を取っ替え引っ替えしている様子は他人から見ると軽率に見えてしまいます。
ときには「同時進行だったんじゃないの?」と疑われてしまうこともあるでしょう。
結果的にやや信頼性に欠ける印象を持たれ、同僚や友人に「いい人を紹介してほしい」とお願いしても断られたり、軽そうな人から声をかけられたりすることもあります。
結婚が難しくなる
恋愛至上主義者者の人は、安定した穏やかな関係性を「つまらない」と感じるため結婚が遠のきます。
安定や安心よりも少女漫画のようなトキメキやスリルのある刺激的な恋に惹かれるため、関係が落ち着く→別れるを繰り返しゴールまで辿り着けないのです。
どこかで気持ちに折り合いをつけない限り、結婚は難しいでしょう。
また仮に結婚できても、再び浮ついた気持ちを抑えられなくなる可能性があるため、注意が必要です。
恋愛至上主義のやめ方
恋愛至上主義の人の中には「もう恋愛ばかりに一生懸命になるのは嫌だ」と思っている人もいることでしょう。
この項目では恋愛至上主義をやめる方法を解説するので、ぜひ脱・恋愛依存を目指してくださいね。
恋愛以外のことに熱中する
恋愛至上主義から脱却するためにまずおすすめなのが、恋愛以外のことに熱中すること。
恋愛と少し距離をとることで、恋をせずにはいられない体質が改善される可能性があります。
仕事が忙しい人は仕事に精を出す、好きなものや趣味がある人はそれに熱中してみると良いでしょう。
また、これを機に習い事を始めたり、新たな趣味を探したりするのもおすすめです。
まずは自分の好きなことは、何か考えることから始めてみましょう。
ひとりの時間を楽しめるようにする
恋愛至上主義の人は自分の時間を犠牲にして恋人に費やそうとします。
その体質から抜け出すためにも、自分ひとりの時間を楽しめるようにしましょう。
おすすめは映画をみたり、本を読んだりすること。
これまでになかった新たな考え方に出会えるかもしれません。
また、運動をしたりメイクやファッションの研究をしたりするのもおすすめです。
贅沢なランチをしたり、ひとりで遠出してみたりするのも良いでしょう。
誰かと一緒ではなく、自分だけの時間を持つよう心がけてくださいね。
同性の友達と遊ぶ
同性の友達と遊ぶ時間を増やすのも、恋愛至上主義をやめる方法の一つです。
恋愛に生きるタイプの人はほとんどの時間を恋人に費やすため、同性と過ごす時間を増やすことで、これまで抱いていた価値観が変わる可能性があります。
また、他愛のない話題や悩みなどを話すことによって関係が深まり、同性の友達の大切さに気づくこともできるでしょう。
今まで恋愛一色だった考え方が少しずつ変化していくはずです。
結婚を前提に相手を選ぶ
「恋愛至上主義はやめたいけど恋はやめたくない」という人は、次の相手は結婚を前提に選びましょう。
これまで大切にしていたトキメキや刺激を捨て「長い将来一緒に過ごしたい相手かどうか」という点で恋人を選んでみてください。
すると今までの人とは少し違う人に出会えるはず。
まずは理想の結婚生活を想像し、その上で相手はどんな人がいいか考えてみてくださいね。
できるだけ現実的に考え、くれぐれも高すぎる理想を抱かないよう気をつけましょう。
恋愛至上主義はやめたいときがやめ時!楽しめるうちは恋を楽しもう!
恋愛至上主義は決して悪いことではありません。
常に自分磨きに励むことができ、恋を思い切り楽しめるというのは非常に魅力的なこと。
さまざまな人に出会い、さまざまな経験をすることができるため、人間的にも豊かになるでしょう。
また、恋がうまくいっているときは全てがうまく回るのも魅力的なポイントです。
「もうこんな恋愛生活やめたい!」と思うまでは、恋を全力で楽しんでくださいね。
ただ、恋愛に左右され過ぎてしまう点だけは要注意。
依存し過ぎない範囲に留めておきましょう。
- 「恋愛至上主義」とは、人生において恋愛が一番大切であるとする人のこと
- 恋愛至上主義の人は全てにおいて恋愛を優先しがちで、恋愛の影響を受けやすい
- 恋が順調だと全てが順調で、常に自分磨きに励めるのが恋愛至上主義のメリット
- 恋愛次第で感情がされやすく、結婚が遠のきやすいのが難点
- 恋愛至上主義をやめたければ自分の時間を大切にし、恋愛と距離をおくと良い