凝り性ってどんな意味?凝り性な人の特徴と長所&短所・適職まで紹介
好きなことに没頭している時に「凝り性だね」と言われたことはありませんか?
褒められているのか、呆れられているのか分かりにくい表現のため、反応に困った経験がある方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、凝り性の言葉の意味を記事にまとめ、凝り性な人の特徴や長所と短所、さらに適職まで解説していきます。
明らかにマイナスイメージを感じる飽き性と違って、イメージが分かりにくい凝り性。
この機会に「凝り性」について理解を深めましょう。
Contents
そもそも凝り性とは
まず基本として、凝り性の意味・類語・英語表記から見ていきましょう。
言葉の意味
凝り性とは、「一つの事に熱中して、満足するまでやりとおす性質」「物事に熱中する性質」を意味する言葉です。
正確には、「肩などが凝りやすい体質」というのも凝り性の意味に含まれますが、これは体質面の分野であって、ここで解説する凝り性とは別物になります。
類語・言い換え
凝り性の類語・言い換えは次のようになります。
- 熱中する性格
- 夢中になる性格
- 一つのことに集中する性格
- 打ち込む性格
これらの言葉から考えると、「凝り性」と表現するよりも類語で表現した方が、意味をイメージしやすいかもしれません。
英語表記
凝り性の英語表記は「perfectionist」です。
例文として、「彼は凝り性だ」を英語であらわすと「He is perfectionist.」になります。
また、文章によっては「immersed in」と表現することもあり、この場合は「熱中して・没頭して」と訳します。
凝り性な男性・女性に共通する特徴
凝り性な人には、共通する3つの特徴があります。
物事へのこだわりが強い
凝り性な人は物事へのこだわりが強く、自分が没頭するものに対してとことん追求しようとします。
- 好きなものなら高額な価格でも購入する
- 興味や関心があることに対して妥協しない
- 他人の意見を気にしない
もっとも、すべての物事に対してこのようなこだわりを見せるわけではなく、ここまでこだわるのは趣味など自分の好きなことのみです。
好き嫌いがハッキリ分かれている
凝り性な人は好き嫌いがハッキリ分かれており、好きなことに対しては前項のようなこだわりを見せる一方で、嫌いなことに対しては無関心です。
- 好きな文系はとことん勉強するが、嫌いな理系は教科書のページも開かない
- 好きなことには何時間でも没頭できるが、嫌いなことには忍耐力がない
- 任された仕事内容によって、取り組む姿勢や態度が全く違う
これは人間関係においてもあらわれる特徴で、全員に対して良い顔で接することがないため、周りに正直なイメージを与えます。
熱しやすく冷めやすい
凝り性な人は熱しやすく冷めやすい特徴があり、好きなことに対して熱中するものの、長続きせず他のことに興味が移ってしまいます。
- 心理テストにハマる→数週間で飽きて今度は手相占いにハマる
- アイドルにハマる→すぐに他のアイドルを好きになる
- ドライバーの仕事に憧れる→短期間で別の仕事に興味を持つ
- 芸能人の好きな人ランキングを決める→ランキングがすぐ変動する
このように、好きなものや目標がすぐに変わる傾向があり、しかもそれぞれハマっているときは、まわりが驚いてしまうほど没頭するのです。
凝り性な人の長所・短所
凝り性な人の特徴は状況次第で長所にも短所にもなります。
ここでは、凝り性な人の長所・短所について解説します。
長所
まず、凝り性な人の長所から見ていきましょう。
飛び抜けた集中力がある
凝り性な人は飛び抜けた集中力があり、作業しているときは周りの音や声がまったく耳に入らなくなるほど集中します。
たとえば、根気や忍耐力を必要とする情報収集の仕事では、一旦集中すれば周囲が驚くほどのリサーチ力を発揮するでしょう。
細部にまでこだわり質の高い結果が出せる
凝り性な人は、周囲の誰もが気にしないような細かい部分にこだわるため、質の高い結果を出すことができます。
言い換えれば、まるでプロの職人のようなこだわりを持っていますから、仕事の分野によっては高い能力を発揮できるでしょう。
逆境に立ち向かい粘り強く取り組める
物事に対するこだわりを持つことから、凝り性な人は粘り強く、逆境にも立ち向かえる忍耐力の強さを持っています。
