依存心の意味と読み方とは?強い人の心理や特徴、依存体質を克服する方法
恋愛に夢中になりすぎて好きな人しか目に入らなくなってしまい、依存することで相手を困らせてしまった経験がある人もいるのではないでしょうか。
そんな依存心は異性だけでなく、同性に対しても起こってしまう心情です。
しかし、依存体質から抜け出すためには、どうすればいいのか分かりませんよね。
この記事では、依存心の強い人の心理や特徴、依存体質を克服する方法を紹介します。
Contents
「依存心」とは?
「依存心」とはどういう意味なのでしょうか?
周りから「依存体質だね」といわれた経験はあるけど、自分では依存していることを認識できていないことも多いですよね。
どこまでが依存なのか明確な定義はありませんが、まずは一般的にどんな状態になると依存しているといえるのかを知っておくのがおすすめです。
その上で自分は依存心が強いのかどうか、改めて考えてみてくださいね。
依存心の意味・読み方
依存心とは、誰かに頼りたいと思う気持ちをいいます。
読み方は「いそんしん」ですが、「いぞんしん」と間違えて使われていることが多いので注意が必要です。
1人で過ごしたくない、どんな時も誰かと一緒にいたいという気持ちを常に持っている人は依存心が強いといえるでしょう。
また、依存体質の人は恋人や友達など自分の周りの親しい人に寄りかかりたいと思ってしまう傾向にあり、自分が取るべき責任まで周りの人に押し付けてしまうことがあります。
依存心が強い人の心理・特徴から自己診断してみよう
依存体質を克服したいけど、どうしたらいいか分からなくて悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
依存心を克服するためには、自分がどうして相手に依存してしまうのか原因から探ってみるのがおすすめですよ。
まずは、次に紹介する依存心が強い人の心理や特徴を確認して、自分に当てはまる項目があるかどうかセルフ自己診断してみましょう。
自信がない
依存心が強い人は自分に自信が持てないことが多いです。
日本人は謙虚を美徳と考えることが多いですが、自分に自信が持てない人は謙虚ではなくネガティブな考えになってしまいがち。
過去の経験がトラウマとなり、自分に自信が持てなくなってしまう人もいるでしょう。
依存心が強い人は自己肯定感が低く、いつも誰かを頼ってしまい、何事も自分で決めることができません。
そのため、すべての判断を自分以外の誰かに任せてしまいたいという気持ちから依存に発展してしまいます。
すぐに嫉妬しちゃう
依存心が強い人はすぐに嫉妬してしまうことが多いです。
恋人がいつ・どこで何をしているのか常に把握していないと、強い不安感におそわれてしまいます。
そのため、過剰に束縛をしてしまうことも少なくありません。
自分に自信がないため「相手に嫌われて捨てられてしまったらどうしよう」などと考えると不安になり、相手を束縛して依存してしまうのでしょう。
恋愛経験が少なめ
恋愛経験が少ない人も恋人に依存しやすいです。
恋愛経験の数と依存心は強く関係しています。
恋愛経験が多い人は、経験を重ねるにつれて慣れが生じ、恋愛ばかりに夢中してしまうことが少なくなります。
しかい、恋愛経験が少ない人は、何をするのも新鮮で1日中相手のことで頭がいっぱいになりがちです。
その結果、恋人にのめり込んでしまい依存心が強くなってしまうのでしょう。
かまってちゃん気質
かまってちゃん気質の人も依存心が強い可能性があります。
中には、深夜でもお構いなしに「会いたい」と連絡してしまい相手を困らせてしまう人も。
かまってちゃん気質の人は、基本的に寂しがり屋で孤独を感じやすいことが多く、1人でいると不安になってしまいます。
そのため、「常に誰かと一緒にいたい」「自分のことを見ていて欲しい」という気持ちから相手に依存してしまう傾向があります。
責任転嫁してしまう
すぐに責任転嫁してしまう人も依存心が強い可能性があります。
依存心が強いと、自分のことを冷静に見つめるのが難しくなってしまうため、自分の間違いを認めることができません。
また、少し責められるだけでも心が折れてしまい精神的に不安定になってしまう人も。
そのため、嘘を吐いたり、激しい口調で相手を問い詰めて責任転嫁してしまうことが多いです。
基本、情緒不安定
基本、情緒不安定な人は依存心が強いことが多いです。
様々な理由から精神的に不安定になってしまう人たちは、自分の心を安定させるために、相手に依存してバランスを取ってしまうことがあります。
恋愛にのめり込み、心のバランスを保とうとするあまり、無意識のうちに依存心が強くなってしまっていることもあるようです。
自分で何も決められない
自分で何も決められない人も依存心が強い傾向にあります。
優柔不断で自分で何も決められない人は、自分に自信がないためすべての判断を相手に委ねたいと思ってしまいがちです。
どんなことでも相手に判断してもらっているうちに、自分の人生のすべてを相手に委ねたいと思うほど依存心が強くなってしまう人もいるので注意しましょう。
精神的自立をしていない
依存心の強い人は精神的自立をしていない可能性が高いです。
どんな時も誰かになんとかしてもらおうと思ってしまいます。
自分で不安を解決することができません。
このように自分の気持ちを上手くコントロールできず、誰かに助けてもらいたいという気持ちが強く芽生えると依存心が強くなる傾向があります。
他人への配慮に欠ける
依存心の強い人は他人への配慮に欠けている自己愛人間であることが多いです。
「寂しい」「不安」などの気持ちを解決することが依存体質の人にとっては、すべての中で最優先事項になってしまいます。
そのため、相手の状況などはお構いなしに「助けて欲しい」という気持ちをぶつけてしまいます。
