「イキる」とは?言葉の意味や使い方&イキってる人の特徴や心理まとめ
「イキる」とは「自分のことかっこいいと思って調子に乗っている状態」を意味する言葉です。
そこで今回の記事では、「イキる」の意味や使い方、さらにはイキっている人の心理や対処法についても紹介していきます。
身近にイキる人がいて困っているという人は、ぜひ参考にしてくださいね。
Contents
イキるとは
「イキる」とは、「自分のことかっこいいと思って調子に乗っている状態」をです。
もともとは関西地方で使われていた方言ですが、メディアやSNSなどの影響で全国的に広がっていった言葉です。
「あいつ最近イキってるな」など、面倒な人に対して否定的な感情を表すときに使います。
また「イキり〇〇」など、所属している集団の中でとくに調子に乗っている人を指すこともあります。
【例文】使い方
「イキる」の具体的な使い方は以下の通りです。
■使用例
- 「あいつ、集団になるとイキっててうざい」
- 「普段は陰キャのくせに、今日に限ってイキってない?」
- 「イキる人って正直浮いてるよね」
- 「古参ぶってマウントをとってくるイキりオタクは面倒」
イキってる人の特徴
イキってる人は以下のような共通した特徴を持っていることが多いです。
- マウントする
- オラオラ系でケンカ腰
- 自己中心的
- 負けず嫌い
- 馴れ馴れしい
- 空気が読めない
- 自慢話が好き
マウントする
イキってる人は「周りよりも優れていると思われたい」という気持ちがあるため、他人に対してマウントをとりがちです。
文脈に関係なく自分の自慢話に持っていくことも多く、周囲からは「面倒な人だな…」と思われています。
また、リアル以外でマウントをとるケースもあります。
ブログやTwitterなどのコメントで知ったかぶりの知識を披露してくるのも「イキり」の一種です。
オラオラ系でケンカ腰
イキってる人はオラオラ系の人種が多いです。
とくに男性に見られる傾向ですが、オラオラ系の人は、ごついアクセサリーやサングラス、いかつめの服を着てるなどの特徴があります。
これに加えて、なにかと周囲の人にケンカ腰の態度を見せるようなら、オラオラ系のイキり男子である可能性大。
このタイプは飲食店などで揉め事を起こす可能性も高く、厄介です。
自己中心的
イキってる人は自己中心的な性格をしています。
集団の中では何かとリーダーになりたがり、仕切ることで周囲を自分の思い通りに動かそうとするのです。
反対意見を述べる人には「何で言うとおりにできないわけ?」と、当然のように攻撃するといった一面も…。
自分中心にしか考えられない人には、他人の意見を聞くという発想がそもそもありません。
とにかく自分勝手な行動をとるため、友達関係が壊れることも少なくないでしょう。
負けず嫌い
負けず嫌いであることもイキってる人の特徴の1つです。
自分が常に一番じゃないと気がすまないので、他人にも負けたくないと思っています。
また、自分が優位な立場になった場合はこれみよがしにマウントをとりがちです。
とくに勝てそうな相手には大きな態度でイキりはじめることも特徴的です。
「負けず嫌い」について深堀りしたい人は、以下の関連記事をチェックしてみてください。
馴れ馴れしい
イキってる人は、他人に対して馴れ馴れしいという特徴もあります。
それほど親しくない相手にも友達アピールをします。
人脈が広く、誰からも愛されている人気者の自分を演出したいのです。
ただし、周囲からは「うっとおしいな…」と引かれている可能性大。
空気が読めない
イキってる人は空気が読めません。
自分に自信があって、自分の行動や発言によって相手は喜んでいるはず、と思い込んでいます。
空気を読む力が乏しいため、実際は望まれていないのに延々と自分の話を続けたり、避けられているにもかかわらず積極的に絡んでいったりします。
自慢話が好き
イキってる人は自慢話をするのが大好きです。
自分は誰よりも優れていると思い込んでいるため、常に上から目線で自慢をしはじめます。
注目を集めて、「すごい」「さすが」と褒められることを期待しているのです。
しかし、その内容は些細な仕事のことや中学時代の自慢など、聞いている側からするとコメントしづらいものも…。
一方、自分より明らかに優れている人がいると途端に大人しくなることもあります。
なにかとイキる人の心理
「イキり」は多くの人に悪印象を与えてしまう行為です。
一般的に「イキってる人」は、嫌いな性格ランキングの中でも上位にいる存在です。
それにも関わらず、なぜ周囲に対してなにかとイキってくる人がいるのでしょうか。
そこで、イキる人の心理について見ていきましょう。
見栄を張りたい
イキりがちな人は、とにかく優秀ですごい人物だと思ってほしい気持ちが強いです。
そのため、実際の実力以上に話を盛ったり、見栄を張ったりしてきます。
他人よりも優れた人間だと思われたいあまり、イキって自分を大きく見せるのです。
注目されたい
イキる人には注目されたい、目立ちたいという心理が働いています。
なにかと大きな声を出したり、話の中心になろうとしたりする傾向があります。
