幼馴染の意味や定義とは?恋愛や結婚するのはアリ?メリットやデメリットも
幼馴染といえば、長い付き合いでお互いに気心の知れた相手というイメージがありますが、実際にはどのような間柄を指すのでしょうか。
相手が異性の場合、恋愛や結婚に発展することがあるかどうかも気になるところです。
今回の記事では、幼馴染の意味や定義、恋愛や結婚の可能性とメリット・デメリットについて解説します。
Contents
幼馴染とは?
幼馴染にはどのような意味があるのでしょうか。
まずは、言葉の意味を見てみましょう。
幼馴染の意味
幼馴染という言葉について、Weblio辞書では以下のように説明されています。
幼馴染の定義
何歳ごろに会えば『幼馴染』になるのか、出会った年齢についての明確な定義は定められていません。
『幼馴染』に使われている『幼い』とは、一般的に親といった責任者の保護が必要な年齢を指します。
さらに、幼児の定義を児童福祉法で『満1歳から小学校就学の始期に達するまでの者』と定めているのを加味すると、幼馴染とは『小学生になりたての7歳頃までに出会った人』と考えるのが妥当かもしれませんね。
幼馴染に性別は関係ナシ!
幼馴染には本来、性別は関係ありません。
同性でも異性でも、小さいころからの顔馴染みであれば『幼馴染』と呼べます。
しかし、最近では恋愛ゲームや小説などの創作作品に幼馴染カップルが登場することも多いので、幼馴染=異性の友人と連想する人も増えています。
幼馴染と呼べるのはどんな人?
小さいころからの顔馴染みだからといって、すべての人が幼馴染と呼ばれるわけではありません。
ここでは、幼馴染と呼べる人に見られる特徴を見てみましょう。
悩み事も気軽に話せる
付き合いが長いからこそ、幼馴染にはどんな悩みも気軽に話せるという人は多くいます。
小さな頃からお互いをよく知っていて、気兼ねなく話せるからこそでしょう。
親や兄弟に言えないことでも相談できるので、身内以上に近い関係と感じている人もいるほどです。
お互いの家族と気兼ねなく話せる
幼い頃の付き合いは家族ぐるみの場合も多いので、お互いの家族と気兼ねなく話せるのも幼馴染ならではの特徴です。
血縁はないものの、幼馴染の親とは身内感覚で接しているという人も多くいます。
盛り上がる昔話がたくさんある
付き合いが長いだけに、盛り上がる昔話がたくさんあるのも幼馴染の特徴です。
保育園や幼稚園時代の思い出話でも、幼馴染となら何度でも話に花を咲かせられるもの。
お互い語りだせば次から次へと記憶が蘇り、いつまでたっても話題が尽きることはないのです。
子どもの頃の写真によく写っている
小さいころから一緒に遊んでいた幼馴染なら、子どもの頃の写真にもよく写っているものです。
卒園・卒業アルバムはもちろん、家族ぐるみの付き合いなら思い出の写真にも幼馴染の姿があるはずです。
共通の知り合いが多い
付き合いが長いだけに、共通の知り合いが多いのも幼馴染ならではです。
小学校が同じなら、引っ越しや私立受験がない限りは中学も同じ顔ぶれが揃うもの。
家が近所なら休みの日に顔を合わせることも多く、友達の友達と一緒に遊べば共通の知り合いも自然と増えていきます。
普段とは違う姿にドキッとする
素を知っているからこそ、普段とは違う姿にドキッとさせられるのが幼馴染です。
ビシッと決めたスーツ姿やばっちりメイク、ヘアアレンジを加えた姿には、思わずときめいてしまうのです。
なかにはそんな姿をみて異性として意識するようになり、カップルになった人もいます。
ギャップ萌えから恋が始まるのは、幼馴染カップルあるあるかもしれませんね。
幼馴染との恋愛や結婚はアリ?
創作作品にはよくあるパターンですが、幼馴染との恋愛や結婚はアリなのでしょうか。
最後に、幼馴染をパートナーにするメリットとデメリットについて見ていきましょう。
幼馴染とは良い関係になれる可能性大!
