「しつこい」と「ひつこい」正しいのはどっち？意味や使い方、しつこい人の対処法

友達や家族、またはビジネスの場でも「しつこい」という言葉や行動を見かけることがあります。

しかし、「しつこい」と言う人もいれば「ひつこい」と言う人もおり、どちらが正しいのかわからなくなってしまうこともあるでしょう。

そこで今回の記事では、どちらが正しい？「しつこい・ひつこい」の意味や言い換え、使い方を解説します。

最後には、しつこい人への対処法にも触れているので、ぜひ日常生活に役立ててくださいね。

正しいのはどっち？しつこいorひつこい？

「しつこい」と「ひつこい」、どちらも耳にしたことがある人は多いのではないでしょうか？

正しいのは「しつこい」であり、標準語です。

「ひつこい」は、関西圏内で使われる方言であり「しつこい」と同じ意味を持ちます。

どちらかに大きな間違いがあるわけではないですが、標準語である「しつこい」を使うのがベターでしょう。

「しつこい」の意味

「しつこい」とは、2種類の意味があります。

2つ目の執念深い意味で「しつこい」を使う人が多いように思いますが、濃い味に対して「しつこい味（くどい味）」と表現することもあります。

また漢字で「しつこい」は、執拗いと書きます。

まさに2つ目のしつこさを表しており、相手によってはあえて漢字で表記するケースもあるそうです。

「しつこい」の言い換え

「しつこい」の言い換え言葉には、以下のものがあげられます。

意味を理解したり、伝え方の参考にしたりしましょう。

「しつこい」の使い方・例文

次に、「しつこい」の使い方・例文を紹介します。

しつこいには相手の言動に対して使うパターンと味に対して使うパターンがあります。

相手の言動に対しては、うざいと感じたときや粘着質な人に使うことができますが、言い方によっては失礼になったり、逆撫でしてしまったりする可能性があるので注意しましょう。

また、味に対して使うときも場合によっては傷つけてしまうかもしれません。

2つの意味を持つ「しつこい」ですが、ネガティブな意味が強いので使う場面・相手に気を使うようにしてくださいね。

しつこい人やビジネスでの対処法

しつこいは、対人に抱く感情の表れなことが多く、その対処法に困っている人もいるでしょう。

最後に、しつこい人やビジネスで役立つ4つの対処法を紹介します。

相手に合わせて、できるものを取り入れてくださいね。

迷惑なことをはっきり伝える

迷惑していることをはっきり伝えるのが一番効果的です。

しつこい人は、自分がしつこいことに気がついてない場合があります。

「しつこく誘うのはやめて」「迷惑してる」とバッサリ伝えることで相手も反省してくれるでしょう。

ただし、ストーカー気質の人やプライドが高い人は気持ちを逆撫でしてしまうかもしれません。

身の危険を感じるタイプには、はっきり伝えるのは控えましょう。

他の人から注意してもらう

第三者にしつこいことを注意してもらうのもおすすめです。

例えば、職場にいるしつこいタイプには上司から注意してもらうのが効果的。

友達であれば、相手と仲の良い人に間に入ってもらいましょう。

他の人から注意されることで、周りから見てもしつこかったんだ…と気づくことができます。

丁寧な言い方でお断りする

ビジネスシーンで「しつこい」と思っても、はっきり言うことはできませんよね。

その場合は、丁寧な言い方で伝えるのがおすすめです。

ビジネス相手や勧誘など、断りづらい場面ではぐっと距離を開けてしまうのが最適です。

一切の連絡を断つ

しつこい人とは関わらないと決めるのも大事です。

少し乱暴な気もしますが、迷惑を被っているのなら一切の連絡を断ちましょう。

LINEはブロックもしくは非表示にする、電話には出ない、メールも返さないなど徹底的に相手を避けるのです。

そうすることで、しつこくしようにもできなくなるので自然と解放されます。

恋愛では方言が魅力になることもある！

ビジネスでは標準語のほうが円滑なコミュニケーションを取れますが、恋愛では方言のほうが魅力的に映ることもあります。

とくに方言を話す女性は可愛く見えたり、柔らかい雰囲気が出たりするので、男性のハートを掴むことができるかもしれません。

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しつこいを正しく理解し、人付き合いや仕事に生かそう！

「しつこい」と「ひつこい」は、標準語か関西の方言かの違いで、同じ意味を持つ言葉です。

一般的に標準語の「しつこい」を使うのがベターでしょう。

また意味は二通りあり、「味がしつこい」と「執念深いしつこさ」です。

後者の「執念深いしつこさ」で使われることが多いですが、ネガティブ要素が強いので使うときは相手と場面に配慮しましょう。

上手く言葉を使うことで、人付き合いや仕事に生かすことができるかもしれません。

ぜひこれからも多くの日本語と向き合い、ビジネスやプライベートでも役立ててくださいね！