「注目されたい」という思いが先行して、周囲の迷惑や周りにどう思われているのかは二の次です。
結果として、空気の読めない迷惑な人になっていることも少なくありません。
自分のことを過大評価している
イキってる人は自分のことを過大評価していて、自分は誰よりも面白い・正しい・すごい人物などと思い込んでいます。
そのため、「自分が楽しいときは周りも楽しいはず」「自分がいることで周りも喜んでいる」と勘違いしています。
しかし、いくら本人が楽しいからといって周りも同じ気持ちとは限りませんよね。
相手の気持ちを考えられない自分基準の行動に、周囲の人たちは振り回されています。
自分に自信がない
実はイキる人の中には、自分に自信がないタイプもいます。
本当の自分には自信が持てないために、「誰よりも優れている」と思い込むことで自分を守っているのです。
もしも本来の自分が周囲に知られてしまったら嫌われてしまうに違いない…と心のどこかで恐怖に苛まれています。
本来の自分がバレないように虚勢を張り、イキることで、自分の価値を高めようとしているのです。
イキってくる人への対処法
イキる人が身近にいると、面倒なものです。
もしも相手がイキってきたらどう対応するのがベストなのか、ここではイキってくる人への対処法を紹介します。
最低限の関わりにとどめる
イキる人は自己愛が強く、他人から間違いを指摘されても耳を傾けることはほとんどありません。
そもそもイキられるということは、すでに相手から見下されている状態ですので、関わっていてもろくなことはないでしょう。
関係性の薄い相手なら、こちらからは話しかけず、連絡は必要なやり取りのみにして、関わりを最低限にとどめることをおすすめします。
適当に相槌をうちながら聞き流す
イキってくる人とは関わらないことがベストです。
しかし、仕事相手や趣味仲間など、どうしても無視できない状況もあるかもしれません。
そういったときは、適当に相槌をうちながら聞き流すようにしましょう。
マウントや自慢が響かない相手だとわかれば、自然と向こうから離れていくはずです。
相手の発言に真面目に受け答えしていても自分が疲れるだけなので、イキってくる人の主張は正面から受け止めないことをおすすめします。
本音をストレートに伝える
イキってくる人が友人や恋人など、親しい相手の場合は少々厄介です。
他人なら放置することもできますが、大切な相手ならそうした部分は直してほしいですよね。
もしも相手のイキりをやめてほしいなら、一度本音をストレートにぶつけてみるのも1つの手です。
親しい相手だからこそ、身近な人が伝えてあげるべきですし、改善効果も期待できます。
もちろん、普段からイキってくる面倒な相手に対しても、一度冷静な顔で「それは迷惑」と伝えることが有効な場合もあります。
自分が優れている部分をアピールする
ちょっと反則的な技ではありますが、イキってる人よりも自分が優れた部分をアピールするという方法もあります。
イキる人は自分が上の人間だと思い込んでいる節があります。
しかし、今までイキっていた相手が自分よりも優れた人間だとわかれば、マウントがとれないため途端に大人しくなるでしょう。
今は相手に勝るものがない…という人は、まず自分磨きに励むことが大切です。
自分自身の能力が何かひとつでも相手を上回ったら、積極的にアピールしていきましょう。
ただこの方法は、場合によっては相手を深く傷つけたり、逆ギレさせたりする可能性もあるので注意が必要です。
イキる人は異性からモテない…反面教師として学ぶべし!
ここまで説明したように、イキる人は周囲の人を不快にさせるため、当然異性からアプローチされることはありません。
ということは彼らを反面教師として、異性の前ではイキらず謙虚に行動することがモテに繋がるということなのです。
是非そのことを異性と触れ合う場では意識しながら行動してみてください。
謙虚でいることを心がければ自然と恋活の成功率がアップします。
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イキる人はあまり好かれない
イキる人は、自分が優れた人気のある人物だと思い込んでいる節があります。
空気も読まずマウントをとってくるため、周囲の人にとっては厄介な存在です。
しかし、そうした相手を諭すは難しいもの…。
もし自分の周りにイキってくる面倒な人がいるなら、できるだけ関わらないことをおすすめします。
逆にイキる人の特徴に自分が当てはまっている場合は、自分の態度を反省しましょう。
よかれと思ってやっていた行為が周囲には迷惑をかけていたかもしれません。
「イキってたかも…」と気付けた人は、自分のイキり部分を反省して改善できれば、きっとより良い人間関係が作れるはずですよ!
- 「イキる」とは、意気がる(粋がる)の略で、調子に乗って不遜な態度をとる様子を意味する
- イキってる人は自己中心的で負けず嫌いなうえに、マウントを取るのも大好きなため、周囲からは敬遠されがち
- イキる人は本来の自分に自信がなく、虚勢を張ることですごい人物だと思わせようとしている
- イキる人は他人からは好かれづらくあまりいいことはない