相違点とは?意味や使い方を例文付きで解説!類義語・対義語・英語表現も
ビジネスシーンでよく目にする『相違点』という言葉ですが、正しい意味をご存知でしょうか。
頻出単語だけに、きちんと覚えておきたいもの。
今回の記事では、相違点の意味や使い方を紹介します。
対義語・類義語・英語表現も併せて解説していくので、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
Contents
相違点とは?
はじめに、相違点の意味を確認していきましょう。
相違点の意味
相違点は、「そういてん」と読みます。
そもそも相違には、「複数の事柄の性質や値が、互いに異なっていること」という意味があります。
簡単にいえば、相違とは「二つのものの間に違っている点があること」なのです。
その違いを「相違点」と呼びます。
共通点との違い
相違点と共通点の違いは、複数のものが持っている性質や値などが同じかそうでないかです。
共通点とは、二つのものに同じ箇所もしくは近しいところがあることを指します。
二つのものの間にある違っている点を指す相違点とは、そもそも違う言葉であるとわかるはずです。
例文付き|相違点の使い方
相違点の意味を理解したところで、次に例文をみながら使い方について学んでいきましょう。
彼女たちの言い分には、相違点がある。
2パターンの言い分があり、それぞれに違いがあることがみてとれるのではないでしょうか。
お互いが自分を悪い状況にしないために、保身に走るような理由を述べている場合、相違点が出やすくなるでしょう。
人数が2人でなくても複数人いれば比較できますから、相違点という言葉が使えるのです。
認識に相違点がないよう、再度ご確認いただけますでしょうか。
ビジネスシーンでも流用できる表現です。
仕事の面では、お互いの認識を揃えるというのは非常に大切なことですよね。
片方は〇という認識でももう片方は✕という認識を持っていた、となればことはうまく運びません。
こうした違いをなくすためにも、ビジネスシーンでは相違点という言葉を使ってお互いの認識の違いがないかどうか確認することもあるのです。
価値観に相違点があっても、お互いを思う気持ちがあれば歩み寄れるはずだ。
恋愛面において、価値観の違いは避けては通れない関門でしょう。
食、金銭面、性生活面など、さまざまな違いがあるはずです。
ふたりの間にある価値観の違いなので、「相違点」という言葉を使って表現できます。
相違点の類義語・言い換え表現
相違点の類義語には、以下のようなものがあります。
- 差異
- 違い
- 異同
- 齟齬
- 食い違い
相違点の対義語
相違点の対義語には、以下のようなものがあります。
- 共通点
- 一致点
- 合致
相違点の英語表現
相違点を英語で表現するなら、differenceが一番シンプルで分かりやすいでしょう。
differenceとは、簡単にいえば「違い」という意味がある英単語です。
Points of differenceといえば、直訳ではあるものの相違点と表現できます。
他にも、disagreement(不一致)といっても似たような意味として通じますよ。
相違点の意味や使い方を理解しよう!
今回の記事では、相違点という言葉にスポットを当てて、意味や使い方の他にも、類義語や対義語、英語表現についても紹介してきました。
記事を読む前よりも、相違点という言葉の意味をより深く理解できたのではないでしょうか。
類義語や対義語も併せて覚えていくことで、語彙力の幅も広がります。
覚えておいて損はないので、ぜひ覚えておきましょう!
- 相違点の読み方は「そういてん」
- 相違点の意味は、二つのものの間に違っている点があること
- 相違点の類義語は「違い」「齟齬」食い違い」など
- 相違点の対義語は「共通点」「一致点」「合致」など
- 相違点の英語表現は「difference」「disagreement」