挫折経験には意味がある!乗り越える方法&就活面接で使える質問への対処法
多くの人が人生で一度は「挫折」を経験しているのではないでしょうか。
挫折しても正しい対処法を行えば、その経験は自分の糧となります。
この記事では、挫折の正しい意味や対策、就活や学校の面談で聞かれたとき回答例や面接対策を紹介します。
挫折して悩んでいる人にはためになる情報ばかりですよ。
Contents
「挫折」とは?
「挫折」という言葉は、失敗することやネガティブな意味を持つ単語だと思っている人も多いでしょう。
たしかに「折」にはマイナスイメージがありますが、理解していれば100%マイナスな要素だけではないことが分かるはずです。
まずは言葉の意味や英訳について、正しい知識を身につけましょう。
「挫折」の意味
「挫折」とは努力していた仕事や計画が、途中でダメになってしまう状態を指します。
また、ダメになることを直接的に表現するだけではなく「目標をやり遂げる前に気力を失ってしまうこと」を表現する場合もあります。
「挫折」に使われている漢字には、どちらも「挫ける」「折れる」といったまっすぐ進んでいたものが曲がってしまう様子を表わしています。
漢字の意味からも分かるとおり、途中までは順調に進んでいたことがらが失敗してしまう様子に用いられることが多い言葉です。
「挫折」の英語
「挫折」には、いくつかの英語表現が当てはまります。
そのなかでも、特に意味が近い単語が「frustration」です。
「frustration」は「フラストレーション」と読み、何らかの欲求が邪魔されて満足できていない状況を指しています。
主に、そのときに感じる不安や緊張を指す言葉です。
直訳は「挫折」ではありませんが「a feeling of frustration」といった使用方法で「欲求が阻止されている状態の感情」つまり「挫折感」を表すことが出来ます。
その他に「失敗する」を意味する「failure」や「後退する」を指した「setback」なども「挫折」の英訳で使われることがあります。
状況によって使い分けれるように、辞書でそれぞれの意味を理解しておいてくださいね。
挫折は悪いことではない。人を強くする経験
「挫折する」というのは、一見「失敗する」「物事を成し遂げられない」といったマイナスなイメージがあります。
しかし、人というのは失敗すると「なぜそうなったのか」を考え、次に同じようなことが起こったときに対応できるように成長する生き物です。
挫折を多く経験している人は、ダメージや辛さを味わいながら人として確実に成長しています。
もしも人生で一度も挫折経験が無ければ、いざギリギリまで追いつめられたときに向き合って解決しようと思う強さを持つことはできません。
挫折は苦しいものですが、乗り越えた先に「人としての成長」と「強さ」が待っています。
挫折・失敗の乗り越え方5選
挫折や失敗を経験したとき、大切なのはそこからどうやって立ち直るかです。
いつまでも悔やんでばかりいても先に進むことはできませんよね。
では、挫折を味わった人たちはどうやって乗り越えていったのでしょうか。
挫折に直面したときの対処法をいくつかピックアップしたので、辛い状況に陥ったときの参考にしてみてください。
別の何かに取り組む
取り組んでいた何かに挫折してしまったら、思い切って全く別のことにチャレンジしてみましょう。
途中まで順調だったことがダメになると、どんなに強いメンタルを持つ人でもショックを受けストレスを感じます。
そんなときに挫折したことばかり考えていると、いつまでも気分が晴れず何度も失敗を重ねることになるでしょう。
まずは、全く関係ないことに取り組んで脳みそと精神をリフレッシュさせ、それから挫折したことへの再チャレンジを計画しましょう。
友人に相談する
挫折しやすいという人は、問題を1人で抱えてしまう特徴があります。
挫折してしまったときは、1人で抱え込まずに信頼できる友人に相談してみましょう。
人間の脳は自分の考えを外に出すことで、そのことについて客観視できるようになります。
友人に相談することで、挫折へのストレス軽減や原因の究明がはかどり、未来のための分析がしやすくなるでしょう。
また、人に話すという行為は精神を安定させる効果があります。
本当に信頼できて挫折に対して馬鹿にしたり笑ったりしない相手を選んで、自分の辛さを吐き出してみましょう。
どうして挫折したか自己分析する
挫折したときこそ、そのことがらについて自己分析してみましょう。
特に挫折したときは、喪失感や失望感で気持ちが高まっています。
そのままがむしゃらに再挑戦したところで、上手くいく可能性は低いでしょう。
挫折したことに対してまた取り組みたいと考えているなら「何が原因だったか」「不足していたものは何か」など、徹底的に分析してみてください。
もう一度チャレンジする
1回失敗しただけで諦めてしまえば、それは「挫折した」だけにすぎません。
しかし、原因を分析してもう一度挑戦すればいつか「挫折したけれど結果的に上手くいった」ということになるでしょう。
再挑戦するときに、何を意識するかは人それぞれです。
しかし、挑み続ける限り「挫折してだめになった」という事実は生まれません。
