キョロ充の意味とは?うざいと思われる特徴とやめたい人必見の直し方
大手掲示板スレやSNSなどで見かける「キョロ充」という言葉。
目にしたことはあるけれど具体的な意味は分かっていない人も多いでしょう。
この記事ではキョロ充の意味や特徴について解説します。
ウザがられる理由や改善方法なども紹介しているので、キョロ充をやめたい人はぜひ参考にしてくださいね。
キョロ充とは
まずはキョロ充の意味や似ていることは「リア充」との違いについて解説します。
キョロ充と聞いてピンとこない人や自分はキョロ充かもと気になっている人は、意味や由来を探って理解を深めましょう。
キョロ充の意味と由来
キョロ充とは「とにかく人の目が気になってしまう人」を意味するネット用語です。
基本的にリア充になろうとするものの、なりきれていない人を指す言葉として使用されます。
リア充グループに馴染もうと周囲をキョロキョロと見渡す仕草が由来となっています。
雰囲気を盛り上げたり愛想笑いをしたりと、無理してでも周りに合わせようとします。
リア充になろうと必死になるあまり「私、友達多いから」と見栄や虚勢をはることも多いです。
キョロ充とリア充の違い
キョロ充とリア充は響きこそ似ていますが、意味合いは全く異なります。
2つの大きな違いは、心からリアルを楽しんでおり充実を感じているかどうかです。
自然に友達が集まってくるリア充は、友達や恋人とのひと時を心から楽しんでいます。
一方、キョロ充は「一人になりたくない」気持ちが強く、どこかリアルを楽しめていません。
嫌われるキョロ充の特徴
キョロ充キャラは基本的にネガティブな意味として使用されることが多いです。
では、どのような部分が嫌われる要因となっているのでしょうか。
こちらでは、キョロ充の嫌われる特徴についてまとめたので、身に覚えがないかチェックしてみましょう。
落ち着きがない
キョロ充は周りに合わせようと常にキョロキョロと様子をうかがっているため、落ち着きがありません。
孤独になることを何よりも恐れているキョロ充は、ぼっちにならないように必死です。
その必死さが仇となり「常になにかに焦って落ち着きがない」といったマイナスイメージを与えてしまっているのです。
SNSを気にしがち
キョロ充にはグループ内の友達のSNSを細かくチェックしたり、一日に何度も投稿したりsする人が多いです。
SNSを気にして更新頻度が高いのは、自分がリア充であることをアピールしたいため。
しかし、本当にリアルが充実している人はSNSに費やす時間よりも、友達や恋人との時間を大切にします。
SNSをどのように活用するのかは人それぞれですが、SNSで頻繁にリア充アピールしていると痛い子と思われる可能性がありますよ。
自分から話題を振らない
基本的にキョロ充の人は自分から話題を振ることはありません。
なぜならばキョロ充の人はリア充に合わせているだけであって、自分自身にはリア充エピソードがないからです。
話すことがあっても他人の話題を話すなど、自分のことを話すことはほとんどないでしょう。
周囲の顔色を気にする
周囲の顔色を気にしすぎるのもキョロ充の特徴の1つ。
キョロ充にとって大切なことは「周りから浮かない・嫌われない」ことです。
そのため、常に周りの顔色に合わせて相槌を打って、話を合わせることも少なくありません。
自分では上手く馴染めていると思っているかもしれないですが、心のこもっていない相槌や返事は意外にバレているものです。
いつも誰かと一緒にいないと不安
ぼっちと思われないように必死なキョロ充は、いつも誰かと一緒にいないと不安です。
「友達いないんだ」と思われることへの恐怖心から、無理してでも誰かと一緒にいようとします。
苦手な人と一緒にいることのストレスよりも、非リアだと思われることへの怖さのほうが耐え難いのです。
人の真似が多い
人の真似ばかりで自分らしさや個性がないのもキョロ充の特徴といえるでしょう。
キョロ充は周囲から浮くことを恐れており、ファッションや髪型などの見た目はもちろん、仕草や言葉遣いなど細かい部分まで真似しようとします。
人の真似ばかりしていると自分の魅力まで消えてしまうので、真似のしすぎは厳禁です。
キョロ充の人の心理
常に周りの顔色を伺い気を使いすぎてしまうキョロ充。
元からの性格の人もいれば、何かをきっかけにキョロ充っぽい行動を取るようになった人もいるでしょう。
キョロ充になった原因を紐解くヒントとなる、キョロ充の人の心理について触れていきます。
自分に自信がない
人の顔色ばかりを伺ってしまう理由の1つに、自分に自信がないことがあげられます。
話を合わせたり、人の真似ばかりしたりするのも自分の見た目や行動、考え方に自信がないためです。
自分に自信がない要因は人それぞれあるでしょう。
しかし、自信がないからと言って人真似ばかりしていると、自分らしさも見失ってしまいますよ。
