ほだされる(絆される)とは?意味・類語・使い方や恋愛への影響力を解説!
「彼の笑顔にほだされた」「つい情にほだされたよ」なんていう会話を聞いたことはありませんか。
しかし、よく耳にする「ほだされる」という用語について詳しく説明できる人は少ないのが実情です。
そこで今回の記事では「ほだされる」の意味や類語、さらには「ほだされる」ことの恋愛への影響について解説していきます。
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絆される(ほだされる)とは?
「ほだされる」とは難読漢字としてクイズに出されることがあり、絆されると書きます。
会話で耳にすることがあっても、文章やメールで使うことは少なく正しい意味を理解していない人も多いです。
そこで、この章では「ほだされる」の意味についてしっかり見ていきましょう。
ほだされるの意味
「ほだされる」とは、情に訴えられたゆえに相手の要求を受け入れることを意味します。
相手の熱意や健気さに気持ちを動かされ、自分の意志を曲げて違う行動をとったときなどに使う言葉です。
ただし、強制させたことや騙されて利用された場合は「ほだされる」とは表現しません。
あくまで、自分の考えよりも相手への同情心などが上回ってしまったがために、行動を変えることを「ほだされる」というのです。
ほだされるの類語
ほだされるの類語には以下のようなものがあります。
- 吞まされる
- 承諾する
- 心を動かされる
- 影響を受ける、など
いずれも、相手の説得や意見によって要求を受け入れたり、行動を変えたりすることを意味します。
また、より心情に訴えかけられた状況を示す場合は
- 同情する
- 不憫に思う
- 身につまされる
といった表現も近い意味になるでしょう。
ほだされるの対義語
「ほだされる」の対義語は、逆にまったく相手に影響を受けない様子を表すものになります。
- にべもない
- 意に介さない
- 歯牙にもかけない
- 取り付く島もない
いずれも、どんなに情に訴えたとしても全く効果がない様を意味します。
「ほだされる」の正しい使い方(例文付き)
続いては「ほだされる」の正しい使い方を例文とともに解説していきます。
相手の感情に負けたとき
ほだされるという言葉は、相手の感情や熱意によって心が動かされたとき、さらに言えば相手の気持ちに負けて要求を承諾したときに使われます。
<例文>
- あまりに販売員が熱心に頼むので、情にほだされて日本酒を購入してしまった
- こちらの厳しい態度に負けず、けなげに努力を続けている弟子の態度にほだされた
相手の意見に共感したとき
「ほだされる」という言い回しは、相手から要求を承諾した場面でのみ使われるとは限りません。
単純に心を動かされる、共感して受け入れる、などの意味で使用されることもあります。
<例文>
- 子供たちの無邪気な笑顔に、彼もついほだされたようだ
- 子猫の可愛らしい鳴き声にほだされて、つい一緒に遊んでしまった
遊び・片想いにも有効な「ほだされる」恋愛心理
「片思いの相手に恋愛対象としてみられていない…」なんて悩みはよくあること。
しかし、相手の感情をほだすことができれば一発逆転できる可能性ありです。
ここでは恋愛における「ほだされる」心理や、その有効性について解説していきます。
相性がいい
恋愛といえどやはり人と人との付き合い。
相性がいい人同士では、一緒にいて心地良さを感じやすいものです。
たとえ遊び相手や恋愛対象外の相手でも、人としての相性の良さが上回れば「付き合うのもアリかな…」とほだされる可能性アリといえるでしょう。
自分のことを一番に考えてくれる
自分のことを一番に考えてくれるような人は邪険にはできないもの。
いつも優しく接してくれる、気持ちに寄り添って話を聞いてくれるなど、自分のことを本当に大切にしてくれているなという実感があれば、ほだされてしまう人も少なくありません。
また、本命がいたとしてももっと優しい相手がいれば、そちらに惹かれてしまうのは自然なことでしょう。
性格・人間的に素晴らしい
性格の良い人や人間的に素晴らしい人はやはり魅力的なものです。
困った人には手を差し伸べることができる、絶対に人の悪口は言わないなど、普段からの態度にも人間性は表れます。
そうした姿を見ていれば、たとえ恋愛対象じゃなかったとしても自然とほだされてしまうでしょう。
本命を超える愛情
本命のいる相手の場合、心をつかむのはなかなか難しいかもしれません。
しかしその本命を超えた愛情を注ぐことで、相手がほだされる可能性もゼロではないでしょう。
それほどの愛情を見せるのは大変ですが、本気で好きであればきっとその気持ちは伝わるはずです。
めげずに何度も告白された
たいして好きじゃない相手にほだされたエピソードで多いのが、「何度も告白された」というもの。
普通なら一度の告白でめげてしまいますよね。
しかし、心を折られずに何度も告白してくる一途さには、いつしか心惹かれてしまうこともあるのです。
ただし、本当に拒否されている場合は迷惑になってしまうので、そのあたりの見極めはしっかりしましょう。
失恋したとき誰よりも支えてくれた
失恋したときに誰よりも支えてくれた相手にほだされる、ということも珍しくありません。
悩んでいるときや苦しんでいるときこそ、側にいてくれた人の大切さを実感するのです。
もしも好きな人が失恋で悲しんでいたら、真摯に支えてあげることをおすすめします。
自分の想いを周囲にも話していた
好きな気持ちを周囲にも話していたことが、回りまわって本人の耳に入ることでほだされる場合もあるようです。
直接本人から聞くよりも、第三者の意見として知るほうが想いが強く伝わるのでしょう。
周囲を味方につける意味でも、共通の友人に恋愛相談しておくのはおすすめです。
マッチングアプリでほだされる相手に出会おう
素敵な異性からの積極的なアプローチは熱意と誠意が溢れている証拠です。
ほだされる相手に出会えたら熱い恋愛がスタートするでしょう。
しかし、ほだされるほど心を動かされる出会いは人生にそれほど多くありません。
素敵な出会いを見つけたいならマッチングアプリを利用してみましょう。
おすすめは累計会員数3,000万を突破しているマッチングアプリ「ハッピーメール」です。
ハッピーメールでほだされる熱い相手を見つけましょう。
仕事も恋もほだしたもの勝ち!
「ほだされて付き合った」と聞くと、どことなく「仕方なく」といったニュアンスを感じるかもしれません。
しかし、ほだされるにはそれなりの理由があるもの。
ほだされた、ということはその相手にそれなりに心を動かされたということであり、妥協やいやいやながらでは決してないのです。
むしろ、相手をほだすことは恋愛において十分有効な方法といえるでしょう。
このページで紹介しているほだされる恋愛心理を参考に、ぜひ仕事でも恋でもターゲットをほだして目的達成を目指してくださいね。
- 「ほだされる」とは相手の熱意や働きかけによって情が動かされること
- 「ほだされる」心理をくすぐることは恋愛においても有効!愛情の強さや何度も告白してくる一途さによってほだされる人もいる
- 恋愛対象外の相手や本命以外の相手でも、ほだされて「恋」に変わることもある!