周囲の誰もが投げ出したくなるような仕事でも、満足できる完成度に到達するまで粘り強く作業し続けるのです。
短所
次は、凝り性な人の短所を見ていきます。
こだわりを優先しがちで妥協が苦手
凝り性な人はこだわりを優先しがちですから、妥協することが苦手です。
たとえば、新商品の提案の締め切りが明日までだとします。
この場合、大抵の人は締め切りを優先するため、妥協して現状出ている意見の中から提案するものを選ぶでしょう。
しかし、凝り性な人はここで妥協することができず、仕事の計画が遅れてでも自分のこだわりを優先してしまうのです。
周囲にも高い要求をしがち
凝り性な人は、凝り性であることを自分自身で自覚しておらず、高い集中力や忍耐力を自然なことだと解釈しています。
そのため、自分ができることは全員ができると思ってしまい、周囲に対して高い要求をしてしまうことが多いのです。
頑固者と思われることも
一つの物事に対するこだわりの強さは、頑固と解釈することもできるため、凝り性な人は状況によって煙たがられてしまう可能性があります。
他の人全員が賛成しているのに、一人だけ頑なに反対の手を挙げる姿は、周りから見て頑固者にうつってしまうのです。
凝り性な人に向いている仕事とは?適職を紹介
凝り性な人には、プラスの面だけでなくマイナスな面もありますが、粘り強い一面は仕事をする上で大きな強みとなります。
そこで最後に、凝り性な人に向いている適職を紹介します。
研究者
研究はこだわりがなければ成果を出すことができないため、研究者は凝り性な人にとって適職といえるでしょう。
研究の過程では、さまざまな困難や課題に突き当たりますが、凝り性な人なら壁を越えるだけの粘り強さを持っています。
デザイナー
凝り性な人は自分ならではのこだわりを持っているため、独創性を発揮できるという点でデザイナーの仕事も適職です。
根気よく情報収集できるのでリサーチ力にも長けていますし、妥協せず最高の完成度を目指す姿勢はデザイナーにピッタリでしょう。
プログラマー
プログラマーはデータベースの構築やアプリ開発など、仕事の方法や自分のこだわり・センスが直接結果につながる仕事です。
また、完成したプログラムのテストを繰り返してバグをチェックするなど、忍耐力の強さも求められるため、凝り性な人にこそ向いている仕事です。
職人
高い完成度を目指して一切妥協しない性格を考えると、凝り性な人にとって職人もおすすめの職業といえるでしょう。
料理人や大工など、職人といってもさまざまな分野がありますから、自分が好きな分野を極めて、職人を目指してみるのもおすすめです。
芸術家
凝り性な人の特徴である「一つの物事に集中する」「妥協しない」などの部分は、性格的に考えて芸術家タイプです。
また、芸術家は自分が納得できる作品を仕上げることが仕事ですから、頑固という短所が長所になる仕事といえるでしょう。
凝り性を活かして幸せな恋を見つけよう!
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凝り性の長所は仕事だけでなく恋愛でも役立つ!
凝り性の長所は、実は仕事だけでなく恋愛にも役立つので、凝り性を自覚している人は自信を持って本当の自分を出していきましょう。
たとえば、凝り性な人は冷静で根気よく努力し続ける一面がありますが、このような特徴を持つ女性はペンギン系女子とも呼ばれ、モテる女性のタイプに含まれます。
また凝り性な人は、好き嫌いがハッキリしているので、異性を選ぶ観点も明確で、自分と相性のいい異性と付き合うことができるのです。
凝り性の長所を、ぜひ仕事や恋愛に活かしてみてくださいね。
- 凝り性とは、「一つの事に熱中して、満足するまでやりとおす性質」「物事に熱中する性質」を意味する言葉
- 凝り性な人は、男性・女性関係なく「物事へのこだわりが強い」「好き嫌いがハッキリしている」などの特徴がある
- 凝り性な性格は長所にも短所にもなり、「集中力の高さ」などは長所になるが、一方で「妥協が苦手」などは短所になる
- 凝り性な人は、「研究者」「デザイナー」「プログラマー」などの仕事に就くと、自分の性格を活かすことができる
- 凝り性な人の長所は仕事だけでなく恋愛に活かすこともでき、たとえば物事に集中して努力する姿は異性から見て魅力になる