「感情論」の意味とは?感情論で話す人のうざい特徴&対処法を紹介!
職場の人や家族・恋人と意見を交わすとき「この話し合いは不毛だ…」と絶望したことはありませんか?
もしかしたらその人は「感情論」で話す人なのかもしれません。
そんな相手とも上手く付き合っていけるように、この記事では感情論の意味や感情論で話す人の特徴、上手な対処法を紹介します。
ぜひ記事を参考に、円滑な関係を目指してみてくださいね。
Contents
「感情論」とは
「感情論で話してはいけない」というのは、社会人にとって暗黙のルールのようなもの。
そのため「感情論」という言葉に、マイナスのイメージをお持ちの方も多いかもしれません。
そもそも「感情論」とはいったいどのような意味を持つ単語なのか、詳しく解説していきます。
「感情論」の意味
「感情論」とは言葉通り「感情によって発言される意見や議論」を指します。
理性や理屈ではなく個人の感情が元になっているため、非常に主観的で一方的。
そのため周りの人に共感してもらえないことが多く、場の雰囲気を乱してしまうことがあります。
ちなみに「感情論」は「感情的になって話すこと」という“行為”ではなく、感情に基づいた発言の“中身”を指す言葉。
間違えのないように覚えておきましょう。
「感情論」の対義語
「感情論」に対して「〇〇論」という特定の対義語はありません。
言葉の意味を分解して考えると「感情」の対義語である「理性」、感情論が主観であることから「客観」という単語がおおよその対義語にあたります。
意味で考えると「道理に添って考えた意見や議論」が「感情論」の反対であるといえるでしょう。
ビジネスや一般的に求められるのは、こちらの理性的で客観的な意見。
感情や主観のみで発言することがないよう、ぜひ対義語も覚えておいてくださいね。
感情論で話す男女のうざい特徴
感情論で話す人は「話が通じない」という印象を持たれることが多く、敬遠されがちです。
具体的にどのような点で嫌われてしまうのか、感情論で話す男女の嫌がられる特徴を紹介します。
発言内容がコロコロ変わる
感情論で話す人はその場で感じたことやそのときの感情を元に発言するため、すぐに内容が変わります。
最初は「Aだ」と言っていても、なんらかの理由で気分が変わり「やっぱりB」と言い始めるなんてこともしばしば。
意見が変わる理由もタイミングも予測できないため、周りは振り回されることが多く、嫌気がさしてしまうこともあるでしょう。
自己中心的
発言の内容はいずれも主観的。
一般常識や周囲の状況などは全く考えないため、とても自己中心的な印象を与えます。
また、意見を主張するだけでは満足できず、自分の思い通りに進めようとする傾向が強いため、周りには相当なストレスが加わります。
そのため「なぜ周りのことが考えられないんだろう」と、嫌悪感を抱く人も少なくありません。
ピントのズレた回答をしてくる
他人と話をするうえで大切なのが、道理と論点。
話し合うポイントを明確にし、一般常識に基づいて意見を言い合うのがスマートです。
しかし、感情論で話をする人は論点も理論もほとんど無視。
「一般的にどう判断されるか?」という話し合いでも「私ならこうする」と、自分の感情や思いを前面に出します。
そうなると論点がズレてしまうため、話にならず周囲の人間がストレスを感じてしまうのです。
ストレスをうまく発散できない
感情論で話す人には、ストレスをうまく発散できないという特徴があります。
つまり常にストレスが溜まった状態であるということ。
イライラしていたり精神的に不安定になっていたりすることが多く、相手の立場に立って考える余裕がないため、自分勝手な発言をしてしまうのです。
また、慢性的にストレスを感じることで、周りに当たり散らすようになってしまうことも。
そうなるとより近づきにくくなり、周囲から孤立してしまうことも少なくありません。
思ったことをすぐ口にする
自分の感情を元に発言するため、思ったことはすぐに口に出す傾向があります。
基本的に相手の立場に立って考えることができないため、自分の発言を受けた相手がどう思うかは考えません。
そのため相手を傷つけたり、議論を乱したりすることも多いです。
「あの人は何を言い出すかわからない」と距離を置きたがる人が多くなってしまいます。
感情論で話すことがなぜ悪いのか
感情が豊かであることは、決して悪いことではありません。
しかし「感情論」で話すことは、社会の一般常識ではNGとされています。
なぜかというと、感情論というのは「意見の押し付け」であり、討論している相手を疲弊させてしまうからです。
1つの論点に対しさまざまな意見があるのは当然のことですが、そこで議論が活発に進み良い結果が生まれるのは、全員が道理に基づいて話をしているからこそ。
意見が食い違う部分があってもどこか納得できるため、お互いの言い分を取り入れた結論を生み出すことができるのです。
それに比べ感情論は「個人の感情」であるため理解されにくく、議論が進まないのに繰り返し発言することで、埒があかない状態を生み出してしまいます。
不毛な会議や議論にならないように、理性的な発言をするよう心がけましょう。
感情論で話す人の対処法
いくら自分が理性的であっても、相手が感情論で話す人だとうまくいきませんよね。
