リセマラとは?意味・やり方とリセマラしすぎるとどうなるのかを解説
リセットマラソンの略称である「リセマラ」。
言葉としては聞いたことがあっても、詳しく知らないという人もいるのではないでしょうか。
そこで今回はリセマラについて詳しく解説します。
リセマラが広まった背景や、基本的なやり方、メリットややりすぎの注意点にも触れて紹介しています。
リセマラをやってみようかなとお考えの人は参考にしてください。
Contents
リセマラとは?
「ゲームアプリを攻略するならリセマラをするといいよ」とアドバイスをもらったことがある人もいるのではないでしょうか。
まずは、リセマラの意味のほかに、語源になった言葉やリセマラがなぜ広まったのか、その背景までチェックしていきましょう。
リセマラとは何の略?
リセマラとはリセットマラソンの略で、ゲームアプリを何度もインストールし、リセットする行為を意味します。
多くのゲームでは、初めてプレイをするときに、無料でキャラクターや装備が配られますが、自分が好きなものが当たるとは限りません。
そんなときに行うのがリセットマラソン。
お目当てのキャラクターや装備が出るまで、アプリのリセットを繰り返し行うのです。
リセマラが広まった背景とは?
リセマラは「モンスト」や「パズドラ」が流行し、スマホゲームが広く利用されるようになった2012年頃から広く知られるようになりました。
課金せずとも、好きなキャラクターやレアキャラがスタート時に当たることを知ったプレイヤーが始めたことがきっかけです。
これまでにも、リセマラできるゲームは存在しましたが、登録作業などに手間がかかり少し複雑でした。
リセマラが広まった背景には、単純にアプリをアンインストールし、インストールするだけで簡単にリセットできるゲームが登場したことが大きく影響していると考えられます。
リセマラのやり方は?
- リセマラの基本的な手順
- ゲームアプリをインストールする
- ゲームスタート時のチュートリアルをクリアする
- 最初のガチャを引く
- お目当てのキャラクターや装備が出たかを確認する
- 理想とするものでなければ、アプリをアンインストールする
- 再び、ゲームアプリをインストール
- 好きなものが出るまで1~6を繰り返す
データリセット機能があるゲームなら、上記手順を踏まずともリセマラできるので、始めにチェックしておくのがおすすめ。
リセマラできない仕様(外部アカウントとの連携が必要など)のゲームアプリもあるので、すべてのゲームでできるテクニックではないことを念頭に置いておきましょう。
リセマラはやってはいけない?
リセマラはやっていい行為なの?と気になる人も多いはず。
実は、はっきりとリセマラを禁止する規約を掲げたソーシャルゲームはありません。
かといって、リセマラを許可する、推奨しているゲームも存在しないのです。
正しくは、黙認されているのが現状といえるでしょう。
ただし、リセマラするうえで確実に禁止とされている行為もあるので、注意が必要です。
複数のアカウントを持つことは禁止行為
リセマラに関連する行為で確実に禁止されているのが「アカウントの複数持ち」です。
アカウントの複数持ちとは、同じ端末で2つのアカウントを作る行為を指します。
「X」というアカウントでゲームを始め、引継ぎコードを発行したうえで「Y」というアカウントを作りプレイするのは、1人が複数アカウントを持つことになるのでNG。
規約に違反すると、二度とゲームを楽しめなくなります。
リセマラの途中でそこそこいい結果がでたからといって、引継ぎコードを発行して保留して、リセマラを続けることはできないと認識しておきましょう。
ゲーム攻略が必ずしも有利になるわけではない
リセマラをして、レアキャラをゲットしたとしても、ゲームの攻略に必ずしも有利になるわけではありません。
どんなキャラクターでも最高レベルまで育成できたり、弱いキャラクターも一点特化で強くなったりなど、ガチャによる差が出ないよう設計されているゲームも多くあります。
リセマラにどれだけ時間をかけたとしても、プレイし続けていれば「キャラクターの違いによる強さの差」は少なくなることを覚えておきましょう。
リセマラのメリットとは?
