火遊びの意味とは?恋愛で大人の関係にハマる男女の心理など解説
一途な本気の恋愛とは真逆である、ダークで刺激的な火遊びの恋愛。
本物の愛が芽生えない大人の関係にハマる男女は、どのような心理状況なのでしょうか。
この記事では、火遊びの意味や関係性、幸せになれない理由を詳しく解説していきます。
Contents
火遊びの意味とは?
「火遊び」とは、危険を伴う遊びのことです。
ライターやマッチなどの発火具を用いたイタズラ行為を意味するほか、男女間のその場限りの情事を表す際にも「火遊び」と例えられます。
お酒に酔った勢いでのワンナイトラブや、浮気・不倫といった許されない恋愛のことを比喩するのが一般的。
火を使った遊びのように心や性欲が燃え盛り、刺激的であることから「火遊び」と呼ばれ始めたのかもしれません。
大人の「火遊び」とはどんな関係のこと?
通常の恋愛とは異なる「火遊び」は、どのような男女関係のことを表すのでしょうか。
ここでは、アバンチュールな大人の恋愛について具体的に解説していきます。
カラダの関係を持っている
大人の火遊びは、大前提としてカラダの関係を持っています。
カラダの関係がなければ、ただ仲の良い異性の友達になってしまうため、セックスしているかどうかは火遊びの関係において外せません。
バーやクラブでフィーリングが合った相手とのワンナイトラブを楽しむ人や、セフレの関係を長年続けている人など、相手との関係性の深さは人それぞれ。
恋人がいたり既婚者であったりしても、気持ちが盛り上がれば簡単に肉体関係を持ってしまいます。
会う時間が限られている
会う時間が決まっていたり、限られていたりするのも火遊びの関係といえます。
火遊びに選ぶ相手=都合の良い相手なので「自分のスケジュールが空いている時間に会えれば良い」と思う人がほとんど。
パートナーの有無は関係なく、わざわざ埋まっている予定をずらしてまで会おうとは思わないのです。
仮に相手から「暇?」と連絡がきたとしても、感情が動かなければ簡単に断ることが多いでしょう。
お互いに干渉しない
お互いのプライベートに干渉せず、関係がドライなのも火遊びの特徴です。
「その場限りの情事」という言葉通り、会っているときは2人の時間を精一杯楽しむものの、それ以外の時間は相手が何をしているかまったく気にしません。
相手にパートナーがいても嫉妬することなく、平常心を保てるのです。
「あくまでも火遊び」と割り切った、恋愛感情のない関係といえるでしょう。
一緒にいて気を遣わず楽でいられる
相手を良い意味で「空気のようだ」と思える楽な関係性も、火遊びだからこその特徴です。
通常の恋愛は「相手に好かれたい」「良いところを見せたい」という一心で、相手を気遣ったり、デートに気合いを入れたり、つい頑張ろうとしてしまうはず。
しかし、火遊びの関係には未来がないため「ずっと一緒にいたい」と思ってもらう必要がありません。
マイナスな自分を見せようがどうでもいいので、仕事の愚痴や恋人への不満も平気で漏らすのです。
一緒にいても気を遣わず、本来の自分をさらけ出せるのも大人の関係にハマる理由かもしれません。
火遊びの恋愛をする男女の心理とは?
その場限りのドライな関係である火遊びの恋愛にハマる人は、一定数います。
ここでは、火遊びの恋愛をする男女の心理について解説していきます。
心が満たされず寂しさを感じている
いつも心に隙間が空いており、寂しさを感じている人は、火遊びの恋愛にハマりやすいといわれています。
本来のパートナーがいたり、好きなものを自由に買ったりしているのに、なぜか日常に満足しておらず「なにかが足りない」と常に感じてしまうのです。
いろんな異性と関係を持つことで寂しさを埋められる錯覚を味わえるため、火遊びの恋愛に走ってしまうのでしょう。
自分に自信がある
「自分はモテる」と思っている自信家な人も、火遊びの恋愛を好みます。
このタイプは実際にルックスが良いことが多く、異性に言い寄られた経験を持つ人がほとんど。
異性が近寄ってくるたびに「自分は魅力的なんだ」と嬉しく感じ、つい関係を持ってしまうのです。
単純に「男好き」「女好き」なので、恋人ができても一途な恋愛ができず、いつまでも気持ちが浮ついている可能性が高いでしょう。
ドキドキや刺激を求めている
火遊びの恋愛をする男女は、恋愛のスリルや刺激を味わうことが好きで、いつまでもドキドキしていたいと感じる傾向にあります。
片思い中や恋人がいる状態にも胸は高鳴りますが、どちらかといえば安心感のあるほんわかとした恋愛になりがち。
恋愛でスリルや刺激を味わうには、危険な香りのする「火遊び」しか選択肢が残らないのです。
パートナーがいたり、配偶者がいたりしても火遊びをやめられないため、泥沼に発展することもあり得ます。
セックス依存症である
火遊びにハマる人は、セックス依存症の可能性もあります。
セックス依存症とは、ただ性欲が強いわけではなく、性行為をしなければ落ち着かなくなる症状のこと。
セックスしているときにだけ「必要とされている」と実感でき、自分の価値を見出すために複数の相手と関係を持ってしまうのです。
幼少期の環境や、大好きだった恋人に見捨てられた経験がきっかけで、性に依存するケースが多いのだとか。
セックスしたからといって相手への恋愛感情はまったくなく、出会い系アプリやパパ活で知り合った初対面の人とでも、簡単に肉体関係を持ってしまうのが特徴です。
押しに弱く流されやすい
押しに弱く流されやすい人は、火遊びの恋愛にズルズルとはまり込んでしまう可能性が高いです。
基本的に自己主張が弱いため、異性からの危ない誘いをはっきりと断れません。
相手の口の上手さやその場の空気に流されて、あっさりとカラダの関係を持ってしまうことがほとんど。
後悔して「もうしない」と決意しても、自分をきちんと持っていないので、異性から言い寄られるたびに火遊びを繰り返すのです。
火遊びの恋愛では幸せになれない理由とは?
