「おぼこい」の意味・特徴・使い方を徹底解説!褒め言葉として使える?
「おぼこい」と言われたことはありますか?
上司や年長者から言われたり、異性から言われたりする機会があるかもしれません。
しかし意味がわからないと、どう反応すべきか悩みますよね。
そもそも「おぼこい」とは方言なのか、今回の記事では、おぼこいの正しい意味や使い方、おぼこい人の特徴について徹底解説します。
Contents
どこの方言?「おぼこい」の意味とは
「おぼこい」という言葉は、主に西日本で使われる方言で、「世間ずれしていない、初々しい、幼くて可愛らしい」といった意味合いを持つ言葉です。
特に女性や子どもに対して使われることが多く、まだ純粋で、物事に染まっていない様子を表現します。
おぼこいって褒め言葉?正しい使い方と例文集
「おぼこい」は、「初々しくて可愛らしい」という意味ですが、その使い方を誤ると「世間知らず」「幼い」といったネガティブな意味で受け取られるリスクがあります。
褒め言葉としての「おぼこい」
「おぼこい」を褒め言葉として使う場合は「純粋さ」「愛らしさ」といった、精神的な魅力や外見に限定して使うのがコツです。
- 恋愛での使用例文「初めてのデートで照れてる姿が、すごくおぼこくて可愛かったよ。」
- 外見や天真爛漫な振る舞い例文: 「彼女は年齢よりもずっとおぼこい顔立ちで、その純粋さに癒やされる。」
「おぼこい」悪口や皮肉と受け取られかねないシーン
「おぼこい」が「未熟さ」や「世間知らず」を指摘する意味になる場合は悪口になってしまうので注意が必要です。
また目上の人に使うのは失礼に当たるので使用するのは避けましょう。
- 仕事や議論の場
- 例文: 「あなたの意見はまだおぼこい考え方だね。」
- 目上の人に向けて
- 例文: 「部長の反応はおぼこくて可愛いですね。」
あどけなさの残るおぼこい人の特徴

ローカル色強めの「おぼこい」ですが、実際にはどんな人が「おぼこい」といわれるのでしょうか。
ここでは、あどけなさの残るおぼこい人の特徴を紹介します。
ピュアで純粋
子供を意味する「おぼこ」を形容詞化した「おぼこい」だけに、「おぼこいね」と言われるのは子供のようにピュアで純粋な人です。
人を利用するような腹黒さとは無縁で、何事にも子供のように素直に喜んだり驚いたりするさまが「おぼこい」と表現されるのです。
無邪気で元気
小学生のような無邪気で元気な人も「おぼこい」と呼ばれます。
感情表現が豊かで、はつらつとした様子が子供っぽく映るからです。
素直で聞き分けがいい
素直で聞き分けがいい人も「おぼこい」と言われます。
同じ子供っぽいでも、こちらは優等生のイメージです。
元気で純真なだけでなく、大人の言うことに逆らわず何でも聞き入れる性格が初々しいと感じられるのです。
童顔で幼い
童顔で幼い外見もおぼこい人の特徴です。
この場合、実年齢は関係ありません。
30代でも40代でも大きな瞳に丸顔の幼い顔立ちだと「いくつになってもおぼこいね」と言われます。
大人に見られたい人は嫌かもしれませんが、いつまでも若く見られたい人にとってはこれ以上ない褒め言葉ですね。
天真爛漫
天真爛漫とは、
- 飾り気がない
- 好奇心旺盛
- 素直な性格
- 愛嬌がある…など
おぼこいと思われる要素がふんだんにあります。
無邪気な様子は、誰が見てもおぼこく映りますね。
世間知らずで理想が高い
少々皮肉じみた意味合いになりますが、世間知らずで理想が高いのもおぼこい人の特徴です。
何事にも真っ直ぐで妥協しない点が、若いがゆえの傲慢さに見えるというわけです。
子供っぽい部分が逆手になってしまったケースでしょう。
自己中心的でわがまま
子供らしい天衣無縫さは、ときに自己中心的でわがままに見えることもあります。
そんなときはネガティブな意味で「おぼこい」と言われてしまうことがあるでしょう。
「君の行動はおぼこいね」と言われたら、このケースを疑ってみましょう。
どう返したらいい?おぼこいと言われたときの答え方
人が「おぼこい」と言うのは、ネガティブな意味もあればポジティブな意味もあります。
相手が何を含んで「おぼこい」と言ってきているのか、理解したうえで答え方を考える必要があるでしょう。
最後に、おぼこいと言われたときの答え方を紹介します。
どういう意味か聞いてみる
「おぼこい」と言われたときの意味がわからないときは、相手にどういう意味か聞いてみましょう。
とくに若い世代は「おぼこい」を知らない人が多いですから、意味を聞いても不快になる人はそれほどいません。
良い意味であればその意味を教えてくれるでしょうし、嫌味のつもりなら言葉を濁すはずです。
いい意味のときは素直に受け入れる
「おぼこい」がいい意味のときは素直に受け入れるようにしましょう。
褒められると「そんなことないです」と卑下してしまう人がいますが、相手の好意を否定してしまうことになります。
恥ずかしいかもしれませんが、素直に喜んでお礼を言いましょう。
きっとさらに好印象を持ってもらえるはずです。
悪い意味のときは反省する
相手の表情や言い方から、明らかに良い意味ではないことに察しはつくでしょう。
あきらかに悪い意味のときは反省することが大切です。
どんな理由があれ、相手はあなたのことを子供っぽい、あるいは未熟と感じているのでしょう。
改めるべき点は素直に認め、二度と同じことを繰り返さないことが大切です。
嫌味っぽい表現は面白くないかもしれませんが、ここは成長の機会と捉えるのが得策です。
さらっと受けながす
童顔だったり、見た目が若かったりという理由で「おぼこい」といわれることもあります。
相手は褒めているつもりでも、子供っぽく見られたくない人にとってはあまり嬉しくありませんよね。
しかし、いちいち自己主張するのも角が立ってしまうので、さらっと受けながすのがおすすめです。
「いくつになってもおぼこいねー」と言われたら「えー、そうですかー」と流してしまいましょう。
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おぼこいと言われたときは相手の気持ちを汲み取ろう!

言葉には良い意味と悪い意味の両方で使われるものがあり、「おぼこい」もその一つです。
基本的には良い意味で使われますが、稀にネガティブな意味でも使われるので「おぼこい」と言われたり、言ったりするときは注意しましょう。
「おぼこい」と言われたときは、相手の気持ちを汲み取ることが重要です。
「子供っぽくてかわいい」のか、「子供っぽくて疲れる」と思っているのか、察するようにしましょう。
また、自分が「おぼこい」と使う場合は相手に不快な思いをさせないようポジティブなおぼこいを伝えてあげると、喜んでもらえるかもしれません。
適切な使い方で、コミュニケーションを満足させてくださいね!
- 「おぼこい」は子供っぽい・初々しいという意味の方言
- 「おぼこい」は元は関西圏で使われていた方言だが今は各地で使われている
- おぼこい人は、純粋や素直といった子供っぽいポジティブな特徴がほとんど
- おぼこいと言われたときは、意味に合わせて答え方を考えよう
- おぼこいと言われたときは、相手の気持ちを汲み取ることが大切




