浮気の定義や不倫との違いとは?どこからが浮気?浮気する男女の特徴も
付き合っている相手がいるにもかかわらず、他の異性と関係を持つのはパートナーを傷つける行為です。
恋人を悲しませる浮気はしないに越したことはありませんが、そもそもどこから浮気と見なされるのでしょうか。
今回の記事では、浮気の定義や不倫との違い、浮気する男女の特徴について解説します。
Contents
浮気とは?
ほとんどの人が浮気は良くないと考えていますが、その定義となると意外と曖昧です。
まずは、浮気の定義と不倫との違いについて見ていきましょう。
浮気の定義とは?
そもそも浮気とはどのような意味なのでしょうか。
一般的に浮気は「パートナーがいるにもかかわらず、パートナーではない異性と親しくなること」と定義づけられています。
また、「心変わりしやすく一つのことに集中できないこと」「気持ちが浮ついて考えが浅いこと」といった意味もあり、恋愛以外でも使われる言葉です。
不倫との違いは?
パートナーがいるのに他の異性と親しくなることを表す言葉としては、浮気のほかに「不倫」があります。
ニュアンスは似ていますが、全く同じ意味というわけではありません。
不倫とは倫理的ではないという意味で、不道徳であること、あるいは不道徳な男女関係を指します。
倫理的ではないと見なされるのは、不倫が婚姻関係を前提としているからです。
法的には不貞行為に当たり、その定義は性的な関係を結ぶこととされています。
なので、恋愛感情を抱いただけでは不倫にはなりません。
また、未婚のカップルであれば肉体関係があっても不倫とはいわないのです。
浮気をするのは男性と女性どちらが多い?
実際に浮気をする人はどの程度いるのでしょうか。
男性と女性のどちらが多いかも気になるところです。
Lovatomy運営事務局が18〜67歳の男女800名を対象に行なった調査では、浮気経験のある男性は22.3%、女性は18.86%となっています。
調査結果によると、男女ともに浮気をする人の割合は約2割程度で、男性の方が若干浮気率は高いといえそうです。
どこからが浮気になる?
浮気の基準は個人差が大きいので、最終的にはパートナーがどう受け止めるかによります。
とはいえ、一般的に浮気の判断材料は「恋愛感情の有無」「親密な関係性の構築」「性的関係の有無」の3点といわれています。
明確に恋愛感情がある、頻繁に連絡を取り合う、マッチングアプリに登録したり合コンに参加するなどの行動があれば、浮気とみなされる可能性が高いのです。
当然、2人きりの旅行や外泊も性的関係が連想されるので例外ではありません。
ただし、2人きりでの食事の場合は、親密度によると考える人が多いでしょう。
また、ハグや手繋ぎといったスキンシップは、少数派ではあるものの気にならないという人もいます。
個人の価値観によって変わるものなので、最終的には嫌な人パートナーの判断に委ねられるといえるでしょう。
なぜ浮気をする?浮気する人の心理
好きな人と付き合っているにもかかわらず、なぜ浮気をしてしまうのでしょうか。
ここでは、浮気する人の心理について見ていきましょう。
性欲を満たしたい
男性に多いのが性欲を満たしたくて浮気をするパターンです。
この場合、パートナーとの性関係に満足できていないことが主な原因となります。
性欲を満たしたいだけなので、恋愛感情が全くないことも珍しくありません。
誰かに必要とされたい
女性に多いのが、誰かに必要とされたくて浮気してしまうパターンです。
原因としては、自己肯定感が低いことが挙げられます。
他人に必要とされて初めて自分の存在意義を実感できるので、体目的の人からの誘いを断れないのです。
いわゆる承認欲求を満たすための性的関係なのですが、自分を必要としてくれる相手に精神的に依存してしまうことも少なくありません。
パートナーからの愛情が足りない
パートナーからの愛情が足りないと感じている人も、浮気をしやすい傾向にあります。
愛情の感じ方には個人差があるので、普段と変わらない付き合いをしているにもかかわらず不安を感じてしまう人もいます。
脳内で分泌される神経伝達物質セロトニンは精神を安定させる働きがあり、量が減少すると不安に駆られやすくなります。
