「夢見が悪い」とは?悪夢ばかり見る原因&対処法・明晰夢を見る方法
悪い夢を見た日は「夢見が悪いなぁ…」と朝からブルーな気分になってしまいますよね。
この記事では、言葉の意味や夢見が悪い原因を、さまざまなシチュエーションを例に出しながら解説します。
いい夢を見て清々しい気分で朝を迎えるのが、理想的な目覚め方。
よくない夢ばかりを見てしまうときの対処法や、明晰夢を見るための方法も紹介するので、夢見が悪くて悩んでいる方は最後まで読んでみてくださいね。
Contents
「夢見が悪い」とは
「夢見が悪い」という言葉を聞いたことがあっても、きちんと意味を理解して使っている自信がない人は多いのではないでしょうか。
正しく使うことで、相手に自分の状態を分かりやすく伝えることができますよ。
また「最近夢見が悪くて…」と相談を受けた場合は、相手の悩みをより深く理解することができます。
ではさっそく「夢見が悪い」の意味をチェックしてみましょう。
言葉の意味
「夢見が悪い」とは、後味の悪い嫌な夢を見てしまった状態を指します。
- 「昨晩はとくに夢見が悪かったから今日は睡眠不足だ」
- 「寝る前に怖い映画を見たせいか、夢見が悪く寝汗をかいていた」
- 「悩む友人を助けなければ、夢見がよくないかもしれない」
などと使うことができます。
例文からもわかるように、あまり良い意味で使われることはないでしょう。
類語
類義語として「悪夢を見る」や「ナイトメア」が挙げられます。
どちらもうなされて飛び起きてしまうような、怖い夢や縁起の悪い夢のことです。
現実では絶対に起こってほしくない内容であることがほとんどでしょう。
夢見が悪い…悪夢を見る原因
夢見が悪い状態はなるべく避けたいもの。
悪い夢は見たくないですし「もし現実に起こってしまったら…」と考えると恐ろしいですよね。
続いては私たちが悪夢を見てしまう原因を探っていきます。
原因を知ることで、対処法をより効果的に取り入れることにもつながるでしょう。
ぜひ自分の状態と照らし合わせながら読み進めてみてください。
ストレスが溜まっている
日中の生活のなかで感じるストレスによって、悪夢を見てしまうことがあります。
なぜなら人間の脳は、眠っている間に悩みを解決しようとするからです。
仕事での失敗や友人との間に起きた問題など、過度なストレスがかかる悩みを抱えてはいないでしょうか?
たとえ大きな悩み事ではなくても、小さな悩みが積もってストレスが溜まることもありますよ。
趣味の時間をたっぷりと取ったり、散歩したりしてストレスを発散することが大切です。
寝る前の入浴や瞑想など、リラックスタイムを設けるのも効果的でしょう。
晩酌
アルコール依存症の患者のなかには、飲酒すればよく眠れると思い込んでいる人や、睡眠障害に悩まされている人も少なくありません。
アルコールは急性的に入眠を早めますが、3〜4時間後には目が覚めてしまいます。
つまり晩酌をすると寝付きはよくなりますが、睡眠の途中で眠りが浅くなり総合的な睡眠の質は悪化するということ。
入眠時のレム睡眠を抑制する効果もある一方、その反動で夢見が悪くなることも避けられません。
鬱病・不安障害などの精神疾患
鬱病やストレス障害、不安障害などにより悪夢を見てしまう人もいます。
ストレス障害とは危機的な体験の記憶とともに不安感が強く残り、自分の意志とは関係なくフラッシュバックをしてしまったり悪夢を見たりする症状のことです。
また、これらの病気や障害とあわせて、長時間に渡り極端に不快な夢を見る状態が続く悪夢障害に悩まされることもあり得るでしょう。
このような原因で夢見が悪いのであれば、病院を受診して睡眠障害の専門家に診てもらうことが最優先です。
夢見が悪いときの対処法
夢見が悪い状態を避けるためには、質が良く深い睡眠をとることがとても大事です。
悪い夢を見ないために気をつけたい習慣をご紹介します。
すぐに実践できるものもあるので、今夜から取り入れて質の良い睡眠を目指してみてくださいね。
習慣化することで、効果を発揮するものもありますよ。
就寝3時間前までに食事をとる
食事は就寝の3時間前には済ませるようにしましょう。
そうすることで、就寝時には消化活動が終わっている状態になります。
食事をした後にすぐ寝てしまうと、体は消化活動を優先するため、寝ていても内臓が休息していない状態になってしまうのです。
睡眠時間は同じでも、眠りが浅くなったり疲れが取れにくくなったりします。
また、お肉や天ぷらといった食事は脂肪や脂を多く含むため、消化吸収に時間がかかることも覚えておきましょう。
