「だる絡み」の意味とは?だる絡みをしてくる人の心理・対処法も紹介!
友達や会社の同僚にだる絡みされるのは困りもの…無視するわけにはいかないですし、いちいち反応するのも面倒ですよね。
今回の記事では、だる絡みをしてくる人の心理と対処法をまとめて紹介するので、対応に困っている人はぜひ参考にしてください。
また、だる絡みの意味を知ることで、自分がだる絡みをしていないかチェックもできるので、この機会に自分の行動を見つめ直してみましょう。
「だる絡み」とは
だる絡みは頻繁に使う言葉ではないため、用語の意味を知らない人もいるでしょう。
だる絡みの意味とシチュエーション別のあるあるを見ていきます。
言葉の意味
だる絡みとは、「とくに用事もないのに、下らないことやどうでもいいことで話しかけたり、ちょっかいをかけたりするさま」を表した言葉です。
また、内容関係なく「いちいち反応するのがだるいような絡み」という意味で用いられることもあります。
だる絡みの「だる」が、「ダルい」の意味を含めていることを考えると、だる絡みの使い方やシチュエーションを想像しやすいでしょう。
これはうざい…だる絡みあるある
だる絡みの意味が分かったところで、だる絡みのパターンとしてあるあるの行動・発言を挙げてみます。
- 意味のないLINEを送りつけてくる
- 空気が読めない発言をする
- 嫌がっている相手にしつこく絡む
- 相手のコンプレックスを指摘する
- 相手の都合を考えずダラダラと長く話す
- 暇を理由に無意味に話しかけてくる
このように、相手に「ウザい」と思われる行動・発言はすべてだる絡みと表現できます。
男性も女性も、一度はだる絡みされた経験があるのではないでしょうか。
以下で、だる絡みをしてくる人の心理や対処法について見ていきましょう。
だる絡みをしてくる人の心理
だる絡みは、される側にとっては迷惑な行為ですがする側に悪意はなく、だとすればどのような理由でだる絡みをするのでしょうか。
ここでは、だる絡みをしてくる人の心理状態を解説していきます。
仲良くなりたい
だる絡みは、自分が仲良くしたいと思っている相手にすることが多く、もっと会話して相手にしてほしい気持ちがだる絡みという行動につながっています。
そのため、本人としてはつまらない話をしている自覚がなく、もっと話したい気持ちがあっても話題がないため、結果的にくだらない内容の話になってしまうのです。
異性として好き
恋愛感情がある異性に対してだる絡みをしてしまうケースも多く、この場合も仲良くなりたいことが理由で積極的に話しかけようとします。
相手のことが好きだからこそ何度も話すのですが、とくに話題がないことで相手はまったく楽しめず、好意ゆえの行動だと気づかずに「だるい」と感じてしまうのです。
思いっきり甘えたい
会社の同僚社員や友達など、仲良しの相手に対してだる絡みをするのは、思いっきり甘えたい心理が働いているからです。
もっとも、そんな行為をすればウザがられることが予想できますが、相手を信頼しているため、「絡んでも受け止めてくれるだろう」と考えてしまうのです。
かまってほしい
かまってほしい心理によってだる絡みをするケースもあり、これは完全に自分の都合による行動のため、相手にとってはうっとうしいでしょう。
好意があるという見方もできますが、相手の都合や気持ちを考えない行動は身勝手そのものであり、いくら友人相手でも許されるわけではありません。
可愛がりたい
先輩や上司がだる絡みする場合は、相手のことを可愛がっている証拠であり、可愛いからこそ絡みたくなってしまうのです。
そのため先輩や上司に悪気はないのですが、だる絡みされる側はウザいと感じてしまいます。
それでも相手が先輩や上司である以上、社内コミュニケーションの一環として捉えるしかなく、邪険に扱えないパターンが多いでしょう。
だる絡みをしてくる人の対処法
だる絡みは相手に悪意がないため、ストレートにウザいといえないのが厄介。
そのため、だる絡みをしてくる人への対処法を覚えておくと便利です。
適当な相槌で対応する
だる絡みをされたときには適当な相槌で対応するのがおすすめで、質問されたときでも真面目に回答しているか分からないくらいの適当な返事でOKです。
「あ〜うん」「そうね〜」と相槌していれば、相手は反応の薄さから話していることがバカバカしく思えてくるため、次第に距離を置こうとするでしょう。
サクッと話を切り上げる
相手の話がだる絡みと分かったときは、少しだけ話してサクッと切り上げるようにするといいでしょう。
- 「大学の友達と出かける約束があるから」
- 「企業の無料配信サービスをチェックしないといけないから」
- 「今日愛犬の散歩当番だから」
- 「遠キョリ恋愛中の恋人が来てるから」