そのため相手の態度に変化がなくても、セロトニンの分泌低下によってパートナーからの愛情が足りないと感じてしまうこともあるのです。
刺激がほしい
関係がマンネリ化し始めると、新鮮さや刺激を求め始める人もいます。
一緒にいるのが当たり前になり、デートも毎回変わり映えしなくなってくると、刺激がほしくて浮気に走ってしまうのです。
浮気は秘密の関係というだけで刺激的に感じられるので、どんどんはまってしまうことも珍しくありません。
浮気を悪いことだと思っていない
なかには性に対して奔放で、浮気を悪いことだと思っていない人もいます。
こうした心理のある人は、他の異性と関係を持つことに抵抗がありません。
それどころか、パートナーにバレないようするのは愛情であり優しさとさえ思っているのです。
浮気がバレたところで悪びれることもないので、せっかく隠しているのにわざわざ知りたがる方が悪いと開き直ることもあります。
浮気をする人の特徴
意外と見た目では浮気性かどうかは判断できないものですが、どのような人物が浮気をしたがるのでしょうか。
最後に、浮気をする人の特徴を紹介します。
男女共通|交友関係が広い
そもそも、出会いがなければ浮気は始まりません。
浮気をする人は男女ともに交友関係が広いのが特徴です。
知り合いが多ければ、それだけ心惹かれる異性に出会う可能性もあるからです。
男性|フットワークが軽い
恋人とデートしながら空いた時間に他の女性にアプローチするわけですから、ある程度フットワークが軽くないと浮気は難しいといっていいでしょう。
なかには浮気相手に本命がいることを悟られることなく、二股交際を続ける男性もいます。
男性|スマホを常に手放さない
浮気中の男性は警戒心の塊で、スマホを常に手放しません。
浮気相手と会うチャンスを逃さないよう、またパートナーにそのやりとりを見られないよう、スマホを肌身離さず持ち歩いています。
しかしなかには社用や仕事用で2台持ちの人もいるので、浮気疑惑が持ちあがったら複数台を使い分けていないかチェックした方がいいでしょう。
女性|寂しがりやで束縛する
女性の場合、浮気は彼氏といても満たされない承認欲求や不安感の解消を目的としていることも多くあります。
だからこそ、浮気性の女性は寂しがりやで束縛する傾向が強いのです。
彼氏といえども四六時中そばにいられるわけではないので、誰でもいいから心の隙間を埋めてくれる男性を求めてしまうのです。
女性|飽き性
浮気する女性は飽き性なところもあります。
関係が安定してくると彼氏との関係に飽きてしまって他の男性に目移りしてしまうのです。
だからといって、恋人と別れて違う男性と付き合うことは考えていません。
なぜなら、本命に隠れて浮気をする方が刺激的だからです。
浮気はパートナーを傷つける行為!浮気に走りそうな場合は話し合って問題を解決しよう
交際相手がいるのに、他の異性と親しくなるのは考えものです。
バレなければいいと軽く考えている人もいますが、浮気はパートナーを傷つける行為にほかなりません。
自分が浮気に走りそうな場合は話し合って問題を解決しましょう。
ほかに好きな人ができたらアプローチの前に、今の恋人との関係を見直すことが大切です。
もし孤独感や不安から他の異性に惹かれるのであれば、パートナーに今の気持ちを伝えることで改善できることはあるはずです。
自分自身が置かれた状況としっかり向き合っていきましょう。
- 浮気とはパートナーではない異性に恋愛感情を抱いたり親しくなったりすることで、既婚者が他の異性と性的な関係を結ぶ不倫とは意味が異なる
- 浮気する人の割合は約2割程度で、男性の方が女性よりもやや浮気率が高い
- 浮気の基準は個人差が大きいものの、一般的に「恋愛感情の有無」「親密な関係性の構築」「性的関係の有無」が判断材料となる
- 浮気する人の心理は、性欲を満たしたい・誰かに必要とされたい・パートナーからの愛情が足りない・刺激がほしい・浮気を悪いことだと思っていない
- 浮気をする人は男女ともに交友関係が広く、男性の場合は「フットワークが軽い」「スマホを常に手放さない」、女性の場合は「は寂しがりやで束縛する」「飽き性」