言い合いと喧嘩の違いとは?意味や類語&喧嘩しても仲が良いカップルの特徴
どんなに愛し合っているカップルでも、意見の違いから言い合いになることもあるでしょう。
「言い合いは別れの原因になるのでは?」と心配になるかもしれませんが、実は言い合いを乗り越えてより絆を深めるカップルもいます。
この記事では、言い合いと喧嘩の違いについて解説し、良い関係を築くための伝え方と仲直りの方法をご紹介します。
Contents
「言い合い」と「喧嘩」の違いとは
そもそも、言い合いと喧嘩は何が違うのでしょうか?
似たような意味を持つ2つの言葉ですが、実は微妙なニュアンスの違いがあります。
ここでは言い合いの意味や類語をもとに、喧嘩との違いについて解説します。
「言い合い」の意味
言い合いには大きく分けて2つの意味があります。
1つは口喧嘩や口論のような言い争いをすることです。
これはカップルが別れる原因になりそうですよね。
もう1つの意味は、お互いが意見を口に出して言うことです。
攻撃的ではなく、意見を冷静に伝え合うような意味合いになります。
「言い合い」の類語
言い合いには2つの意味があると前述しました。
怒りの感情で意見をぶつけ合う意味では、口喧嘩や言い争いが類語になります。
喧嘩や争いという言葉の通り、攻撃的な印象を持つ言葉です。
一方、意見を口に出して言うという意味では、論争や討議などがあります。
こちらはより論理的に対立しているように感じられますね。
「言い合い」と「喧嘩」の違い
言い合いとは、言葉のみを使って相手と争うことでした。
それに対して喧嘩には、言葉のみならず暴力的な行為が含まれることがあります。
つまり、言葉だけで争うことは言い合いになりますが、手を出したり物を投げたり物理的な争いをした場合は喧嘩になるということです。
別れの予兆!言い合いが多いカップルの特徴
思ったことを素直に伝えられる関係は望ましいですが、お互いが言いたい放題になると言い合いが増え、すれ違いが起きます。
結婚している男女なら、その夫婦喧嘩が離婚につながってしまう可能性があります。
ここでは、破局につながってしまうカップルの言い合いについて紹介します。
自分が正しいと思っている
言い合いが多いカップルは、お互いに自分が正しいと思っていることが多いです。
「自分が正しくて相手が間違っている」という前提で言い合いをすると、お互いに引き下がれなくなってしまいます。
また、自分の意見が通らなかったときに、自分の人格を否定されたような気持ちになってしまうこともあるでしょう。
大切にしてほしいという気持ちが強い
大切にしてほしいという気持ちが強すぎるのも、言い合いの原因になります。
自分を見てほしいがために相手を束縛すると「どうしてもっと連絡してくれないの?」「自分の時間も必要なんだ、邪魔しないでくれ」と言い合いのきっかけになります。
自分のことしか考えずに不満ばかり言っていると、言い合いの末に別れることになってしまうかもしれませんよ。
思ったことを口に出してしまう
付き合いが長くなると遠慮がなくなり、余計な一言から言い合いになることもあります。
心の中で思ったことをすぐに口に出してしまうと、
相手の逆鱗に触れトラブルになることは珍しくありません。
そのため、思ったことを口に出す前に、一度冷静に考えてから言葉にするようにしましょう。
相手に干渉しすぎる
恋人関係だからといって、相手に干渉しすぎるのはよくありません。
たとえ家族であっても踏み込んでほしくない領域はあるものです。
そのため、お互いにプライベートな領域をある程度確保した方が上手くいくでしょう。
相手に干渉しすぎると不満が溜まり、言い合いも多くなってしまいます。
喧嘩の後、謝れない
喧嘩した後に謝れないカップルは長続きしないことが多いです。
時間が経っても仲直りをしない、他の話題でごまかそうとするなど、お互いに謝れないカップルは別れてしまう可能性が高いでしょう。
喧嘩の勝敗に関わらず、相手に嫌な思いをさせてしまったことや、強い口調で話してしまったことなど、お互いの反省点を伝えられると良いでしょう。
言い合いが多いのに仲が良いカップルの特徴
言い合いが多くても仲が良いカップルはたくさんいます。
それでは、どのようなことを意識すれば言い合いをしても仲良しでいられるのでしょうか?
