エアプの意味とは?ネット・ゲーム上での使い方や例など解説
みなさんは「エアプ」という言葉を聞いたことがありますか?
エアプとはネット用語のひとつなのですが、よく意味がわからないという人は多いでしょう。
この記事では、エアプの意味や由来、使い方、エアプする人の特徴について解説します。
Contents
「エアプ」の意味とは
そもそもエアプとは、どのような意味なのでしょうか?
エアプとは「エアプレイヤー」や「エアプレイ」の略であり、未経験なのにもかかわらず、まるで経験者や玄人のように振る舞うことです。
主にオンラインゲームや配信、ソーシャルゲーム、SNSなどで利用されます。
ネット世界では多用される言葉なので、意味や使い方を覚えておいたほうがいいでしょう。
エアプの由来や語源
ここでは、エアプの由来や語源について見ていきましょう。
エアプの由来は、エアギターが語源だと言われています。
エアギターとは、ギターを持っていない状態で、実際にギターを演奏しているように見せるパフォーマンスのことです。
そこから、実際にやっているかのように振る舞うことを「エア〇〇」と言われるようになりました。
2016年頃から若者言葉として、ネット上で使用されるようになったようです。
エアプする人の特徴
ネット世界においてエアプする人は嫌われやすいですが、どのような人たちがエアプする傾向にあるのでしょうか?
ここでは、エアプする人の特徴4選を紹介します。
自分に当てはまる項目がないかどうかチェックしてみましょう。
自己肯定感が低い
エアプする人は自己肯定感が低いという特徴があります。
自己肯定感とは、自分の存在そのものを認める感覚のことです。
エアプする人はありのままの自分に自信が持てず「他人から嫌われたらどうしよう…」と、いつも不安を感じてしまいます。
だからこそ、知ったかぶりをしてしまうのです。
見栄っ張りで噓つき
エアプする人は見栄っ張りで嘘つきという特徴もあるでしょう。
このタイプの人たちは自尊心が強いので、他人から見下されることを極端に嫌います。
そのため、本当はできなくても自分を偽って、できる人のように振る舞うのです。
自尊心を満たすために嘘ばかりついていると、周りからの信頼をなくしてしまうので注意しましょう。
専門用語をよく使う
エアプする人は専門用語をよく使いがちです。
他人からの評価を気にしすぎる傾向が強く、周りからよく思われようと必死になります。
だからこそ、専門用語などを多用して、知識が豊富なことをアピールしたいのです。
基本的には難しい言葉を使わないほうが話を理解しやすくなり、他人に伝わりやすくなります。
しかし、エアプする人は自分がどう思われるかしか考えることができないのです。
承認欲求が強い
エアプする人は承認欲求が強いという特徴もあります。
エアプする人は注目を集めたい・高く評価してもらいたいという欲求が強いです。
そのため、エアプ発言をして少しでも周りから評価してもらおうとするのでしょう。
人間は誰しも承認欲求を持っていますが、エアプする人は人一倍その欲求が強いのです。
エアプの使い方・例文
現在エアプという言葉は、さまざまな使い方をするようになりました。
具体的にどのような場面で、どんな使い方をするのか気になりますよね。
最後に、エアプの使い方や例文について紹介します。
エアプ乙
エアプの使い方一つ目は「エアプ乙」です。
ネット用語において「乙」とは「お疲れ様です」という意味をあらわします。
そのため、基本的に乙という言葉は、人をねぎらうときに使うので、ポジティブな言葉です。
しかし、エアプ乙は「知ったかぶりはもういいですよ、お疲れ様です」というニュアンスで使われるため、人を小馬鹿にするような使い方をします。
エアプ認定
二つ目の使い方は「エアプ認定」です。
エアプ認定は、知ったかぶりをしているのがバレたときに使用されます。
たとえば、ゲーム配信中に配信者がゲームの攻略法を話しているときに、間違った情報を伝えてしまいました。
そのときに、視聴者から「エアプ認定!」とコメント欄に書き込まれます。
〇〇エアプ
三つ目は「〇〇エアプ」です。
この言葉は、実際に〇〇をしていないのに知ったかぶり発言をする人のことを表現するときに使います。
たとえば、田舎に住んでいないのに田舎トークをする人は田舎エアプ、恋愛経験がないのに恋愛を語る人は恋愛エアプなど。
他にもさまざまなバリエーションがあるため、いろいろな使われ方をすることを覚えておきましょう。
お前こそエアプだろ
最後は「お前こそエアプだろ」です。
この言葉は「エアプですよね?」と煽られたときに「お前こそエアプだろ!」と切り返すときに使われます。
ただし、大抵の場合は、エアプの人同士で争うときに使用されるため、レベルの低い戦いになることが多いです。
そのため、トラブルにならないように、エアプという言葉はあまり使用しないほうがいいかもしれません。
エアプは人から嫌われやすい!知ったかぶりは控えましょう!
エアプとは本当は知識がなくほとんどやったこともないのに、経験者のような振る舞いをしてしまうことです。
ネット上において、エアプする人は嫌われやすいので、エアプ行動は控えたほうがいいでしょう。
また、エアプをすると自分にも他人にも嘘をつくことになるため、他人からの信頼をなくし、自己肯定感も下がってしまいます。
そういった面からも、知ったかぶりをせず、わからないことは素直に相手に伝えるようにしましょう。
- エアプとは、未経験の人たちがまるで経験者のようにして振る舞うこと
- エアプの語源はエアギターであり、実際に2016年ごろから使われはじめた
- エアプする人は自己肯定感が低い・見栄っ張りの嘘つき・承認欲求が強いなどの特徴がある
- エアプは他人からネガティブな印象を持たれるため、知ったかぶりをしないようにしよう