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被害者意識とは?被害者意識の強い女性の特徴や原因、手放す方法を大公開!

 2021/05/25 定義
この記事は約 10 分で読めます。

「自分はひどい目にあっている」「私は周りに貶められている」と思ってしまうことはありませんか。

もちろん不当な扱いには断じて声をあげるべきですが、過度な被害者意識は周囲からひかれてしまう原因になりかねません。

今回の記事では「被害者意識の強い女性」の特徴やそうした意識を手放すための方法について解説します。

       

「被害者意識」の意味とは?

「被害者意識」とは、実際被害がないにもかかわらず「自分は不当な扱いを受けている」「自分こそが被害者だ」と思い込む心理状態を意味します。

被害者意識の強い人は、相手の言動によって「自分が」被害を受けていると勝手に判断しています。

また、自分自身の間違いを認められず周囲に責任転嫁したいあまり、被害者ぶっているケースも少なくありません。

いずれにせよ、周囲に非はないのに被害者として振舞ってくるため、周りの人にとっては非常に厄介な存在として扱われる可能性が高いです。

被害者意識が高いと、被害者話を延々と聞かされることもあるでしょう。

 

被害者意識を持ってしまう原因

犯罪被害者ならまだしも、そういうわけでもないのが被害者意識。

では、なぜ被害者意識の強い人は「自分こそが被害者だ」と思い込んでしまうのでしょうか。

ここでは、そうした被害者意識をもってしまう原因や理由について解説していきます。

 

被害者なことを認められたい

被害者意識を持ってしまう人は、自分が被害者なことを常に認められたいと思っています。

周囲から被害者だと認められれば、自分の主張や苦しみに正当性が与えられるからです。

また、さらには加害者(と想定される相手)には罪悪感をもって深く反省してほしいとも思っています。

被害者としての自分が認められることは、この世界に受け入れられることとイコールであり、そうなることで初めて自信を取り戻すことができるのです。

 

攻撃的・否定のない自分を守っている

「自分はまったく攻撃的ではなく、否定もしない人間である」という自己イメージを守りたいあまり、被害者意識が強くなる人たちもいます。

このタイプの人の世界は単純な善悪二元論で構成されているため、世の中にはいい人と悪い人しかいません。

自分はいい人なので加害者にはなりえず、常に被害者側だと判断しています。

ゆえに嫌なことやトラブルの原因は常に他者であり、あくまで自分は被害者側として振る舞うのです。

 

自分のことばかりで、人への共感力が欠如している

ある研究によれば、過去に不当な扱いを受けたことのある人は「自分以外の他者の痛み」には共感せず、自分の被害者意識を根拠に自己中心的な言動を肯定する傾向があることがわかっています。

そのため、被害者意識をもってしまう人は、自分の感情には敏感ですが他人の気持ちには鈍感です。

苦しみや辛さは常に自分だけのものであり、他者が同じような苦しみや悲しみを抱えているとは想像できません。

人への共感力が薄い人は被害者意識が強くなりがちなのです。

男性からすると、そんな人は配偶者に選びませんよね。

 

被害についていつまでもぶり返す

過去にあった実際の被害経験が、現在の被害者意識の原因となっていることも多いです。

昔の被害経験を何度も思い返す傾向のある人は、その原因となった出来事や相手への復讐心を募らせ、自分自身がいかに不当な扱いを受けたかを記憶の中で強化します

さらに傷ついた自尊心を保つために、対人関係に強いバイアスをかけるようになりがちです。

結果として、ちょっとした行き違いを悪意のあるものとして解釈したり、相手を最初から攻撃的な人と決めつけたりと、勝手に被害者意識を持つようになってしまうのです。

いつまでも被害者面をするような人とは関わりたくないですよね。

 

恋愛において被害者意識が強い女性の特徴

強い被害者意識は男性から「メンヘラっぽい…」と敬遠され、恋愛にも影響を及ぼします。

以下の特徴に心当たりがある女性は被害者意識が強くなっている可能性大!

自分自身を振り返って、無用な被害者意識を持たないよう心がけることが大切です。

 

過去のことを何度も持ち出す

過去のケンカや嫌な思い出を何度も持ち出す人は、被害者意識が強い傾向があります。

あの時あなたはこうだった」「昔の自分はひどく傷ついた」と事あるごとに言い出すのは、その出来事が自分の中で消化しきれていない証拠です。

しかし、二人の間で終わった話なのであればそれは少々根に持ちすぎかもしれません。

これからも付き合っていくつもりなら、過去ではなくこれからに目を向けることが大切でしょう。

職場の関係者にこのタイプがいると相当厄介です。

 

恋人に依存しやすい

恋人への依存度が高く、常に相手に頼るタイプの女性も被害者意識が強くなりがちです。

あらゆることを相手にゆだねているため、何かトラブルが起こってもすべて相手のせいにしてしまいます。

自分で決断し自分で責任をとることをしないままでは、いっそう被害者意識だけが大きくなってしまうでしょう。

恋人への依存から脱却できれば、次第に相手への被害者意識も薄れていくはずです。

 

とにかく文句や否定が多い

被害者意識の強い女性は、普段から文句や否定が多いです。

物事をネガティブに捉える癖がついているため、ちょっとしたトラブルにも大らかに対応できません。

「自分が損した」「自分が攻撃されている」と感じるため、それが不平不満として表れてしまうのです。

そうした否定の気持ちはすなわち被害者意識にも結びつきやすく、結果嫌なことはすべて周囲のせいだと思い込んでいます。

 