強い劣等感を持っている
強い劣等感を持っていることもキョロ充になってしまう理由の1つ。
「周りより自分は劣っている」という気持ちが強いあまりに、周りの顔色ばかりをうかがうようになっています。
また、必死にリア充アピールしたりリア充の仲間に入ろうとしたりするのも、強い劣等感を隠したい心理によるものです。
自己主張はダメなことだと思っている
自己主張はダメなことだと思っている人は、人に合わせている方が安心です。
人の意見に合わせて行動することが当たり前になっているので、一人になるとどうしたらいいか分からなくなってしまうことも。
誰かと一緒にいないと不安なので、無理してでも群れようとします。
自己主張しすぎは「わがままな人」だと思われますが、意見を全く言わない人も「人任せ」だと嫌がられてしまいますよ。
一人でいると可哀想な人だと思われそう
周りの目が気になってしまうキョロ充。
「一人でいると可哀想な人だと思われるかも…」という不安から、無理にでもリア充グループに入ろうとします。
SNSでリア充アピールするのも、周りに友達が多いと思われたいための行動の1つです。
一人で行動している姿を見られたくないので、一人でレストランやカフェに行くことはほとんどありません。
過去のトラウマを引きずっている
周りに流され、顔色が気になってしまうのは、過去のトラウマが原因の場合もあるでしょう。
友達グループにハブられたり自分の意見を否定され続けたりと、過去の苦い経験が心にストッパーをかけている状態です。
トラウマを引きずっているので「また、嫌われたらどうしよう」と、自分に自信が持てなくなっていませんか。
トラウマの克服は大変ですが、心に蓋をしたままでは前を進むことは難しいですよ。
傷つくのが怖い
キョロキョロと周りを見渡してしまうのは、傷つくことを極度に恐れているためです。
自己主張して嫌われ、拒絶されることが怖いので、周りの意見に食って掛かることはありません。
「傷つくくらいなら、自分の気持ちは抑える」という心理から、キョロ充のような行動をするようになるのです。
キョロ充をやめたい人必見の直し方
本人の意に反して「可哀想」「痛い」と思われがちなキョロ充。
自身がキョロ充かもと思ったら、すぐにでも改善したいですよね。
そこで、こちらではキョロ充から脱却するための方法を紹介します。
これまでの行動や考へ方を見直して、キョロ充卒業を目指しましょう。
自分を褒めてあげる
自分らしさを取り戻すために大切なのが、自分を褒めてあげることです。
キョロ充の人の多くが自己肯定感が低め。
そのため、まずは自分の良いところを褒めて自己肯定感を上げるよう意識しましょう。
字が綺麗・毎日早起きできるなど、日常生活の中の些細なことでも構いません。
小さなことでも褒める習慣をつけることで自己肯定感が高まり、人の真似をしたり、周りの顔色を気にしすぎたりすることも減っていくでしょう。
自信を持つ
自信を持つこともキョロ充を見直す大切なポイントの1つ。
周囲からどうみられているか気になるのは、自分に自信が持てないからです。
他人と比べるのはやめてありのままの自分を受け入れていくことが、自信をつけるポイント。
自信を持てれば意見をハッキリと伝えることができ、一人でも堂々と過ごせますよ。
新しい趣味を探す
新しい趣味を探すのもキョロ充脱却へのおすすめの方法です。
キョロ充の人はグループでいることに執着している傾向にあり、一人で行動できないという人が多いです。
そのため、新しい趣味を見つけて楽しむことで一人でも充実した時間を過ごせることに気づけるでしょう。
また、友達との会話で趣味の話を話題にできるので、交友関係を深めるきっかけにもなりますよ。
自分磨きをする
リア充の人はおしゃれで外見にも気を使っている人が多いです。
自分に似合うファッションやメイクを研究する、ダイエットするなどの自分磨きは、リア充へ近づけるポイント。
また、ポジティブさは積極的な言動にもつながるので、何事も前向きに捉えることが大切です。
何より自分に自信がつくので、人の顔色を気にしすぎる癖も自然に治っていくでしょう。
キョロ充から脱却してありのままの自分で過ごそう!
リア充になろうと必死なのになりきれない「キョロ充」。
人の顔色を気にしたり、常にSNSを気にしたりと自分らしく振る舞えない人がほとんど。
周りからも「痛い」「可哀想」と思われている可能性があるので、自分はキョロ充かもと思ったらすぐにでも行動を見直しましょう。
この記事で紹介した直し方を参考に、キョロ充から脱却してありのままの自分で過ごしてくださいね。
- キョロ充とはキョロキョロと周りの顔色をうかがう人のこと
- 人の真似をしたりリア充アピールしたりと嫌われる行動が多い
- キョロ充の深層心理には、強い劣等感や過去のトラウマが隠されている
- ありのままの自分を受け入れて前向きに行動することが大切