「ワンチャン」の意味とは?類語や関連語、具体的な使い方も合わせて解説!
「ワンチャン」は、SNSや日常会話などで頻繁に使われている若者言葉です。
「ワンチャン行ける」「ワンチャン勝てるかも」などといった若者の会話を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
この記事では、「ワンチャン」の意味や語源、類語や関連語について解説していきます。
最後には例文付きで「ワンチャン」の使い方も解説しますので、是非とも目を通してみてください。
Contents
「ワンチャン」とは
「ワンチャン」とは、「もしかしたら可能性がある」というときに使う言葉です。
若者言葉として、SNSや日常会話などで頻繁に使われています。
「ワンチャン行けるかも」という文章であれば、「もしかしたら行けるかも」という意味になります。
ただし、「ワンチャン」は人によって微妙に使い方やニュアンスに差があるため、間違った意味で伝わってしまうことも多々あります。
また、フランクな表現であるため、ビジネスシーンなどのかしこまった場面では使うのは避けましょう。
「ワンチャン」の語源
「ワンチャン」は、英語の「one chance」を略したカタカナ語だといわれています。
もともとは麻雀用語であり、「あと一回のチャンスで逆転できる」というときに「ワンチャン」が使われていました。
その後一般にも広まり、「可能性があるかも」という意味で若者言葉として定着していったのです。
「ワンチャン」の類語
「ワンチャン」の類語としては、「おそらく」「もしかしたら」「多分」などが挙げられます。
「ワンチャン」は「可能性がある」という意味なので、「ワンチャン行ける」は「おそらく行ける」「もしかしたら行ける」「多分行ける」などに言い換えられます。
「ワンチャン」の関連語
「ワンチャン」に関連した言葉としては「ツーチャン」「ノーチャン」「フルチャン」などが挙げられます。
それぞれの意味を見ていきましょう。
「ツーチャン」
「ツーチャン」は「two chance」の略であり、「2回チャンスがある」というときに使う言葉です。
「今月は焼肉ツーチャンいけるかも」などのように使います。
他にも、3回チャンスがあるときは「スリーチャン」など、チャンスの回数によって数字を変えて使うことができます。
「ノーチャン」
「ノーチャン」は「no chance」の略であり、全くチャンスがないときに使う言葉です。
例として、遊びに誘われたときに「明日はノーチャンかな」といって断る、などの使い方があります。
はっきり「ダメ」「無理」と断るよりも柔らかい表現になるため、フランクに誘いを断りたいときに適しています。
「フルチャン」
「フルチャン」は「full chance」の略であり、「確実である」「可能性が100%」というときに使います。
「明日は晴れ予報だ」「じゃあフルチャン行けるね」といった使い方をします。
ただし、本来の英語の「full」は「完全」「十分」という意味であり、「確実」という意味はありませんので使い方には気をつけましょう。
「ワンチャン」を使った例文
「ワンチャン」を使った例文は以下の通りです。
【例文】
「明日はワンチャン行けるかも」
「寿司じゃなくて焼肉もワンチャンありだね」
「告白したらワンチャンあるかもよ」
「ワンチャン行けるかも」「焼肉もワンチャンありだね」は、「おそらく行けるかも」「もしかしたら焼肉もありだね」という意味になります。
「告白したらワンチャンある」は、「告白したら成功するかもしれない」ということを表しています。
いずれも、一つの可能性を示すために「ワンチャン」を使っている文章です。
「ワンチャン」とは、可能性があることを意味する若者言葉
「ワンチャン」は、可能性があることを意味する若者言葉です。
「ワンチャン行ける」「ワンチャンありかも」などといった使い方をします。
もともとは麻雀用語であったにも関わらず、現在では一般にも定着しています。
ただし、間違ったニュアンスで伝わってしまう可能性や、かしこまった場面には適していない言葉であることは覚えておくべきです。
あくまで友人同士など、親しい間柄でのみ使うようにしましょう。
- 「ワンチャン」とは「もしかしたら可能性があるかもしれない」というときに使う若者言葉
- 「ワンチャン」は英語の「one chance」がカタカナ語として「ワンチャン」となったのが語源
- 「ワンチャン」の類語は「おそらく」「もしかしたら」「多分」
- 「ワンチャン」の関連語は「ツーチャン」「ノーチャン」「フルチャン」