自分がどうしても成功させたいことについては、試行錯誤しながら何度もチャレンジしていきましょう。
【番外編】挫折したときに響く名言
挫折してしまったときは、ネガティブな気持ちになりすぎないように著名人が残した心に響く名言を参考にしましょう。
たとえば、有名な野球選手のイチローは「考える労力を惜しむと、前に進むことを止めてしまうことがあります」と言っています。
挫折したときに分析したり顧みることを辞めてしまえば、成長に繋がることもありません。
また、発明家のトーマス・エジソンは「わたしは、けして失望などしない。なぜなら、どんな失敗も新たな一歩となるからだ」という言葉を残しています。
多くの発明品を生み出した人物だからこそ、想像もできないような挫折も経験しているのでしょう。
しかし、その挫折に対して失望せず取り組み続けたからこそ、今も名前が残る偉業を成し遂げられました。
これらの言葉を心に刻んでおけば、挫折したときにも前向きに捉えられるでしょう。
大学受験生・就活生必見!挫折経験を質問されたときの対処法
学校や会社の面接などで、よく「人生の挫折体験」について質問されます。
どんなに勉強しても、この面接で躓いてしまう人もいますよね。
挫折した経験はあまり明るい話題ではないため、面接で言っていいのか悩む人もいるでしょう。
しかし、挫折経験は答え方によって強いアピールポイントになります。
どうして挫折経験を聞かれるのか、どんな点を意識して答えればいいのかをチェックして本番に備えましょう。
挫折経験を聞く理由
面接で採用担当者・面接官が挫折経験を聞く理由は、失敗を指摘したいからではありません。
この質問には「努力した経験があるか」と「困難への立ち向かい方」を見る目的があります。
挫折というのは、努力して目的に向かって頑張った経験が無ければ起こりません。
つまり、挫折したことを話してもらう過程で「何に熱中していたのか」「どんな取り組みを行っていたのか」を読み取っています。
さらに、挫折からの立ち直り方や解決に向けた取り組み方を聞くと、その人物の人間性や思考回路も読み取れます。
押さえておきたい3つのアピールポイント
挫折した経験といっても原因はさまざまです。
聞く側が知りたいのは「原因に対する具体的な行動・言動」なので、原因別にアピールできるところを押さえましょう。
以下の3パターンが一般的な挫折パターンなので、自身の答えと照らしあわせてみてください。
練習すれば、自己PRが上手くいくはずですよ。
理不尽な状況に対峙したとき
理不尽な状況に対峙したときの挫折エピソードは、危機的状況に対する対応力やメンタルの強さをアピールできるエピソードです。
自分ではどうやっても解決できないからこそ、どのような分析をして解決方法を生み出したのかを企業にアピールしましょう。
そうすることで「大変なときでも臨機応変に動き、前向きに取り組める人物」という評価が得られます。
対人関係で苦悩したとき
対人関係で挫折したエピソードは、リーダーシップやコミュニケーション能力をアピールするのに最適です。
対人の悩みは「関係が悪い相手にどう対応するか」や「相手に対してどうアプローチするか」が分かります。
何が理由で対人関係の問題が起きたのか、それに対してどんな取り組みを行ったのかを語れれば、対人関係に強い人物だと判断されるでしょう。
自分の未熟な力量を思い知ったとき
自分の未熟さで起こる挫折のエピソードは、自分の能力を低く見せてしまうと思われがちですが、体験にアピール要素を増やすと有効な内容にもなります。
未熟さを補うという体験では「ひたむきさ」や「努力すること」を相手に強く印象付けられるでしょう。
ただし、集団活動や対人関係のアピール力が弱くなるので、それ以外のエピソードとからめて補足的な要素で扱うことをおすすめします。
挫折経験を活かして、マッチングアプリで恋活しよう!
挫折経験は誰にでもあるものです。
問題はそれを乗り越えることができるかどうか。
乗り越えることができたら、異性からモテること間違いなしです。
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挫折経験を乗り越えたら異性から一目置かれる存在になる!
挫折すると、気持ちがへこみ「自分はだめなやつだ」と思ってしまいますよね。
しかし、挫折したときに重要なのは「失敗すること」ではなく「その挫折を未来にどう活かすか」ということです。
挫折経験を乗り越えて自分なりの解決策を生み出せば、人として一つ成長できるはず。
それを繰り返して人間力を高めていけば、周囲からも一目置かれる存在になれるでしょう。
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挫折経験を質問されたときに困らないように、例文も抑えておくと安心ですよ。
- 挫折とは順調だった出来事が途中でダメになってしまうこと
- 失敗によって気持ちが折れてしまった状態を意味することもある
- 挫折すると失敗に向き合い成長できるため悪いことばかりではない
- 就活で企業側から挫折経験について聞かれるのは対応力や経験を聞きたいから