好きとはどんな気持ち？言葉の意味や定義、わからないときの対処法

ドラマみたいな恋がしたいと思うものの、人を好きになるという感覚が今ひとつピンと来ないこともありますよね。

好きとは、何かに心惹きつけられること、何かを好ましく思うことを表す言葉です。

「好き」と一言にいっても「恋愛感情の好き」「友人関係の好き」など、その種類はさまざま。

好きという感情がよくわからなくなってしまっても無理はないでしょう。

今回の記事では、好きという言葉の意味や定義について解説します。

好きかどうかわからないときの対処法も紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。

そもそも「好き」とはどんな感情？

普段なにげなく口にする「好き」という言葉ですが、そもそも好きとはどのような感情なのでしょうか。

まずは、好きの定義について説明します。

好きとは

好きとは、何かに心惹きつけられること、何かを好ましく思うことを表す言葉です。

反対語は「嫌い」ですが、「好きの反対は無関心」という言葉もあるように、好き嫌いの感情は関心を向けたからこそ生まれてきます。

つまり、興味を持った対象に抱く好意的な感情が「好き」というわけですね。

とはいえ、好意にはさまざまな種類があります。

男女間の好きが常に恋愛感情とは限らないのです。

好きの4つの定義

好きには大きく分けて以下の4つの定義があります。

• 恋愛感情の好き
• 友人関係の好き
• 憧れの好き
• 家族の好き

それでは一つずつ見ていきましょう。

恋愛感情の好き

多くの人をもっとも悩ませるのが、恋愛感情の「好き」です。

男性女性を問わず恋心から生まれる好意は、対象を特別視して独占欲を伴うのが特徴です。

自分だけのものにしたいから告白して恋人になりたいと願うわけですね。

友人関係の好き

友人を思う気持ちも好きという感情の一つです。

「価値観が合い一緒にいて楽しい」「信頼関係があり、ありのままの自分を出せる」と感じる友人のことは好きといっていいでしょう。

家族にも話せないことでも、好きな友人ならば話せるということも少なくありません。

憧れの好き

アイドルやスーパースターに抱く憧れの好きもあります。

自分の理想の投影であり尊敬の念がこもった感情ですが、それだけに理想と異なる等身大の相手を知ると幻滅してしまうこともあります。

家族の好き

好きという感情には家族に対するものもあります。

いわゆる家族愛で、赤の他人とは異なる身内ならではの親愛の情です。

一緒にいると安心することができ、見返りを求めることなく「相手のために何かしてあげたい」と感じることが特徴といえます。

好きかどうかわからない理由

異性に対する好意があっても、それが友情なのか恋愛感情なのかわからないこともあります。

ここでは、好きかどうかわからない理由について説明します。

考えすぎ

好きという感情にはいろいろな種類がありますが、それぞれの境界線は曖昧です。

友情だったはずの好きが何かのきっかけで恋愛感情へ変わることもないわけではありません。

そのため「あの人に対する好きはどんなタイプの好きだろうか？」と考えすぎてしまうと、かえってわからなくなってしまいます。

そもそも感情の問題ですから考えて答えが出るものでもありませんので、ますます深みにハマってしまうこともあるでしょう。

恋愛経験が浅い

人間は過去の経験を参考に答えを探す傾向があります。

昔はこうだったからきっと今回も一緒だろうと考えるわけです。

経験豊富であれば、たくさんのサンプルの中から正解にたどりつくこともできますが、恋愛経験が浅いとそうはいきません。

恋多き人でなければ、あまり自分の経験に頼らない方が賢明です。

恋愛から遠ざかっていた

何事もブランクが空くと勝手がわからなくなってしまうものです。

仕事や勉強に追われ、長らく恋愛から遠ざかっていれば「好きってどんな感情だっけ？」となっても不思議ではありません。

異性と接する機会を少しずつ増やしていって感覚を取り戻しましょう。

