実は多い「クリぼっち」の意味や使い方・割合とは?1人での過ごし方も解説
毎年クリスマスが近くなると「今年はどうやって過ごそうかな」「誰と一緒に過ごそうかな」なんてことを考えますよね。
恋人がいればいいですが、いない人はクリスマス当日を一人で過ごすことになる人が多いのではないでしょうか?
最近では、一人でクリスマスを過ごす人を「クリぼっち」といい、そのような言葉が定番化するくらい一人で過ごす人が多くなっているのです。
そこで、この記事では「クリぼっち」の意味や使い方、割合や一人でのクリスマスの過ごし方を紹介します。
Contents
「クリぼっち」の意味とは?
「クリぼっち」とは、クリスマスを一人で過ごすことを意味した表現です。
クリスマスの「クリ」と一人ぼっちの「ぼっち」を組み合わせた用語で、恋人や友達などクリスマスに一緒に過ごす相手がいない場合「クリぼっち」と呼ばれます。
実家暮らしで家族と過ごしている場合でも「クリぼっち」と呼ばれる場合があります。
「クリぼっち」という言葉は2012年頃からSNSでよく使われるようになり、現在では若者の間で広く浸透しています。
「クリぼっち」って、いつ使うの?
12月に入るとSNSや普段の会話で頻繁に使われるようになる「クリぼっち」という言葉。
しかし、若者が生み出した造語であるため、正しい使い方がいまいちよくわからないという人もいるでしょう。
ここでは「クリぼっち」の使い方を詳しく紹介します。
「今年はクリぼっちだ〜」
「クリぼっち」は一緒にクリスマスを過ごす相手がいないことを嘆いているときによく使います。
「私はどうせクリぼっちだから」「今年はクリぼっちで寂しいな」というような使い方が一般的です。
クリスマスを一人で過ごさなければならない悲しみを、ユーモアを交えて表現しているといっていいでしょう。
また、気になっている人の前でクリぼっちであることをあえて主張して「デートに誘ってほしい」とアピールすることもできます。
「クリぼっち楽しんでね」
「クリぼっち」は、クリスマスを一人で過ごす友達に対しても使うことができます。
「クリぼっち楽しく過ごしてね」「いいクリぼっちを!」など少し冗談っぽい感じで使用する人が多いです。
しかし、友人が一緒に過ごす相手がいないことを気にしている場合「クリぼっち」という言葉を使うことで、相手を傷つけてしまうことがあります。
また、最初は冗談のノリでいっていたとしても、繰り返し使うことで相手が気にしてしまうこともあります。
そのため、むやみに使い過ぎないように注意しましょう。
「デートだー!クリぼっち回避できた!」
「クリぼっち」は恋人や好きな人とクリスマスを過ごす場合でも、会話の中で使うことができます。
「今年はクリぼっちじゃなくてよかったー」「今年はクリぼっちじゃないから思い切り楽しもう!」など、クリぼっちを回避できたことに対する喜びを表現するときに使うこともできるのです。
実は多い!?クリぼっちの男女たち
クリスマスというと多くの人が、恋人や友達と楽しく過ごしているイメージがありますよね。
しかし、実際には楽しんでいる人たちが目立っているだけで、一人で過ごしている人もたくさんいるのです。
ここでは、クリぼっちの割合や、クリぼっちが多い理由について紹介します。
クリぼっちが実は多かった!