一緒にいて気疲れせず素でいられる幼馴染は、恋人同士になっても良い関係になれる可能性が高いといえます。
しかし、恋愛感情を意識しても気まずくなりたくないという理由で一歩踏み出せない人や、お互いを家族ぐるみで知り尽くしているからこそ照れくさいといった理由で関係を進めない人もいます。
また、近すぎるがゆえに恋愛感情なのかどうかの判断が付かず、なかなか先に進めないという人もいるので、幼馴染同士を恋愛関係に発展させるのは難しさが伴うといえるでしょう。
そこを打開できれば、お互いにとって最良のパートナーになれるはずです。
幼馴染をパートナーにするメリット
幼馴染をパートナーにするメリットは、以下のようなものがあります。
- お互いのことをよく知っているので思い違いが少ない
- 自然体で接することができる
- 家族からの承諾を得やすい
長い時間をかけて関係を築いてきているので、お互いのことをよく知っていて自然体でいられるというのは最大のメリットといえるでしょう。
「思っていた人と違った」というよくある別れの理由も、幼馴染カップルや夫婦には無縁の言葉です。
また結婚したいと思ったときも、お互いの家族から認めてもらいやすくなります。
結婚後に義家族との付き合いにストレスを感じる人もいますが、幼馴染婚であれば昔からの流れのまま付き合えるのでそこまで難しさは感じないでしょう。
幼馴染をパートナーにするデメリット
相性の良い幼馴染同士の恋愛ですが、デメリットがないわけではありません。
幼馴染をパートナーにするデメリットには、以下のようなものがあります。
- 恋愛特有のときめきやドキドキ感が少ない
- 別れたあとが気まずい
- 拗れたときの影響が大きい
長年一緒にいた分ときめきが少ないので、ドキドキする恋に憧れている人は物足りなさを感じるでしょう。
それに別れた場合は、人間関係で気まずい思いをする場面が増えてしまいます。
幼馴染は共通の友達が多いので、もし浮気といった不誠実な態度が原因で破局した場合は友人も失う可能性もゼロではありません。
家族に気を遣わせてしまったり、大事に発展すれば付き合いごとなくなってしまったりすることもあります。
幼馴染と付き合うなら遊び気分ではなく、本当に好きかどうか、自分の気持ちをよく確かめた上で関係を進めましょう。
幼馴染に明確な定義はなし!パートナーにするなら相性抜群な可能性も!
小さい頃からの友達である幼馴染ですが、出会った年齢が何歳ごろといった明確な定義はありません。
一般的には7歳ごろまでに出会った相手が幼馴染と見なされることが多いようです。
年頃になってくると異性の幼馴染が気になってくる人もいますが、パートナーにするなら相性抜群な可能性もあります。
お互い気心が知れているだけに恋のときめきはあまり感じられないかもしれませんが、背伸びせず居心地の良い関係性を築けるでしょう。
人との関係はいろいろありますが、幼馴染だけは大人になってから作ることはできません。
喧嘩をすることもあるかもしれませんが、これまでの縁を大切にしていきましょう。
- 幼馴染とは物心がつく頃からの顔馴染みのことで、出会った年齢に定義はないが、一般的には7歳ごろまでに出会った相手と考えるのが妥当で、性別も特に決まりはない
- 幼馴染と呼べる人の特徴は、悩み事も気軽に話せる・お互いの家族と気兼ねなく話せる・盛り上がる昔話がたくさんある・子どもの頃の写真によく写っている・共通の知り合いが多い・普段とは違う姿にドキッとする
- 幼馴染との恋愛や結婚では良い関係になれる可能性大
- 幼馴染をパートナーにするメリットは、「お互いのことをよく知っているので思い違いが少ない」「自然体で接することができる」「家族からの承諾を得やすい」
- 幼馴染をパートナーにするデメリットは、「恋愛特有のときめきやドキドキ感が少ない」「別れたあとが気まずい」「拗れたときの影響が大きい」