【愛情とは何か?】男女における愛情の違いや男性が見せる愛情表現を分析!
「彼のことが大好きですごく大切にしていたのに、簡単に捨てられてしまった…」なんて話はよく聞きますよね。
互いの価値観が合わずに別れてしまうカップルは珍しいものではありませんが、実は別れた原因は「愛情」に対する考え方にあるのかもしれません。
今回の記事では、男女における「愛情」の意味の違いや、男性が見せる愛情表現について解説していきます。
愛情とは?
私たちが日常生活でも頻繁に使っている「愛情」。
まずは、その言葉の辞書的な意味について確認していきましょう。
言葉の意味
愛情とは、相手に注ぐ愛の気持ちのことを指します。
これだけでは、いまいちピンとこないかもしれませんが、次のようなシチュエーションを思い浮かべるとイメージしやすくなるはずです。
- 見返りを求めずに優しくする
- 一緒にいるだけで心が安らぐ
- 相手の幸せを心から願うことができる
- 相手のいいところも悪いところも受け入れられる
このような行動や考え方ができる相手に対しては、愛情がある証拠といえるでしょう。
「好き」と「愛情」の違い
「愛してる」よりも「好きだよ」という言葉のほうが使われる回数は多いでしょう。
一般的には、「愛情」は「好き」という気持ちよりも強く、深い感情のことだと理解されています。
恋に落ちるのが一瞬であるように、人を好きになるのに時間はそれほどかかりません。
しかし、愛情は違います。
その人に対して愛情を感じるためには、より長い間一緒にいて、親密な関係にならなければいけないのです。
定義は男女で変わる?男女における愛情の違い
「愛情」の定義は、実は男女で共通するものではありません。
女性側が「これが愛情だ」と思っていたとしても、男性側は「いや、そうじゃない」と感じることがよくあるのです。
では、男女の愛情に対する価値観の違いについて、具体的に見ていきましょう。
男性にとっての愛情は「物理的」
まず男性にとっての愛情は、「物理的」であることが多いです。
たとえば、プレゼントを買ってあげたり好きなところに連れていってあげたり、あるいはエッチなことやセックスを一緒に楽しむことが、愛情の形だと考えます。
女性にとっての愛情は「感覚的」
一方で女性にとっての愛情は、「感覚的」です。
プレゼントをもらうことは確かに嬉しいですが、それはプレゼントを贈ろうとしてくれた気持ちが嬉しいのであって、プレゼントの内容は二の次。
キスやセックスでも物理的な接触で愛情を感じるというよりは、心が通じ合っていることが愛情の形であると考えています。
恋愛で男性が見せる愛情表現
続いて、恋愛シーンで男性が見せる、具体的な愛情表現について見ていきましょう。
友達や家族に紹介する
別に本命女性がいると、あなたのことを周囲に話したくないと考える男性は多いです。
そうではなく、2人の関係をオープンにして、家族や友人にも恋人として紹介してくれるようなら、それは立派な愛情表現です。
この先も一緒に過ごしたいと思っている証拠でしょう。
2人の将来の話をする
結婚のことや子どものこと、あるいは両親の介護のことなど、将来を見据えた話をしてくれる場合には、あなたに対して愛情を持っていると考えて間違いありません。
一時的な付き合いだと考えている相手には、そうした話はしないものです。
とくに理想論だけではなく、具体的で現実的な内容の話を振ってくる場合には、非常に信頼できる彼氏だと思いますよ。
彼女のために仕事を頑張る
恋人との暮らしやデートをモチベーションにして仕事を頑張ってくれる場合は、それだけあなたのことを大切に考えている証拠です。
しっかり働いて貯金を作り、将来のマイホームや新生活のために準備しているのであれば、この上ない愛情表現と判断できます。
デート代を奢る
初回のデートで食事を奢るのは、恋愛感情を持っている男性なら、ほぼ誰でもやっている基本的なことです。
しかし、何ヶ月、何年も一緒にいるのに、未だに割り勘にせず食事代を全部出してくれるという場合には、大きな愛情を注いでいると考えて間違いないでしょう。
女性側は感謝の気持ちを、手紙やマッサージなど別の形でお返ししてあげると、ラブ度アップにつながりますよ!
プレゼントをあげる
記念日や誕生日だけでなく、通常の日にもプレゼントを贈ってくれるなら、それは男性側からの大きな愛情表現です。
あなたの好みや趣味をしっかりとリサーチしたプレゼントや、手書きのメッセージを添えた贈り物をしてくる場合には、本当にあなたのことを心から愛していると推測できます。
じっと見つめる
わけもなくじっとあなたのことを見つめてくる仕草も、あなたに対する愛情表現かもしれません。
愛する人をずっと見ていたいという、人間心理から生まれる行動の可能性が高いからです。
愛おしそうに見つめ続けるのは、男性ならではの愛情表現の1つなのです。
付き合いが長くなっても会いたがる
通常は付き合いが長くなって夫婦のような関係になってくると人の脳は飽きてしまい、マンネリ化して会う回数が減ったり、浮気心が芽生えたりして、恋愛感情が薄れてしまいがちです。
ですが、まるで付き合いたてのような新鮮さで毎回デートしてくれるなら、その男性があなたに大きな愛情を注いでいる証拠です。
そのような関係であれば、たとえ遠距離恋愛であっても、上手くいく可能性が非常に高いでしょう。
愛情に関する名言まとめ
次に、過去の偉人が「愛情」に関して述べた名言について紹介しましょう。
その短いフレーズの中にも、真の愛情についてのエッセンスが込められています。
愛は心で感じるもの(ヘレン・ケラー)
愛情とは、この世でもっとも素晴らしく美しいものの1つです。
形がなく触れることもできませんが、心で感じることができるからこそ、愛はもっとも価値があるものなのです。
愛は泣いたときにわかる(エミール・デシャン)
愛情を実感するシーンはいくつかありますが、心から相手の愛情を確認できるのは感情が昂ぶったタイミングでしょう。
2人で一緒に喜び、怒り、悲しみ、楽しさを共有し、あふれる感情が抑えきれなくなったときに、真の愛情を確かめ合えるのです。
人生の課題(アルフレッド・アドラー)
人を愛することは、非常に難しい行為です。
必ず幸せになれるとは限らないし、深い愛情ほど傷ついたときのダメージは大きいでしょう。
人間ならばどうしても自分第一になってしまいますが、相手のことを思いやり、2人の関係を第一に考えられるようになれば、人生の幸福はグっと近づいてくるはずです。
愛したいと願うなら(マザー・テレサ)
相手を非難したり批判したりする気持ちがあれば、心に引っかかるマイナスな感情が、愛情を注ぐことに抵抗感を与えます。
相手の過去を許して今のありのままを受け入れることこそ、真の愛情と呼べるのではないでしょうか。
無償の愛(美輪明宏)
プレゼントや気遣いのお礼を求めるのは、愛情とは呼べません。
真の愛情とは、親が子どもを愛するように、見返りを求めずになにかを与え続けることなのです。
愛情とは目に見えないけれど確かにある温かいもの
愛情とは、プレゼントや手紙のように形あるものではありません。
しかし、心の中には確かに存在している、温かくて心地よい感情です。
恋人の行動や仕草の中にも、愛情は隠されています。
この記事を参考にしながら彼の愛情表現を見つけてみて、より良い2人の関係を築いていってくださいね。