2017年にレオパレス21が20代~30代の社会人男性・女性に対して行った調査では、クリスマスを一人で過ごすという人は全体の65%という結果となりました。
彼氏、彼女と過ごすという人は全体のわずか20%に留まり、友人と過ごすという人の割合もわずか7%でした。
この調査からわかる通り、カップルでクリスマスを過ごす人は少数派であり、ほとんどの人はクリぼっちだということがわかります。
クリスマスでも普段と変わらない
クリスマスを一人で過ごす人は、クリスマスを特別な日ではなくいつもと変わらない日と考えている人が多くいます。
クリスマスはイエスキリストの誕生を祝う日であり、日本では関係ないイベントととらえている人も少なくありません。
また、サービス系の専門職や営業職、技術職、販売職などの人はクリスマスも関係なく仕事をしていることもあります。
中には、クリスマスの休みを活かしてアルバイトをしている人もいます。
このような人たちにとってクリスマスは特別な日ではないのです。
クリスマスに出費を増やしたくない
クリスマスを恋人や友達と過ごす場合、レストランでディナーの予約をしたり、混雑するお店に行ってケーキやプレゼントを用意したりなど、結構な出費がかさみます。
中には、サンタのコスチュームを着て本格的にお祝いをするという人もいるでしょう。
クリぼっちの人はこのような出費を避けるために、あえて一人で過ごすことを選ぶ人もいるのです。
ひとりで過ごすのがいい
クリぼっちの人の中には、恋人や友達と過ごすよりも一人でゆっくりと過ごしたいという人が多くいます。
混雑している街に出かけるよりも家でのんびりと過ごしたいという人が多く、クリスマス自体にそこまで関心がない人がほとんどなのでしょう。
特に社会人になって仕事で忙しくなると、休みの日は一人の時間を満喫したいという人が増えるものです。
もしくは、大人数でわいわいするよりも趣味に時間を費やしたり自分磨きをしたいという人もいるでしょう。
クリぼっちの過ごし方
クリぼっちだからといって、クリスマスを悲しい気持ちで過ごす必要はありません。
一緒に過ごす恋人や友達がいなくてもクリスマスを十分楽しく過ごす方法はたくさんあります。
ここでは「クリぼっち」におすすめのクリスマスの過ごし方を紹介します。
クリスマスイベントに参加
クリスマスにはリア充向けだけではなく、シングルの男女向けのイベントも多数開催されています。
クリぼっちが参加できるような婚活パーティーや街コンが開催されているので、同じくクリスマスを一人で過ごしている恋人募集中の人と知り合うことができます。
出会い系サイトや出会い系サービスではクリスマスのイベント情報を得ることができるので、参加できるものがないかをぜひチェックしてみるといいでしょう。
クリスマス映画などDVD鑑賞
クリスマスをゆっくりと過ごしたいという人には、映画鑑賞がおすすめです。
「ナイトメアービフォアクリスマス」「ラブアクチュアリー」などクリスマスをテーマとした映画を観れば、自宅にいてもクリスマス気分を味わうことができます。
自宅でチキンやワインなどを用意して、映画を観ながら一人で贅沢なクリスマスを楽しむのもいいでしょう。
前倒しで、年末の大掃除
クリスマスに年末の大掃除に取り掛かるのもおすすめです。
年末年始は何かと忙しくなるので、できることは早めに済ませてしまうのがいいでしょう。
クリスマス感はあまりありませんが、年末の大掃除を早めに終わらせてしまえば、お正月まではゆっくりと過ごすことができますよ。
一人で孤独に過ごすくらいであれば、忙しく掃除をしてスッキリするのもいいでしょう。
まだ間に合う!クリスマスは恋人と過ごしたい!
そんな人は、マッチングアプリを使って出会いのチャンスを広げよう
最近では「クリぼっち」という言葉が浸透し、クリスマスを一人で過ごす人が増えています。
しかし、「できれば恋人とロマンチックなクリスマスを過ごしたい!」という方もいいのではないでしょうか。
クリスマスまでまだ時間があるので、今からでもまだ間に合います。
マッチングアプリなどのマッチングサービスをうまく活用し、クリスマスまでに素敵な恋人を見つけて「クリぼっち」を回避しましょう。
- 「クリぼっち」とはクリスマスを一人で過ごす人のことを指す言葉
- クリぼっちの割合は多く、20代~30代の6割〜7割がクリぼっちという調査結果がある
- 「出費を増やしたくない」「一人でゆっくりと過ごしたい」という人はクリぼっちを好む傾向がある
- クリぼっちを楽しく過ごすには、イベントに参加・映画鑑賞がおすすめ
- クリスマスを「クリぼっち」で過ごしたくない人は、マッチングアプリを使うと素敵な相手を見つけることができる