自分の依存心が強い方だなと感じている場合は、誰かにSOSの連絡する前に一呼吸置いて相手の状況や気持ちを考える余裕を持つようにしましょう。
依存心がない人から学ぶ克服方法7選
色々試してみても依存体質を抜け出せないという人は、依存心がない人から学んでみるのもおすすめです。
依存体質じゃない人は、基本的に1人でなんでも決めて行動することができます。
精神的な自立のためには、自分に自信をつけて恋人や友人に頼らず何か新しいことをはじめてみるのがいいでしょう。
色々試してみても依存から抜けられなかった場合は、精神医学に精通している研究者に相談してカウンセリングやレッスンを受けてみてくださいね。
ここからは、依存心がない人から学ぶ克服方法7選を紹介します。
自分に自信をつける
自分に自信をつけることは依存体質を克服するための第一歩といえます。
依存心が強い人はすぐに「どうせ自分なんて」と思ってしまいがち。
すぐに自分に自信をつけるのは難しいですが、小さなことでもポジティブに受け止めるように努力しましょう。
誰かから褒められた時は素直に喜んだり、些細なことでも達成できたことがあったら自分を褒めてみてください。
自分にできることが増えていくと、徐々に自信を持てるようになりますよ。
趣味を見つけたり習い事を始めたりする
趣味や習い事を始めるのもいいでしょう。
依存体質の人は、恋をすると他のことは何も手につかなくなってしまい恋人に依存してしまいがちです。
恋人以外の何かに夢中になることで、依存心を克服できるかもしれません。
スポーツや映画鑑賞など興味を持てそうなことを始めてみましょう。
読書ならマンガから手を出してみるなど、些細なことからのスタートでも始めてみることが大切です。
また、趣味を通して新しい仲間ができると、恋人以外の人間関係ができるため依存心を少なくできますよ。
物事を自分の力で解決するようにする
物事を自分の力で解決するようにしてみるのも大切です。
依存心が強いと、何かを決める時に依存している相手に判断を委ねがちになってしまいます。
自分が依存体質だと認識できたら、まずはどんな時も誰かに頼らず自分の力で解決するようにしてみましょう。
解決できることが増えると、自分に自信がつくことで依存心が少なくなります。
強いメンタルを持つ
依存体質を抜け出すには強いメンタルを持つことも必要です。
依存心が強い人は不安定なメンタルの持ち主が多く、ちょっとのことで心が折れてしまいがち。
しかし、依存体質じゃない人でも様々な場面で失敗したり、傷ついて悩んだりしています。
つい「自分だけがかわいそう」という気持ちになってしまいがちですが、生きていれば傷つくのは当たり前のこと。
ガッカリすることがあった時は、気持ちを切り替えてまた頑張ろうと思えるように努力してみてくださいね。
目標設定する
目標を設定するのもおすすめです。
できれば数ヶ月から1年くらいで達成できるような目標を決めて、目標に向かって頑張ってみることで依存体質を克服できる可能性が高いです。
ダイエットや資格取得など具体的に達成したことが分かる目標を立ててみましょう。
目標を達成することで依存心をなくすことができるだけでなく、自分に自信がついたり、新しい世界が広がるかもしれません。
1人で決めて、行動する
1人で決めて、行動することも大切なポイントです。
依存体質の人は何事も1人で行うのが苦手なので、つい誰かに頼ってしまいがちになってしまいます。
誰かに頼ってしまうといつまで経っても依存から抜け出すことができません。
なんでも1人で決めて行動する人を見習って、1人で決めて行動するように普段から心がけることが大切です。
まずは「誰かに頼りたいな」と思った時に、その気持ちをグッと堪えて自分で考えてみることから始めましょう。
自分に依存心があることを認める
依存体質を抜け出すためには、自分に依存心があることをしっかり認めることからはじめましょう。
周りから「依存しやすいね」といわれても、自覚がなければ治すことはできません。
まずは客観的に自分のことを分析して、依存心があるのかどうかを確認し、ある場合はどうしてそうなってしまったのかを考えてみましょう。
ユング心理学や現象学・人間学、脳科学の本、自己変革の心理学 論理療法入門、精神分析の創始者フロイトの発達理論など、様々な著書を読んでみて客観的に自分を分析してみるのもおすすめですよ。
依存心が解消できたら、素敵な恋愛ができる!
依存心は自分ではなかなかわからないものです。
しかし、誰かに依存するのはいいことではありません。
しっかり依存心を解消して、自分の力で物事を解決する術を身に付けましょう。
依存心を解消できたら、新しい恋愛に飛び込むのもおすすめ。
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恋愛を心から楽しむために依存心から解放されよう!
依存体質の人は、自分で依存心を自覚できていないことも多いです。
周りから「恋人に依存してるね」といわれたことがある場合、まずは客観的に自分のことを分析してみましょう。
強い依存心は自分に自信が持てないことが大きな原因になります。
克服するためには、趣味を見つけて恋人以外にも目を向けるようにしたり、強いメンタルを持てるように日頃から努力することが大切ですよ。
依存体質を克服して、自分の気持ちに振り回されることなく心から恋愛を楽しめるようになってくださいね。
- 依存心とは誰かに頼りたいと思う気持ちのことをいう
- 依存心が強い人は自分に自信がない
- すぐに責任転嫁してしまう人も多い
- 依存体質を克服するためには、趣味を見つけたり習い事を始めるのがおすすめ
- どんなことも1人で決めて、行動するように日頃から心がけるのがポイント