ここからは、言い合いが多いのに仲が良いカップルの特徴をご紹介します。
関係性を深めるための言い合いをしている
言い合いをしても別れないのは、関係性を深めるために言い合いをしているからです。
長続きするカップルは、これから先もお互い気持ちよく付き合っていくために言い合いをします。
お互いに良い関係でいたいと思っているので、問題解決のために冷静な話し合いができるのです。
本音で話したいと思っている
言い合いをしても仲の良いカップルは、本音で話したいと思っています。
自分の気持ちを素直に伝えると同時に、相手の本音にも耳を傾けるのが長続きするカップルの特徴です。
上手に距離を置くことができる
言い合いが上手なカップルは、お互いに適切な距離を保っています。
距離が近過ぎてしまうと、見る必要のない相手の嫌な部分ばかりが目についてしまい、反対に日頃の感謝など大切なことを忘れてしまいがちです。
お互いが自立して相手に依存していないカップルは、言い合いをしても良い関係を保つことができます。
感情的にならない
長続きするカップルは、感情的に言い合いをしません。
感情的になってしまうと、相手を傷つける言葉を選んでしまったり、泣いてしまったりすることもあるでしょう。
一度言葉にしてしまったことは取り消せないので、なるべく感情が落ち着いている状態で話し合いをすることが大切です。
仲の良いカップルは、自分の感情をコントロールすることで、相手と思いやりのある会話ができています。
仲直り上手
仲が良いカップルは、2人とも仲直り上手であることが多いです。
言い合いの後でも適切なタイミングで歩み寄り、一緒に解決することができます。
どちらか1人でも絶対に自分からは謝らないような意地っ張りがいると、言い合いのたびに神経がすり減って疲れてしまいますよね。
きちんと仲直りできるという信頼があれば、安心して言い合いができるものです。
言い合いを乗り越えて仲直りする方法
長く一緒にいる相手でも、仲直りしたい気持ちを言葉や行動で示すことが大切です。
言い合いの後に上手く仲直りできるかどうかで、円満カップルになれるかどうかが決まりますよ。
ここからは、言い合いをしてしまった後に仲直りする方法をご紹介します。
素直に謝罪する
言い合いをしたときは素直に謝罪しましょう。
悪気がなかったり誤解だったとしても、嫌な気持ちにさせてしまったことに「ごめんね」と言うことが大切です。
また、きちんと向き合ってくれたことに感謝して「話を聞いてくれてありがとう」と伝えられると、なお良い関係になれるでしょう。
自分に非があったら認める
仲直りして円満な関係を築くには、自分の非を謙虚に認めることが大切です。
自分の非を認められずにいると、いつか大切な人を失ってしまうかもしれません。
お互いに育ってきた環境や価値観が違うので、考え方が違うのは当たり前でしょう。
仲良くやっていくためには「これからは同じことがないように気をつけるね」と、二人の未来のために自分を曲げることも必要です。
仲直りサインを決めておく
言い合いをしても、このサインを出したら仲直りしようねと決めておくのもおすすめです。
朝にスーツのネクタイを結んであげる、帰りに相手の好きなものを買ってきて一緒に食べるなど、きっかけがあればスムーズに仲直りできるものです。
相手が仲直りのサインを出してきたら、無視せずに受け入れてあげることが大切です。
その日のうちに問題を解決する
言い合いをしてしまったときは、その日のうちに問題を解決するのがおすすめです。
言い合いはできるだけ短く簡潔にすることで「この話はこれでおしまい」と、すぐにいつもの雰囲気に戻れるようになります。
険悪な雰囲気が長引いてしまうと、どんどん仲直りしづらくなることを覚えておきましょう。
スキンシップをする
言い合いの後、多少気まずくてもスキンシップをすることで、いつものペースに戻りやすくなりますよ。
一緒に寝るときにちょっとくっついてみたり、ソファで隣に座ってみたり、スキンシップをきっかけに素直になれなかった心がほどけていくかもしれません。
スキンシップがあると愛情が伝わりやすくなり、上手に仲直りできるでしょう。
言い合いは悪いことじゃない!関係を深めて幸せを手に入れよう
言い合いをしてしまうと、怒りや罪悪感など負の感情に苛まれます。
しかし、不安や不満をオープンにすることで、より良い関係を築くきっかけになることもあるのです。
どちらか一方だけが我慢している関係は、いつか限界がきて壊れてしまいます。
言い合いは関係を深めるために必要なことだと割り切って、上手に仲直りする方法を身につけましょう!
- 言い合いは意見の違いを言葉にして伝えること
- 相手に対して、思いやりのない言い合いは別れの原因になる
- 仲良く付き合っていくための言い合いは関係を深めるきっかけにもなる
- 言い合いを円満に終えるために仲直り上手になろう