自己否定が強すぎる

自己否定が強く自分に対しネガティブなのも、被害者意識の強い人の特徴です。

こうしたタイプの人は「自分が嫌いな自分のことを、周りも好きなはずない」と思い込んでいます。

他人は基本的に「自分を嫌っている相手」。

そのため自分に対して攻撃してくるのは当然だと考えており、それは恋人に対しても例外ではありません。

すべてのトラブルにおいて、自分は嫌われ者の被害者だと考えてしまうのです。

 

揉めたら他の人に責任転嫁する

被害者意識の強い人は他人に責任転嫁しがちです。

自分がやったことであっても「それはあなたがそういったから」と相手のせいにしてしまうのです。

自分で責任をとることを避けたいがあまり、揉め事において常に自分を被害者側に置く癖がついているといえるでしょう。

 

うざいと思われる被害者意識を手放す方法

過度な被害者意識は、恋人や友人といった大切な人にまで「うざい」「キモい」と思われる危険性があります。

家庭や社会で孤立してしまう前に、自分から被害者意識を手放すことをおすすめします。

被害者意識を手放すための対処法は以下の通りです。

 

被害者意識を手放す意志を強く持つ

自分が「被害者意識が強い」ということを自覚できたなら、最初のステップとして「被害者意識を手放そう」と固く決心することが大切です。

手放す意志を強く持つだけで、これまでの考え方を改めやすくなるでしょう。

ちょっとしたことで被害者意識が生まれそうになっても、「そんな考え方は手放すんだった」と思い出すことができます。

まずは、とにかく自分の「被害者意識」について気づくことが大切なのです。

 

文句・悪口・噂話をしない習慣を作る

被害者意識の直し方として、文句・悪口・噂話をしない習慣を作るは有効です。

これまでは文句や悪口、噂話といったネガティブな発言が多かったのではないでしょうか。

被害者意識を手放したいなら、そうしたマイナスの発言はしないよう心がけることが大切です。

 

不思議なもので、ネガティブな言葉を遠ざければ考え方も変わってくるもの。

「悪口をいっていた」と周りに思われたら、それが人間関係に影響を及ぼすことも。

そういった二次的被害も防止することもできます。

自分の言葉に引きずられないよう、文句や悪口をいわない習慣をつけるようにしましょう。

 

前向きな言葉・捉え方をする

ネガティブを遠ざけたら、次はポジティブさを取り入れることが大切です。

ちょっと嫌なことが起こってもマイナスに捉えず、なるべく前向きな言葉・捉え方をするように心がけましょう。

そうすることで、これまでイライラや怒りを感じていたことにも大らかになれるはずです。

そうしたポジティブさを身に着ければ、周りの人や出来事への見方も変化してきます。

物事への捉えかたや行動を自分から変えるだけで、面倒な被害者意識を手放すことが可能になるでしょう。

 

被害者意識が強い人との付き合い方

被害者意識が強い人と付き合うと、あらぬ疑いをかけられたり、責任転換されたりすることがあるでしょう。

最後に、被害者意識が強い人との付き合い方を紹介します。

 

聞き役に徹する

被害者意識が強い人と話をする時は、できる限り聞き役に徹しましょう。

意見を言ったりアドバイスをしたりすると、それがきっかけでトラブルに巻き込まれる可能性があります。

相手にとっての加害者にならないように、主張は控えるべきです。

 

話に共感する

被害者意識が強い人の話にはしっかり共感しましょう。

共感は「自分は仲間だ」という意思表示になります。

「うん、わかるよ」と言葉に出したり、頷いたりして、敵対心を持たれないようにしましょう。

 

弁解できる証拠を用意しておく

被害者意識が強い人は、自分本位でしか物事を考えることができません。

トラブルに巻き込まれた時に弁解できるように、しっかり証拠を残しておきましょう。

LINEのやりとりでも、なんでもOKです。

こちらに加害の意思がないことがわかれば、周りの人も助けてくれるはずですよ。

 

自分を理解してくれる恋人を作って、被害者意識を手放そう!

被害者意識が強い人は常にネガティブ思考になってしまいます。

「自分ばかり損をしている」という気持ちでいると、ストレスはたまる一方です。

被害者意識が強くなるのは、周りから認められていないと感じることが原因なことも多いです。

自分を理解して認めてくれる恋人が現れれば、自然と被害者意識が消えていくこともあるでしょう。

 

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被害者意識は捨てて、前向きないい女を目指そう!

「自分だけが損をしている」「周りは自分を攻撃してくる」と暗い気持ちになることも時にはあるでしょう。

しかし、自分で引き起こした「被害者意識」に囚われているに過ぎないのです。

自分を守ることは大事ですが、過度に周りを敵とみなし相手に非がないことまで責めるのは得策ではないでしょう。

場合によっては自分の人生や人間関係にまで影響することもあります。

自分は被害者意識が強すぎると感じたら、今からでも手放す努力をすることが大切

前向きでポジティブな考えに切り替えることができれば、これまでよりもっと素敵な自分になれるはずですよ。

 

まとめ
  • 被害者意識とは、実際には被害がないにも関わらず自分は不当な扱いを受けていると思い込むこと
  • 自分はいい人であることを証明したい人や他人への共感力が欠如している人は、被害者意識を持ちやすい傾向がある
  • 恋人に依存している、普段から文句や否定が多いタイプは恋愛においても被害者意識が強くなりがち
  • 被害者意識の強さは人間関係にマイナス!被害意識を捨てて、ポジティブな考え方を身に着けよう!

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小野塚 晴子

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