そんなときはぜひ次の対策方法を試してみてください。
今よりスムーズに接することができますよ。
冷静に対応することを心がける
感情論で話す人と接していると、イライラすることも多いでしょう。
しかし、そこで自分まで感情的になってしまうのはNG。
相手がヒートアップし、より感情的になってしまう可能性が高いです。
そうなると相手のペースに巻き込まれてしまい、取り返しのつかない状態になってしまうことも。
最悪の展開を防ぐためにも、イラッとしたときこそ冷静でいるよう心がけましょう。
相手の言い分に耳を傾ける
感情論で話す人は「自分を認めてほしい」という心理を抱いていることが多いです。
そのため、高い共感力を持って接してあげるのがベスト。
納得できない発言があっても、まずは黙って相手の話を聞いてあげましょう。
すると相手は発言したことで満足してしまい、意外とすんなり議論が落ち着くこともあります。
「冷静でいる」にも繋がりますが、感情に感情で返さず、相手の意見に耳を傾ける姿勢を見せるよう意識してみてくださいね。
ポイントだけを話すようにする
論点がすり替わってしまったり、感情的な意見を押し付けられたりすることを防ぐには、会話の時間を短くするというのも有効です。
1から10まで説明するのではなく、要点だけを伝えるように意識してみてください。
重要なポイントを淡々と伝えることで話が逸れにくく、必要最低限のことだけを話すことができますよ。
時間も短く済むため、イライラしないうえに空き時間を有効活用することもできます。
第三者を交えて会話する
どうしても自分が冷静になれなかったり、相手がヒートアップしてしまったりすることが多いなら、第三者を交えるのもおすすめです。
客観的な立場の人が1人いることで、お互い冷静な状態に戻れる可能性が高まります。
ポイントはいつも冷静で理性的な人に同席してもらうこと。
この人選を間違えると議論がさらに白熱してしまう可能性もあるため、信頼できる人にお願いするよう心がけましょう。
距離を置く
残念ながらどうしても理解しあえなかったり、まともに話し合えなかったりすることもあります。
そんなときは無理に和解しようとしたりこちらが折れようとしたりせず、距離を置くことが大切です。
深入りしないようにすることでストレスを感じにくくなり、他の仕事やプライベートに支障が出ることを防ぐことができます。
必要なときだけ関わるようにし、それ以外はなるべく関わらない大人の距離感を保ってくださいね。
感情論で話す人へのNG行動
感情論で話す人と付き合っていくうえで、避けたほうがいい行動があります。
白熱してしまったり、輪が乱れてしまったりすることを防ぐためにも、次の2点は行わないよう気をつけましょう。
論破しようとする
感情論で話す人に応戦するのはNG。
どんなに優れた会話力を持っていたとしても、相手はヒートアップしてしまいます。
そうなるとお互いに冷静さを失ってしまい、取り返しのつかない最悪の状態になってしまう可能性も。
同じ土俵に立って論破しようとするのではなく、一歩引いて冷静に対応するよう心がけましょう。
冷静になることで自分のイライラを収めることもできますよ。
「はいはい」と聞き流す
応戦せずに引く姿勢をとることは大切ですが、なんでも「はいはい」と聞き流すのはやめましょう。
感情論で話す人は「認めてほしい・わかってほしい」という思いを抱いていることが多いです。
そのため、聞き流すと「適当にあしらわれた」と怒り始めることがあります。
自分を守るために心の中で聞き流すのはOKですが、言葉や態度に表さないよう注意しましょう。
しっかりと相手の目を見て相槌を打ちながら聞けば「聞いてくれた」と思い、落ち着く可能性がありますよ。
感情論で話す人は出会いの場にも
恋愛においても、そのときの気持ちだけで話す人には振り回されやすいので要注意です。
新しい出会いの場として注目されているマッチングアプリにも感情論で話す人はいます。
そんな人とは出会いたくないと考える人も多いでしょう。
マッチングアプリを利用する際は「ハッピーメール」がおすすめです。
累計会員数3,000万を突破しているので理想の相手に出会えるはず。
事前にメッセージのやり取りができるので会いたくない人とは会わずに済むのが魅力です。
ぜひハッピーメールで理想のパートナーを見つけましょう。
感情論で話す人に対してヒートアップするのは厳禁!
感情論で話す人を変えるのは、なかなか難しいもの。
打ちのめそうと論破を試みても、相手はヒートアップするだけです。
無駄な労力を使ったりトラブルを起こしたりしないためにも、感情論で話す人とは一歩引いて付き合うよう心がけましょう。
イラッとしたときこそ冷静さを保ち、相手を受け入れる姿勢を取ればその場をスムーズに進めることができますよ。
同じ土俵に乗らず、自分は大人でいるよう意識してみてくださいね。
- 「感情論」とは個人の感情に基づいた主観的な意見や議論のこと
- 感情論で話す人は自己中心的で相手のことを考えられない傾向がある
- 感情論は意見の押し付けになってしまうため避けたほうが良い
- 感情論を言われた場合は応戦せず、冷静に対応する
- どうしても上手く付き合えなかったら距離を置くのも1つの手