自分に合う寝具を選ぶ
夢見が悪い状態にならないためには、寝具選びもとても重要です。
私たちは就寝中に発汗したり温度変化したりして、レム睡眠とノンレム睡眠を行き来します。
就寝中の体に対応できるように、吸湿性と放湿性が高い寝具を選ぶようにしましょう。
リラックスできることも大事なので、自分の体型に合った寝具を選ぶ必要もあります。
枕の高さや敷布団の硬さなどに気をつかってみてくださいね。
運動習慣をつける
運動をおこなうことで生活のリズムにメリハリが出て、入眠効果を高めることが期待できます。
日々の仕事や家事に忙しくて、運動する習慣がまったくない人も多いのではないでしょうか。
散歩したり自宅でストレッチをおこなったりと日中に少しでも運動することで、夜になると自然な眠気を誘うことができるでしょう。
適度な運動による疲れは、深い眠りにつくことにつながります。
もし体を動かした夜に目が冴えて眠れない場合は、オーバートレーニングになってしまっている可能性も。
自分のリズムに合わせて、運動習慣を調整していくことも大切ですよ。
就寝90分前に入浴する
就寝の2時間前くらいにお風呂に入るようにしましょう。
お風呂に入ることで一時的に体温が上がり、布団に入る頃に体温がちょうど下がってくることで寝つきがよくなります。
ポイントは38℃のぬるめのお湯に、30分ほどかけてゆっくり浸かること。
ぬるめのお湯に浸かることで副交感神経が働いて、気分を落ち着かせてくれますよ。
ポカポカと温まった体でリラックスして寝ることで、夢見が悪い状態を避けられるでしょう。
定期的にストレスを発散する
定期的にストレスを発散することで、悪い夢を見ることを避けましょう。
ストレスを感じたときに、頭に血が昇る感じがありますよね。
これはストレスを受けることで、人間の脳が興奮したり緊張したりしてしまうためです。
緊張や興奮は質のよい睡眠を邪魔して、夢見を悪くしてしまいます。
大きな声で歌ったり大好きなスイーツを食べたり、猫カフェに行くなどストレスの発散方法は人それぞれ。
ストレスを溜め込んでしまう前に、定期的に発散する日を作るようにしたいですね。
部屋を暗くして眠る
睡眠の質をよくするとても簡単な方法は、部屋を暗くすることです。
寝るときに部屋が明るいと、睡眠の質が低下してしまいます。
目から入る光で私たちの脳が覚醒しやすくなってしまうためです。
できるかぎり部屋を暗くできるように、遮光カーテンを使うようにしましょう。
精神が落ち着くアロマを焚く
アロマオイルの成分にはリラックス効果があります。
アロマを取り入れることで、就寝前に気分を落ち着けて質のよい睡眠を叶えることができるでしょう。
アロマの成分だけでなく、香りを嗅ぐ行為にもリラックス効果があるとされています。
部屋を少しずつ暗くしながらアロマの香りに包まれることで、入眠を促すことができるでしょう。
おすすめの香りはラベンダーなどのフラワー系。
心が落ち着く人が多いようなので、どの香りを選ぶか迷ったときは、ぜひ取り入れてみてくださいね。
夢見の悪さを払拭するために、新たな恋をするのもアリ!?
夢見が悪い時の対処法にストレスの発散や精神を落ち着かせることがありましたが、それには恋愛も有効です。
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夢見が悪いときは睡眠の質を向上させよう!
夢見が悪くなってしまう原因は、睡眠の質の悪さにあることがわかりました。
もし夢見が悪い原因が精神疾患によるものなら、病院を受診して正しい治療法を知り治療薬を服用しましょう。
食事のとり方やお酒との付き合い方のほかに、寝具を工夫することでも睡眠の質を向上させられます。
これらは取り入れるハードルが少し高いですが、部屋をしっかり暗くしたりアロマを嗅いだりすることは、比較的かんたんに習慣化できるのではないでしょうか。
質のよい睡眠がとれるようになったら、ぜひ夢日記をつけて自分の夢をコントロールしてみてくださいね。
よい睡眠をとって、ストレスに強い自分を手に入れましょう。
- 「夢見が悪い」とは、寝ているときに嫌な夢ばかり見る状態を指す
- ストレスが溜まっていたり鬱病や不安障害などの症状があると、悪夢を見てしまうことがある
- 日中に運動をすることや自分の体型に合った寝具を選ぶことで、心地よい入眠につなげることができる
- 入浴時間と食事の時間に気をつけることも、夢見が悪い状態を避けるために必要