このように切り上げれば相手も諦めるしかなく、たとえ用事がないときでも「映画に行く」など適当な理由をつけて話を終わらせましょう。
LINEの場合はスタンプのみ返す
LINEでだる絡みされた場合は、メッセージではなくスタンプのみで返事をするのがおすすめです。
「OK」「了解」「またね」など適当なスタンプを選んで送っておけばいいでしょう。
手抜き感満載のスタンプだけの返信をされたことで、相手は自分がウザがられていることに気づきますから、以後しつこく絡んでこなくなるのです。
完全にスルーする
返事をするのも面倒なほどのだる絡みに対しては、いっそ完全スルーを決め込むのも一つの方法であり、LINEの場合も既読スルーしてしまえばOKです。
もっとも、相手によっては無視したことに対して後日責めてくる可能性もありますが、その場合は「体調が悪くて余裕がなかった」などとフォローしておきましょう。
強気な態度を見せる
世の中には「代表取締役社長>社員」「先生>生徒」のように立場の上下がありますが、だる絡みをする人は大抵絡む相手のことを下に見ている特徴があります。
このような人に対しては、「相手が格下だから許される」という考えを変えさせる必要があるため、強気な態度を見せて自分の気持ちを伝えるのが効果的です。
だる絡みしてしまう自分を改善する方法
男子・女子関係なく、自分がだる絡みをしてしまっていることを自覚している人もいるのではないでしょうか。
たとえ悪気がなくても、だる絡みは嫌われる要因になってしまいますから、以下の方法を実践して改善するようにしましょう。
話は手短にわかりやすく伝える
大切な話や情報を伝えるときでも、まるで専門家の解説のように長話をしていると、話が脱線しやすくだる絡みになってしまいます。
そうならないためには、話は手短に分かりやすく伝えることが大切です。
本でたとえるなら数ページではなく数行で終わるくらいのボリュームにおさえましょう。
相手の様子をしっかり見る
だる絡みにおける「空気を読まない」「相手の都合を考えない」などの特徴から、だる絡みは相手の様子を見ることで防げる行為だと分かります。
相手の様子さえしっかり見ていれば、自分の話をウザく思っていることを反応から察することができるため、気づいた時点で話を切り上げればいいのです。
行動する前に考える
だる絡みしてしまう人は、行動をする前に自分のしようとしていることがだる絡みになっていないかを考えてみてください。
相手の視点に立って行動するよう意識すれば、だる絡みをする癖は徐々に改善されていくでしょう。
お酒を飲みすぎない
人はお酒を飲むと性格が変わることがあり、男女別で挙げるなら温厚な男性がツンデレ男子になったり、大人しい女性が大胆になったりします。
同様に、お酒を飲むとだる絡みしてしまう人もいるので、自分に心当たりがあるなら飲む量をコントロールして飲みすぎないようにしましょう。
「だる絡みは相手に嫌われる」と自覚する
だる絡みは相手に嫌われる行為だということを自覚すれば、だる絡みをしてしまう癖を改善できます。
- 忙しいときにダラダラと絡んでくる
- 必要のないプレスリリース情報を延々と聞かされる
- 仕事に夢中になっているときに無意味なLINEが届く
- ミスしたことを話題にされ爆笑される
これらの例文のような行為を自分がされたら、ウザイと感じますよね。
自分がされてウザイことを人に対してやっていいはずはなく、だる絡みをすると嫌われてしまうと自覚してください。
返し方に困るようなめんどくさいだる絡みには注意
だる絡みにおいて注意が必要なのは、自分が無意識にだる絡みをしてしまうことです。
確かに、知人や友人にだる絡みをされて悩んでいる人も多いでしょう。
しかし、これらは方法さえ分かっていれば対処が可能であり、一方で自分がだる絡みをしてしまう場合は自覚できていないケースが大半です。
そうなると、自分では悪いことをしているつもりはなくても相手に嫌われてしまい、人間関係に大きな悪影響をもたらしてしまいます。
相手が反応に困るような話はだる絡みになると自覚して、面倒なだる絡みをしてしまわないように注意してください。
- だる絡みとは、「とくに用事もないのに、下らないことやどうでもいいことで話しかけたり、ちょっかいをかけたりするさま」を意味する
- だる絡みの例として、「意味のないLINEを送りつける」「空気が読めない発言をする」などが挙げられる
- 「仲良くなりたい」「異性として恋愛感情がある」などの心理から、人はだる絡みをしてしまう
- だる絡みをされたときには、「適当な相槌で対応する」「早めに話を切り上げる」などの方法で対処するといい
- 自分がだる絡みをしてしまったときは、「話は手短に分かりやすく伝える」などの意識を持つことで改善できる