チー牛の意味とは?由来や特徴、使い方も合わせて解説!
ネット掲示板やX(旧Twitter)などを利用しているとよく見る「チー牛」という言葉。
「チー牛」の意味や由来についてきちんと知っていますか?
この記事では、「チー牛」の意味や由来、具体的な使い方について解説していきます。
この記事を読んで、「チー牛」とはなにかを理解しておきましょう。
Contents
「チー牛」とは?
「チー牛」とは、「無個性で暗い顔をしているオタク」を指すネットスラングです。
元々は「すき屋の三食チーズ牛丼を頼んでいそうな顔」であったのが、略されて「チー牛」と言われるようになりました。
主に見た目に関して使われる言葉ですが、一方でオタク気質な性格の人を「チー牛」と言うこともあります。
「チー牛」という言葉は、煽りや自虐の文章の中で使われることが多いため、人に向けて使うのは好ましくありません。
「チー牛」の由来
「チー牛」が流行したきっかけは、2008年に投稿されたとあるイラストです。
メガネをかけた男性が「すみません、三食チーズ牛丼の特盛りに温玉付きをお願いします。」と注文しているイラストが、10年後の2018年頃にネット掲示板で話題になりました。
そのイラストに描かれている男性の姿が「典型的な陰キャ」「オタク顔」と揶揄されるようになり、「チー牛」という言葉が広まることになったのです。
「チー牛」の類語
「チー牛」の類語は「陰キャ」「コミュ障」「リア充」です。
それぞれの意味を詳しく見ていきましょう。
「陰キャ」
「陰キャ」は「陰気なキャラクター」の略であり、「内気で引っ込み思案な人」という意味の言葉です。
感情を表に出すのが苦手だったり、友達が少なかったりする人が「陰キャ」と呼ばれます。
「チー牛」は「陰キャ」をより発展させた言葉であるため、「チー牛」と「陰キャ」はほぼ同じ意味の言葉であるといえます。
「コミュ障」
「コミュ障」は「コミュニケーション障害」の略であり、「人と上手く会話ができない人」のことです。
人の言ったことに上手く返せなかったり、なにか言おうとしても言葉がどもってしまったりする人のことを「陰キャ」と呼びます。
「チー牛」はコミュ障であることが多いため、こちらも類語のひとつであるといえます。
「非リア」
「非リア」は、「現実世界があまり充実していない人」のことを指す言葉です。
彼女もおらず友達も少なく、生活に面白味のない人は「非リア」と呼ばれます。
「非リア」と聞いて想像する人物像が「チー牛」に近いこともあり、意味が似ている言葉として扱われています。
「チー牛」の特徴
どのような特徴を持っている人が、「チー牛」と呼ばれるのでしょうか。
以下に特徴を並べましたので見ていきましょう。
- 度が強いメガネをかけている
- 顔立ちが幼い
- 表情が乏しい
- 髪がボサボサ
- 清潔感がない
- 背が低い
- 母親に買ってもらった服を着ている
- 声が小さい
- 挙動が変
- 口がとがり気味
- 斜めがけのカバンを使っている
もしも自分に当てはまることが多いと感じた場合、「チー牛」になってしまっている可能性があります。
「チー牛」の使い方
「チー牛」が実際に文章で使われるときの例文としては、以下があります。
【例文】
「電車にチー牛が乗っていた」
「人からチー牛だとよく言われてしまう」
「彼はチー牛と呼ばれることを全く気にしていない」
「チー牛」は悪口として使われる言葉であるため、人に対して気軽に使うと相手を怒らせる可能性があります。
そのため、使う場面や使い方には気を付けるべきです。
また、ネットスラングであるがゆえに、日常生活で使うと意味が伝わらなかったり相手に引かれてしまったりすることもありえます。
「チー牛」という言葉を使うときは注意しましょう。
「チー牛」とは無個性なオタク顔を表すネットスラング
「チー牛」は、無個性で暗いオタク顔をしている人を指すネットスラングです。
イラストが発端となって流行った言葉であり、現在でもネット上で頻繁に使われています。
あくまでネットスラングなので、日常生活で使うときは注意が必要です。
相手が「チー牛」の意味を知らない場合も充分にありえます。
また、「チー牛」は基本的には悪口や自虐で使われる言葉です。
「あなたってチー牛だよね」「チー牛っぽい見た目をしているね」と言うと、相手を怒らせることにもなりかねません。
「チー牛」を使う際は、使う場面や言い方に気を付けることを心がけましょう。
- 「チー牛」とは「無個性で暗い顔をしているオタク」のことを指すネットスラング
- 「チー牛」の由来は、メガネをかけた男性が「すみません、三食チーズ牛丼の特盛りに温玉付きをお願いします。」と注文しているイラスト
- 「チー牛」の類語は「陰キャ」「コミュ障」「リア充」
- 「チー牛」の特徴は「度が強いメガネをかけている」「顔立ちが幼い」「表情が乏しい」など