トラウマを抱えている

過去に辛い恋をしてトラウマを抱えている人も、好きとは何かわからなくなりがちでしょう。

恋愛とトラウマが紐づいているため、恋心が芽生えても無意識に記憶の底に押し込めて、気づかないふりをしてしまうのです。

好きな気持ちを取り戻すには、トラウマを解消することから始める必要があります。

好きかわからないときに気持ちを確かめる方法

せっかく気になる異性ができても、好きかどうかわからないとモヤモヤしてしまいますよね。

どうすれば自分の本当の気持ちを知ることができるでしょうか。

ここでは、好きかわからないときに気持ちを確かめる方法を紹介します。

相手と距離を取ってみる

自分の気持ちを知るには、相手と距離を取ってみるのがおすすめです。

物理的に距離を置くのが難しければ、連絡を減らしたり声かけを控えたりして精神的に距離を取ってみてください。

相手との距離感が変わることで、自分の気持ちにどのような変化が起こるか見てみましょう。

距離を取り始めてすぐであれば、どんな相手でも物足りなさを感じるものですが、好きでなければ次第に気にならなくなります。

時とともに寂しさが募ってくるようであれば、好きな相手と考えていいでしょう。

自分以外の異性といるのを想像してみる

恋愛感情の好きならば独占欲を伴います。

自分の気持ちを確かめたいのであれば、相手が自分以外の異性といるところを想像してみましょう。

嫉妬心を覚えるようであれば、相手のことを異性として好きだという証拠です。

他の異性と接してみる

気になる相手ばかり見ていては、自分の気持ちが何なのかわからなくなりがちです。

積極的に他の異性とも接してみましょう。

その上で本当は誰と一緒にいたいかを考えれば、きっと答えは出るはずです。

友達に相談してみる

二人のことをよく知っている友達に相談してみるのも手です。

自分を客観的に見るのは難しいもの。

当事者よりも第三者の方が物事がよく見えるということはよくあります。

客観的にどう見えるのか、人の意見を聞いてみるといいでしょう。

相手への思いを友達に話しているうちに、自分の本当の気持ちに気づくこともあるかもしれませんよ。

好きだと自覚したらする3つのこと

恋愛感情に気づくことができたら、どうすればよいのでしょうか。

最後に、好きだと自覚したらする3つのことを紹介します。

恋人がいないか確認する

恋心に目覚めたら、目指すべきは両想いの関係です。

しかし、相手に付き合っている異性がいれば、せっかくの恋も片想いで終わってしまいます。

好きな気持ちが募る前に相手に恋人がいないか確認しましょう。

共通の友達がいれば、きっと教えてくれるはずです。

また、直接本人に聞いてみるのもいいかもしれません。

確認と同時にそれはアプローチ方法としても役立つはずですよ。

連絡先を交換する

相手がフリーとわかったら、まずは連絡先を交換しましょう。

連絡先を聞くときのコツは「聞きたいことがあるから」「知らせたいことがあるから」など、連絡しなければならない理由を見つけることです。

そうすれば相手は気軽に教えてくれるでしょう。

できるだけ会う機会を増やす

相手と繋がることができたら、できるだけ会う機会を増やしましょう。

人には、接する機会が多いと関心のない存在に対しても親しみを感じやすくなる「単純接触効果」という心理があるといわれています。

挨拶を交わすだけでもいいので、できるだけ相手の視界に映るよう努めましょう。

好きだと自覚したら、しっかり相手に気持ちを伝えよう

「あの人のことが好きかも…」と思っても、友達としてなのか異性としてなのか、自分でもわからなくなることは誰にでもあります。

まずは自分の気持ちと向き合って、その感情の正体を突き止めましょう。

距離を置いてみて寂しいと感じたり、他の異性と一緒のところを想像して嫉妬したりすれば、それが恋愛感情だと気づけるはずです。

好きだと自覚できたら、しっかり相手に気持ちを伝えましょう。

相手に想いが伝わらなければ二人の距離は縮まりません。

自ら行動を起こして、素敵な恋を手に入れてくださいね。