火遊びの恋愛はその場での欲を満たすのが目的であり、幸せな未来が訪れることはほぼ0%に近いといえます。
ここでは、火遊びの恋愛が幸せになれない理由について解説していきます。
本命の相手にはなれない
ただの火遊びだったはずが、気が付けば相手に恋愛感情を抱くようになることもあるかもしれません。
しかし、火遊びの恋愛から始まる真剣交際は非常にまれで、本命の相手になれないのが幸せをつかめない理由です。
火遊びの恋愛に将来を考えている人は、残念ながらほとんどいません。
相手から告白されたり結婚を迫られたりした際には、すぐに逃げてしまうのが実情です。
先の見えない大人の関係を続けていても、幸せなゴールにはたどり着けません。
浮気や不倫の場合は修羅場に発展することも
火遊びの相手に恋人や配偶者がいる場合、関係がバレて修羅場に発展する可能性があります。
当人たちは遊びのつもりでも、相手のパートナーにとっては大きな悲しみや怒りを感じるもの。
泥沼化するだけでなく、社会的信用を失ったり慰謝料を請求されたりすることも考えられます。
大きな代償を払わなければならないほか、相手の恋人や家族まで不幸にさせてしまうのです。
より寂しさや虚しさが増す
寂しさを埋めるために始めた火遊びの恋愛が、より虚しさを感じる原因となるケースもあります。
火遊びはただ欲を満たすのが目的なので、本気の恋愛で得られる満足感や温もりは得られません。
たった数時間だけ心の隙間を埋められたとしても、日常に戻るとすぐに寂しさが襲ってくるのです。
それを繰り返すたびに虚しさが増し、無気力になってしまうのが幸せになれない理由といえます。
火遊びの恋愛から抜け出す方法とは?
火遊びの恋愛に依存している人は「やめ方がわからない…」と不安に思うでしょう。
しかし、思い切って抜け出せば、その先には幸せな未来が待っているかもしれません。
最後に、火遊びの恋愛から手を引く方法を紹介します。
揺るがない強い気持ちを持つ
まずは「火遊びの恋愛から卒業する」という強い気持ちを持ちましょう。
火遊びをやめる方法をどんなに試しても、心がふらついていると必ず同じことを繰り返してしまいます。
「絶対に幸せを掴んでやる」と心に決めて自立心を持つと、寂しさが襲ってきても、誰にも頼らず自分の力で生きられるはず。
揺るがない気持ちを胸に、自分をしっかり持つようにしてください。
一切の連絡・接触を断つ
相手からの誘いに流されやすい人は、火遊びの相手との連絡や接触を断つのがおすすめです。
物理的に関係を解消して会えない状況にしてしまえば、抜け出しやすくなります。
連絡先の削除はもちろん、思い切って電話番号を変えたり、SNSのアカウントを消したりするのも有効です。
職場が一緒の人は、なるべく顔を合わせず、必要以上の会話もやめるようにしましょう。
没頭できる趣味を作る
火遊びからの卒業を機に、時間を忘れて夢中になれる趣味を作るのも一つの方法です。
自分の時間を充実させることで心の隙間を埋め、火遊びをしなくても満足感を得られるでしょう。
何を趣味にしたらいいのか悩む人は、興味のあることからどんどん試してみてください。
筋トレしたり、黙々と作業したり、自分が没頭できることを見つけると寂しい気持ちが紛れ、自然に火遊びの恋愛から卒業できるはずです。
スケジュールを詰め込む
仕事終わりや休日のスケジュールを詰め込み、暇な時間を作らないことも火遊びから抜け出す方法です。
何もすることがないと寂しさや不安を感じやすくなり、再び火遊びの恋愛に手を出してしまう原因になります。
友人や家族との時間を作ったり、習い事を始めたりして、意識的に忙しく過ごすようにしてください。
そうしているうちに火遊びへの依存心がなくなり、充実した私生活を送れるでしょう。
自分を大切にする
火遊びの恋愛は、相手から都合よく扱われることがほとんど。
寂しさを埋められるかに見えて、実はどんどん自分の存在価値を感じられなくなってしまうものです。
そんな火遊びから抜け出すには、自分を大切にすることを意識しましょう。
先の見えない関係に未来への希望はなく、いつまで経っても自分を幸せにはできません。
自分を安売りせず、誇りを持って生きることを心がけると、幸せになれる恋愛ができるはずです。
火遊びの恋愛から勇気を持って抜け出して幸せを掴もう
普通の恋愛では味わえないスリルや刺激、その場限りの気楽さから、火遊びの恋愛にハマってしまう人は少なくありません。
しかし、その先に幸せな未来は訪れず、どんどん自分の存在価値を見出せなくなってしまう可能性があります。
火遊びの恋愛から抜け出すのには勇気がいりますが、寂しさや物足りなさを乗り越えた先には、新たな幸せが待っているはず。
今すぐに火遊びの恋愛から卒業し、本気の恋愛を探しましょう。
- 「大人の火遊び」とは、その場限りの情事を意味している
- カラダの関係を持ったりお互いに干渉しなかったり、都合が良い関係のことを呼ぶ
- 火遊びをする心理は、心の隙間や寂しさを埋めるのが目的の人が多い
- 火遊びの恋愛が幸せになれない理由は、本命の相手になれず、より虚しさが増しやすいこと
- 火遊びの恋愛から抜け出し、自分を大切にしよう