リセマラは「強さ」に関しては必ずしも有利にならないと説明しましたが、それでもリセマラをする人は後を絶ちません。
ではなぜ、時間をかけてでも多くの人がリセマラをするのか、魅力的と感じるメリットについて解説していきましょう。
好きなキャラを無料でゲットできる
リセマラをするメリットは、何よりも好きなキャラクターを無料で入手できることが挙げられます。
運営側としては課金をしてゲットしたいところですが、ゲームに費やせるお金に限りがある人は多いはず。
なかにはまったく課金をせずゲームを楽しむ人もいることでしょう。
そんなユーザーにとってリセマラは、無料で好きなキャラクターを当てられる格好のチャンスともいえます。
キャラクターによっては排出率1%以下と、かなり運が必要なケースも。
アプリをリセットするだけで、お目当てのキャラクターを獲得できるなら…と、考えてしまうのも無理はないのかもしれません。
スタートダッシュが有利になる
リセマラで強いキャラクターを当てれば、スタートダッシュが有利になるというメリットもあります。
ゲーム序盤をスムーズに進められるため、多少リセマラに時間をかけてでも、強いキャラをゲットしたいと考えるユーザーがいるようです。
さらに、ステージをクリアすると報酬として課金が必要なアイテムが手に入るケースもあるのだとか。
リセマラで強いキャラを得ることで、ステージをクリアしやすくなります。
加えて、リセマラにより間接的に有料のアイテムをゲットできるかもしれないメリットもあるのです。
リセマラしすぎるとどうなる?
魅力的なメリットを持つリセマラですが、排出率1%以下の希少なレアキャラを当てるためには、何十回とリセットを繰り返す必要性が出てきます。
では、リセマラをしすぎるとどうなるのか、チェックしておきましょう。
膨大な通信量がかかる
ゲームアプリの中でもソーシャルゲームは、少なくても1ギガ程度の通信量がかかります。
多いもので5ギガものデータ量が必要なものも。
Wi-Fi環境なしでリセマラをしようものなら、一瞬でギガ不足に陥ることは間違いありません。
リセマラには膨大な通信量がかかることを理解し、Wi-Fiや通信量無制限プランを利用しているかを確認するようにしましょう。
単純に時間がかかる
リセマラをするためには、アプリのアンインストール・再インストール・最初のガチャを引くためのチュートリアルといった一連の流れをやり遂げなければなりません。
さらに、当たりのキャラクターを獲得するまで、この作業を何回繰り返すかは運しだいになります。
したがって、リセマラにどれだけ時間がかかるかは未知数です。
好きなキャラクターを当てるまでの道のりの長さが「リセットマラソン」と表現されるゆえんともいえるでしょう。
リセマラをするときは、時間を決める・キャラクターは厳選しすぎない、など適度に切り上げる努力をすることも大切です。
サーバーへの負担が大きくなる
リセマラは大容量のデータのダウンロードを繰り返すため、サーバーへの負担が大きくなりやすいことも特徴です。
リセマラをせずとも、ゲームアプリが配信された直後はダウンロードが殺到し、サーバーに負荷がかかり、長期的なメンテナンスが必要になったゲームは多くあります。
リセマラはダウンロードを何回も行うため、サーバーに負荷をかけるうえ、ゲームの運営側にも負担となる行為であることを認識しておきましょう。
リセマラをするかどうかはあなた次第!ゲーム本来の目的も忘れずに楽しもう
マラソンのようにアプリのインストールとアンインストールを繰り返す行為であるリセマラ。
無料で好きなキャラクターをゲットしたい人にとっては、裏技ともいえる方法です。
しかし、リセマラに時間を費やすうちに、キャラクターやアイテムを入手したときにはゲーム熱が下がっているなんてケースもおこりがち。
リセマラは、あくまでもキャラクターを手に入れるひとつの方法として利用するようにしましょう。
これからリセマラに挑戦しようとお考えの人は、ゲームを楽しむという本来の目的を忘れずに、レアキャラゲットを目指してみてくださいね。
- リセマラとは、好きなキャラクターをゲーム最初の無料ガチャで入手するために、アプリのアンインストールとインストールを繰り返す行為を指す言葉
- リセマラを禁止しているゲームはないが、推奨もされていない
- リセマラは時間もデータ量も大量に消費するため、適度に切り上げることが大切
- リセマラをするならゲームを楽しむという本来の目的を忘れない